城南コベッツ綾瀬中央教室

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綾瀬中央教室のメッセージ

比較構文の区別【no more than/no less than/not more than/not less thanの意味】

2021.04.13

no more than 、no less thanやnot more than、not less thanなど、
試験によく出るからと暗記はするものの、似ているので混乱して結局わからないということありませんか?

それぞれ、
no more than :~しか
no less than:~も
not more than:多くとも(=at most)
not more than:少なくとも(=at least)
となりますが、なかなか覚えにくいと思います。

英語にはわかりづらいものが他にもあるので、結局使って覚える、というのが一番ではありますが、中には、ある程度理屈があるものがあるので、それを理解することで、覚えられるものがあります。その代表的なものがこれらの構文です。

そこで、これらの構文の考え方をここではご紹介します。

はじめに前提となることを覚えておいてください。これらの構文において、
noは「差が0」
notは「~でない」という否定ということです。

では、実際の例文を見てみましょう。
She has no less than six children.

この文はnoを使っているので、six childrenとの差が0、つまり、彼女には6人子どもがいるということを言っているにすぎません。
わざわざno less thanという言い方をしているのは、6人いることを強調しているからで、ここでは、noのマイナスの意味とlessのマイナスの意味で全体がプラスの意味になり、6人「も」と言っていることになるのです。

次はnotの文を見てみましょう。
She has not less than six children.
notは上でも書いたように、「~でない」という打消しなので、noとは違い、差があるかもしれないのです。
何を打ち消しているかというと、6人より少ないことを否定しており、「6人より少なくない」ということで、結局、6人より多いということになります。
これを言い方を変えて、少なくとも6人、ということです。

no more than やnot more than も同じです。それぞれ、その数ぴったりの「~しか」、その数より多くない「多くとも」という意味になるわけです。

なお、長文中でこれらが出てきた際に、きれいな訳にする必要がないのなら、noなら同じ、notならそれより多いか少ないか、と判断すれば、返り読みをせずに意味を取ることができますので、知っておくと便利です。