城南コベッツ馬込沢駅前教室

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馬込沢駅前教室のメッセージ

2021年中学教科書改訂【数学は統計分野に大きな変化】

2021.01.18

城南コベッツ馬込沢駅前です。

前回に引き続き、来年度中学教科書改訂について、
高校受験に影響しそうな変更点を見ていきたいと思います。

今回は「数学」です。

小・中学校学習指導要領等の改訂のポイントにおける

理数教育の改善事項のひとつとして、

「必要なデータを収集・分析し、その傾向を踏まえて課題を解決するための統計教育の充実」

が掲げられています。

こうした考えから、
統計単元の学習には大きな変化が見られます。

まず、中学単元からなくなるものとして、
中央値・最頻値・階級といったものが小6単元へと移動してしまっています。

特に「中央値(メジアン)」の問題は高校受験でもよく出題されてきており、
元々中1単元ではあったものの、得点しやすいところであったため、受験生にも幾度と無く取り組んでもらったところでありました。

が、これからはもう高校受験で見かけることもなくなるのでしょうか?
いえいえ、姿を変えて(第2四分位数)ちゃんと残っていますね。ちょっと安心。

一方、
新たに追加される学習事項としては、

累積度数(中1)

反例(中2)

四分位範囲(中2)

箱ひげ図(中2)

が見られます。

どれもこれまでは高校1年生の単元でしたが、
中1・2年生で学習してしまうことになります。

まぁ、高校生の単元だったとは言っても、そこまで難しいところではないので、しっかり受験に備えておけば大丈夫かなとは思います。

また、新学習指導要領には
「主体的・対話的で深い学び」の視点に立った授業改善を行うことで、学校教育における質の高い学びを実現し、学習内容を深く理解し、資質・能力を身に付け、生涯にわたって能動的(アクティブ)に学び続けるようにすること

ともあります。

このことから数学では

身近な生活の場面を通して数学的に考察するような問題も扱われるようになります。

比例反比例や連立方程式など、
これまでどこか現実味のなかった文章題も、
より身近な場面を想定した問題がでるようになりそうです。

その他、素因数分解や近似値など学習する学年の変更はありますが、

英語と比べると「難しくなる」という印象は少なそうです。

それでも、全科目を通して「思考力」というのはキーワードになり、「難しそう」というものは増えるかもしれませんね。