城南コベッツ笹原駅前教室

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2021.07.01

こんにちは、教室長の木村です。

今日から7月です。中学校の1学期期末テストも終わり、3年生にとっては、高校進学に向けた進路の面談のことも気になり始める時期になってきました。

夏から秋にかけて、いろいろな高校でオープンスクールがあり、それに参加してから志望校を決めようという人もいるでしょう。

あるいは、夏から本格的に受験勉強を始めるという人は、いま塾探しをしている時期かもしれません。

いろいろな悩みが出てくるみなさんに私が紹介したい言葉がこれです。

「人の行く 裏に道あり 花の山」

これは、「人が行く道ではなく、人が行かない裏の道を行くと、きれいな花の山がある」という意味で、一説には千利休が詠んだ句であるとも言われています。

今では、株式相場やビジネスにおける格言のようになっていて、「他人と同じ行動をとらずに、裏をかいて違う行動をとることで、人知れず大きなビジネスチャンスにめぐり会うことができる」といった意味で使われています。

もっとも、実際には「人と違うことをすれば、必ず成功できる」というわけではないので注意が必要ですが、「人と違うことをすることは不安であるかもしれないけれども、状況によっては、そこに大きなチャンスが広がっていることがある」ということは真実なので、あくまでも自分でしっかりと状況を判断しながらということにはなりますが、他の人とは全く違う道に行くことも、恐れずにやっていいのではないかと思うわけです。

ここで一つ数式を示したいと思います。

「1+1=10」

この式を見て、みなさんどのように思いますか?

なにをバカなことを言っているんだ、「1+1=2」が正しい式で、こんな間違い、小学生でもやらないよ!・・・と思うのが普通でしょう。

しかし、もしかしたら、高校に入ってから、数学の先生が、黒板に「1+1=10」と書くかもしれませんよ。決して間違いではなく、本気で。

種明かしをすると、私達がふだん使っている「十進法」の考え方だと「1+1=2」が正しくて「1+1=10」は間違いになりますが、「二進法」で考えた場合には、「1+1=10」が正しい式なのです。

つまり、考え方によっては、ちょっとビックリするような「1+1=10」という式が、正しい式になるわけなのです。(実際には、混乱が生じないようにするために、「二進法」であることを明示することになりますが。)

いろいろと悩むことはあると思いますが、「みんながこうしているから」とか、「みんながこう言っているから」といったことには、必要以上に気を取られずに、自分のやりたいことや、価値観、考え方などを大事にして、自由な発想で物事を考えて、これから自分が進んでいく道を探していってみてはどうでしょうか。