城南コベッツ綾瀬中央教室

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綾瀬中央教室のメッセージ

宿題を「ちゃんと」やるということ

2022.10.18

塾を利用して成績を上げるというのはみなさんがご期待いただくことですが、その過程ではやはり「宿題」が非常に大切です。この宿題をどのようにやるのか、というのは正直大きな意味を持つと思っています。

たとえば、宿題をやるタイミングです。英単語30個の暗記の宿題を出したとして、これをいつやるのかで、覚えられる量が変わるのは言うまでもないことです。英単語の宿題であればやはり日々触れないといけないでしょう。

また、英単語にかかわらず、問題演習の宿題があったとして、これを宿題が出された一週間後、次の授業の直前にやったのでは、すでに内容を忘れてしまっている可能性があり、効果的ではありません。基本的には宿題はまず一度、学習したその日か翌日にやってしまうのが効果的と考えます。ある程度覚えているうちにやることで、きちんと問題を解くこともできますし、記憶の定着につながります。逆に上記のように、次の授業の直前にやろうとすると忘れてしまっており、結局「できなかった」「わからなかった」となり、悪循環を生みます。ギリギリにならないと宿題をやれない、という話はよく聞きますが、これは宿題を「出す」ことだけに意味を置いているからです。きちんと「できるように」という目的で宿題をやることを考え、一度早めにやり、あらためて次の授業の前日などに間違えたところをやり直す、などとすることが大切です。


直しやその練習も重要です。何かをできるようにするためにはきちんと繰り返し練習をすることが必要です。そのためにはきちんと採点をし、間違えたものはできるようになるまで練習したいところです。例えば計算問題であれば、ただ単にできるというだけでなく、スムーズにできるようになるかが大切です。他の人が30秒で解ける問題を自分は2分かかっているのではテストではおそらく解くことはできないでしょう。何度も練習して短時間で解けるようにする、という意識を持つことが大切です。


過程も重要です。特に数学では必要な途中式というものが多くの問題に伴いますが、最低限必要なものまで省略して解いてしまうケースが見られます。正直これは、数学の苦手な人に特に良く見られます。記憶が鮮明のうちは、ある意味できて当然なので、そこからさっそく省略して問題を解くことで、正しいやり方を覚えないことにつながり、次第に忘れていってしまうというのがその理由です。ですから、始めは徹底的に同じことを繰り返し、テストなどでも点を取れるようになれば、多少自分なりの書き方ややり方をしてもよいと思います。多くの場合、省略してしまうのは「面倒だから」が圧倒的に多い理由なので、この点は授業でも生徒さんたちに気を付けるように伝える機会が多いです。


このように宿題をやれるとはじめて「ちゃんと」宿題をやった、と言えるのだと思いますが、これが生徒さんたちにはやはり難しいことです。

当教室は個別指導塾ですが、学習内容をどう教えるか、だけでなく、どのように学習すべきか、ということも生徒さんたちに伝えていくのが私たちの役割だと思っております。