城南コベッツ反町教室

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2021.11.30

こんにちは。城南コベッツ反町教室・東前です。

今日は勉強法について書いてみようと思います。勉強法というか、「音読」の効果です。

私は国語や英語では音読することをお勧めしています。音読が暗記に役に立つからです。覚えやすくなります。なぜ音読すると覚えやすいのでしょうか?それは、音読が脳の記憶の仕組みにぴったりだからです。

何かを記憶しようとした場合、脳は使っている五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)の数だけ記憶をしてくれます。例えば、英単語を覚えようとした場合、目で見ることだけで覚えようとすると、使っているのは視覚だけなので、記憶は脳の1カ所にとどまります。しかし、音読をして覚えようとすると、目で見るので視覚が、読んだ声が耳に入ってくるので聴覚が、さらに唇が動くので触覚が働きます。つまり、脳の3カ所で記憶されるわけです。

覚えた単語を思い出そうとすることは、脳の中の記憶を探すことになります。脳の中に記憶が1カ所なのと3か所なのでは、どちらが探しやすいかは明らかですね。これが音読の効果です。

食事をしながら音読をすると、味覚と嗅覚も使うので5カ所になりますが、ちょっとお行儀が悪いですね(笑)

ところで、単語や漢字を暗記しようとして、何度も何度も書き取り練習をしている生徒さんを見かけます。書き取りは視覚と触覚が働くので、見るだけよりもいいのですが、ちょっともったいないことをしています。「覚える」ということで大切なことは「思い出す」ということです。もちろん、覚えていないものを思い出すことはできないので覚えようとすることは大切なのですが、それだけでは記憶が定着しません。「思い出す」という作業をすることで、記憶は定着します。

音読で暗記する、そして、覚えたことを思い出す。これが効率的に暗記をする方法です。やってみて下さい。

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2021.11.27

こんにちは。城南コベッツ反町教室・東前です。

反町教室の掲示板には講師達の自己紹介が掲示されています。項目の一つに「いま、はまっていること」というのがあります。「バドミントン」や「将棋」、「バイク」などいろいろなことが書かれています。私は「お城」と書いています。今、というか、何年か前からお城にはまっているというか、お城が気になっています。

きっかけは、4年前に島根県の出雲大社に行ったことです。出雲大社を参拝した後、松江城に行きました。現在、日本にはおよそ200のお城があります。そのうち、江戸時代以前からの天守が残っているのはわずか12のお城だけ。松江城はそのうちの一つになります。そのことを松江城の中の展示で知り、気になりだしました。ちなみに、その12のお城は以下になります。

弘前城  (青森県)
松本城  (長野県)
丸岡城  (福井県)
犬山城  (愛知県)
彦根城  (滋賀県)
姫路城  (兵庫県)
松江城  (島根県)
備中松山城(岡山県)
丸亀城  (香川県)
伊予松山城(愛媛県)
宇和島城 (愛媛県)
高知城  (高知県)

関東にないのが残念ですね。有名な大阪城は大坂夏の陣で焼失したのを昭和に復元したものですね。名古屋城は戦争で消失しています。

さて、神奈川のお城と言えばどこを思い出しますか?「日本の100名城」というのがあって、神奈川県では小田原城が入っていました。小田原城は明治になってから取り壊され、昭和になってから復元されたものです。

この100名城には「続 日本の100名城」という続編があって、その中に小机城と石垣山城が入っています。って、それってどこ?という方も多いかもしれません。小机城は港北区にあって、今は「小机城址市民の森」となっています。石垣山城は小田原市にあって、今は「石垣山一夜城歴史公園」となっています。どちらも天守があるようなものではないようですが、気になりますね。小田原城を含め、3つとも行ったことがないところなので、一度行ってみようと思います。

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2021.11.26

こんにちは。城南コベッツ反町教室・東前です。

先日のテレビ番組で「遖」という漢字がでていました。「みなみ」に「しんにょう」で「あっぱれ」と読みます。

「あっぱれ」という読み方は訓読みですが、この字には音読みはありません。なぜ音読みがないのかというと、日本で作られた漢字(国字)だからです。漢字はもともと中国で作られたものですが、日本でいくつか作られています。それが国字です。

ちなみに、音読みは中国からはいってきた時の読み方、訓読みはその漢字の意味を日本語にしたものです。そのため、国字は基本的には訓読みですが、音読みがあるものもあります。

ところで、「遖」という難しい文字を出しましたが、国字には学校で習うような文字もあります。例えば「働」や「畑」、「枠」、「込」といった文字は常用漢字表にもあり、学校で習いますね。また、単位に使われる「瓩(キログラム)」や「粁(キロメートル)」、「竓(ミリリットル)」といった漢字も国字です。

