城南コベッツ笹丘教室

笹丘教室、教室長の永田です。

間もなくゴールデンウィークが始まります。今年も新型コロナの影響で自粛の連休になりそうですね⤵　お互いもう少し我慢しましょう。

現在、笹丘教室では順調に授業が進んでいます。今後さらに定期テストの高得点を目指して頑張らせたいと思っています。

さて、今回は「個別指導塾」と「集団塾」について個人的な考えを述べていきます。

どちらがいいのか？　　　　

結論は「どちらもいい」んです。

しかし、向き不向きには個人差があり、保護者・生徒自身がどちらに向いているのかを的確に判断できるかどうかが、定期テストや入試に大きな影響を及ぼします。

実際にこのような例がありました。
小学校５年から通塾しいていた生徒さんは算数の計算はとても早く正確でした。しかし文章題になると全くできません。出てきた数字を適当に足したり、かけたりと全く題意を理解することができませんでした。その生徒さんが小学校を卒業するときに保護者の方から「中学からは近くの有名集団塾に行くので、退塾します」とのご連絡をいただきました。私は、「正負の数までは問題ないけれど、方程式の利用（文章題）で必ず壁にぶつかるだろう。」と直感しました。保護者の方には、少しでも成績に不安が出てきたらご連絡いただくようにご説明して、退塾していただきました。
それから３年間、そのご家庭からは何もお問い合わせはありませんでした。しかし、高校入試の結果を知ってとても残念に思いました。着実に勉強をしていけば、公立高校の普通科に十分合格する学力を持っていたのですが、結局低ランクの高校を受験していました。

「集団塾」で鍛えられて切磋琢磨しながら勉強できる子は集団塾がいいと思います。しかし、「集団塾」は学校の進度を着実に理解しながら進んでいくことには適していません。必ず授業についていけない落ちこぼれが発生します。
「個別指導塾」は個人の学力、能力、性格からカリキュラムを作成していくので、落ちこぼれはほとんど出ません。いつからでもスタートできます。
しかし、学費は当然ですが「個別指導塾」のほうが高くなります。

毎年、当塾では２学期になると「集団塾」から転塾してくる生徒さんを多く見かけます。その子たちのほとんどは大きく成績を上げています。要はその生徒に合った指導ができるかどうかなんです。

保護者の方は、どうかお子さんの特徴をご確認して塾をお選びください。

私は今後も、「個別指導だからできる学習指導」を念頭に運営していこうと思っています。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　笹丘教室　永田康隆