上溝教室のメッセージ
教室長紹介
2022.05.20
城南コベッツ上溝教室の教室長の山西です。
「城南コベッツ上溝教室ってどんな塾?」という事を知って頂くため、教室長である私の自己紹介をしたいと思います。
私は現在、東京大学大学院教育学研究科教育心理学コースというところで教育心理学の研究を行っています。
教育心理学というと皆さんにはあまり馴染みがないかもしれませんので、簡単に説明をしますと、人が成長していく過程での心や能力の発達のメカニズムを明らかにする学問になります。
私が教育心理学を研究したいと考えたのは、自分自身の子育て経験がきっかけでした。昨日までできなかったことがある日急に出来るようになる子どもの成長に感動を感じると共に、特に小さい時期は親が子どもに与える影響の大きさに怖さも感じました。
最初は育児や教育に関する書籍を読んでいたのですが、商業的に出版される本の内容は偏りが大きいように感じられ、1次情報である研究論文に直接触れ、自分自身で研究をしたいと思うようになりました。
私の大学院での研究テーマの一つは知的好奇心です。小さい子ども達は日常の様々なものに好奇心を示し、観察したり、触ってみたり、質問をしたりして、どんどんと新しい能力を身に付けていきます。そうした子ども達が本来持っている力である知的好奇心を育める指導を行えるよう、研究を通じて得られた内容を教室での指導に積極的に取り入れています。