国字がいくつあるのか調べてみましたが、はっきりとはわかりませんでした。1万字あるという話しもありました。漢検の1級レベルだと、6000もの漢字を覚えることになるので、漢字が1万字以上あることは驚きではないのですが、日本でそれだけ作られているということは驚きです。文字によっては国字かどうか、説が分かれるものもあるそうです。

他の「漢字のはなし」はこちら→クリック

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2021.11.25

こんにちは。城南コベッツ反町教室・東前です。

最近のお子さん、特に小学生って、本当にたくさんの習い事をされていますね。反町教室の生徒さんでも、水泳やバレエ、サッカー、英会話、ピアノなどなど、放課後は毎日何かの習い事という生徒さんも珍しくありません。

一つ残念に思うのは、結構短い期間でやめてしまわれる場合があること。数ヶ月でやめてしまわれたりすることがあります。

私は小学生から中学生にかけては、そろばんと書道を習っていました(書道を習ったにしては字が...は、よく言われます・笑)。どちらも小学校2年生から始めて、そろばんは6年生まで、書道は中学1年生までやってました。そろばんは週に3日、書道は週に1日ですが、さぼったことはありませんでした。

そろばんを長くやった結果、今非常に便利です。暗算ができます。中学生の数学のテキストくらいであれば、解答を見なくても暗算で答え合わせができます。もちろん、日頃の買い物や飲み会の幹事(会費の計算が必要なんです)なんかでも便利です。

人は覚えたことを忘れます。身につけた技術も、ほっておくと使えなくなります。ただ、十分に長く訓練をすると、力の落ち方が非常に遅くなります。

教室では「速読」を取り入れています。これも同じです。取り組んだ期間が短いと、すぐに元のレベルに戻ってしまいます。ところが、長期間取り組みと、落ち込みがゆっくりになります。速読のシステムを提供している日本速脳教会が実際に計測されたデータがあります。そのデータでは、継続期間が長い人ほど、その後の落ち込みが少ないことがはっきりとわかります。

何がいいたいかというと、習い事を始めるのなら、長くやってほしいということです。

スポーツにしろ、勉強にしろ、訓練は結構大変です。同じようなことを何度も繰り返します。しんどかったり、飽きたり、つまらなく感じたり、そんなことが続きます。腹筋を1回だけやっても筋肉は鍛えられませんが、100回やれば鍛えられます。それを何日も続ければ、筋肉がついてきます。訓練というのはそういうものです。

お子さんはちょっと嫌なことがあるとやめたがります。保護者の方はその時によく考えてほしいです。やめるのに十分なレベルに達したのか、考えてみて下さい。

子どもに限らず、しんどいことは誰も嫌なものです。でも、やりきった人にしか見えない景色があります。その景色を多くのお子さんに見てほしいと思っています。

だから、反町教室の授業では繰り返しています。100マス計算、漢字テスト、計算テスト、単語テスト。出来るまでやる。できたら、忘れないようにまたやる。忘れなくなるまでやる。

「小さなことを積み重ねることでいつの日か信じられないような力を出せるようになっていきます。」

イチローの名言の一つです。私の好きな名言です。

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2021.11.24

こんにちは。城南コベッツ反町教室・東前です。

今回は「京」のつく漢字のお話しです。「涼」とか「鯨」という漢字が思いつきますね。

「涼しい」と「鯨(くじら)」で何か関連があるのでしょうか?

実は「京」という時には「高い丘の上の建物」という意味があります。

つまり、「鯨」は「丘のように大きい魚」ということで、「魚」に「京」がくっついているんですね。一方の「涼」は「水」と「丘の上にある建物」がくっついています。これで、「風通しが良く、水が冷たい」様子を表すことで、この字が「涼しい」という意味になっています。

ということで、この2つの文字の「京」は関係があることがわかりました。

それでは、他の文字を見てみましょう。常用漢字ではありませんが、木へんをつけると、「椋(むく)」という感じになります。これは、「木」と「高い丘の上の建物=大きい」という意味からついてます。ということで、この字の「京」も関係があることがわかりました。

では「就」という漢字はどうでしょうか?この字の右半分「尤」は「犬」を表しています。「高い丘の上の建物にいる犬」、つまり番犬という意味になります。ここから、「つき従う」という意味で「つく」という読み方をしています。この字の「京」も関係がありましたね。

最後に「景」という字を考えてみましょう。「京」の上に「日」がありますね。この日は「太陽」という意味です。「太陽」と「高い丘の上の建物」で、「ひかり」や「ひざし」を表し、そこから「けしき」という言葉を意味するこの漢字ができました。この字もやっぱり関係がありました。

因みに、「京都市」の標高は「およそ48メートル」です。これが高いかどうかは判断しにくいところですが、都道府県庁所在地の中では11番目になります。まぁまぁ高いかもしれませんね。

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