上溝教室のメッセージ
英検対策勉強法(英検を知ろう編)
2021.06.01
以前の記事でも触れたように大学受験において英検取得の必要性が高くなっており、当教室でも高2の間に少なくとも英検2級を取得することを推奨しています。今日から4回に分けて英検合格に向けた勉強法について書きたいと思います。
英検対策の勉強法を紹介する前に、今回はまず英検について知って頂くために、簡単に説明をしておきたいと思います。
英検は5級から1級までの試験があり、準1級、準2級があるので全部で7つのレベルに分かれてテストが実施されます。3級が中学卒業程度の英語力、2級が高校卒業程度の英語力に相当するとされており、大学入試では中堅校では2級以上、難関校では準1級以上を取得していると優遇措置を受けられる場合があります。
英検の試験は年に3回実施されており、2級以下は英検が運営する本会場の他、学校などの準会場での受験も可能です。また、コンピューターで試験を実施するS-CBTという受験形式も会場受験と同じ認定証が発行され、そちらも別に3回の受験機会があります(今年度の第2回については受験機会が増やされる特別措置が取られています。)
次に英検のテスト形式ですが、英検1~3級については1次試験と2次試験に分かれており、1次試験ではReading, Writing, Listeningの各パートに分かれた問題が出題されます。また、1次試験合格者のみが2次試験を受験でき、2次試験では面接官によるSpeakingの試験が行われます。(1次試験合格者は1年間は1次試験の免除資格を得て、2次試験を受験することができます)
1次試験では3つのパートが均等に配点されており、「2016年度第1回一次試験では、1級、準1級は各技能での正答率が7割程度、2級以下は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格されています。」(英検HPより)。このため、1つのパートで著しく低い点数だと合格は難しくなるため、各パートをバランスよく学習しておくことが大切になります。
英検の各級の過去の3回分の試験問題は英検のHPから取得できますので、試験内容の確認や本番前の練習に使うことができます。