城南コベッツ横浜六浦教室

Tel:045-370-7986

  • 〒236-0031 神奈川県横浜市金沢区六浦1丁目12-21 ベラカーサ 2階A
  • 京急金沢八景駅 徒歩10分

受付時間:15:30~20:00/日祝休

  • 1対1個別指導
  • 1対2個別指導
  • ジュニア個別指導

2021.02.27

【休館日】(教室への入室はできません)
3月7日(日)、14日(日)、21日(日)、28日(日)
※3月20日(土・祝)は平常授業日となります。

【受付時間】(日曜日を除く)
3月1日(月)~3月20日(土・祝) 14:00~20:00
3月22日(月)~4月3日(土) 12:00~20:00
※3月22日(月)~4月3日(土)は春期講習会期間となります。

2021.02.25

①袖(そで)の下を渡す
意味:相手に頼み事をした場合や、便宜を図ってもらいたい場合に、
金銭や品物などをこっそり贈ること。
類義語:賄賂(わいろ)、裏金、山吹(黄金)色のお菓子、鼻薬(はなぐすり)
英語:under the table、rebate(=リベート)、bribery(=ブライベリー)
※鼻薬(はなぐすり)を嗅(か)がせる
わずかな便宜を図ってもらうために、少額の賄賂(わいろ)を贈ること

②李下(りか)に冠(かんむり)を正さす(※李=すもも)
意味:すももの木の下で冠をかぶりなおそうとして手を上げると、木の実を盗むのかと
疑われるから、そこでは直すべきではない。人から疑いをかけられるような行いは
避けるべきであるということのたとえ。
出典:「瓜田不納履、李下不正冠(瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず)」の後句
古楽府「君子行」から
英語:He that will do no ill, must do nothing that belongs thereto.

(=悪事をするまいと思う者は、悪事と思われることをしてはならない)

③寡廉鮮恥(=かれんせんち)
意味:心に悪意があって、恥知らずのこと。「寡」と「鮮」はどちらも少ないという意味。
「廉」は心が清く正しいこと。清く正しい心も、恥だと思う心も少ないという意味から。
出典:『史記』司馬相如伝
類義語:厚顔無恥(=こうがんむち)、「厚かましく、恥を知らない」という意味
※「廉恥」とは、心が正しく恥を知るという意味です。恥を恥とも思わない行為を
「廉恥」を破るということから、「破廉恥(=はれんち)」といいます。

2021.02.24

中学生の子どもさんを持つ保護者のみなさまへ

期末テストが終わりますと、終業式の日に「連絡票」が渡されます。
「連絡票」は、ただ成績が書いてあるだけではありません。

連絡票は、生徒さん一人ひとりが学校での生活や学習を通して「生き方」を
学んでいく様子を記録したものです。また、これからの自分の生き方について
どのように考え、見つめ、切り拓いていくかを考える資料となります。
学習や生活への意欲を高め、さらに目的意識がもてるように連絡票を活用しましょう。

1.必修教科の学習状況
観点別学習状況は各教科の観点における目標の達成状況を示したもので、
次のとおりに記号で記入してあります。
A° ・・・十分満足できると判断されるもののうち、特に達成度の高いもの
A ・・・十分満足できると判断されるもの
B ・・・おおむね満足できると判断されるもの
C° ・・・努力を要すると判断されるもの ※これがあったら注意
C ・・・一層努力を要すると判断されるもの ※これがあったら要注意

2.総合的な学習の時間の記録
期間内に行った学習内容や活動の成果・記録、育成された力などについて

3.特別活動等の記録
学級活動・生徒会活動・学校行事などの役割及び活動状況

4.学校生活の様子
自分自身の目標がもてるように、学校での生活や行動の様子などを総合的に
記入。また、これからの成長の支援となる事柄や家庭との連絡事項

5.出席の状況
授業日数、欠席日数、遅刻、早退等

6.家庭からの連絡
家庭と学校が協力して、生徒にとって、よりよい教育や指導を行うために、
家庭における学習・行動・健康など参考になることや学校への意見・希望など(を保護者様が記入)

2021.02.22

①猫の首に鈴をつける
意味:名案であっても、実行するのが困難であることのたとえ。
ネズミたちが集まって協議し、猫が近づいたことを察知できるように、
猫の首に鈴をつけることを考えたが、実行段階になると引き受けるネズミは
誰もいなかったというイソップ寓話(ぐうわ)から。
英語:Bell the cat.直訳では、「猫に鈴をつけろ」という意味になりますが、
みんなのために進んで危険なことに立ち向かう、という意味があります。

②猫糞(ねこばば)
意味:猫が糞をしたあと、土や砂をかけることから、自分の行為(特に悪い行為)
を隠して、そしらぬ顔をすること。また、拾ったり預かったりした金品を
自分の物にして知らん振りすること。

③皿(さら)嘗(な)めた猫が科(とが)を負う
意味:悪事をはたらいた主犯が罪を逃れ、悪事に少しだけ関係した小者が
罰せられるたとえ。皿の上の魚を食べた猫はとっくに逃げてしまい、
そのあと皿を嘗めただけの猫が罪を着せられるという意から。

「ねこ」は身近な動物ですので、さまざまな慣用句・ことわざがあります。

2021.02.20

2月22日は、「にゃんにゃんにゃん」の語呂あわせで「ねこの日」です。
「ねこの日」は、日本の猫の日実行委員会が1987年に制定した記念日です。

奈良時代後期、中国からやってきた猫は「唐猫(からねこ)」と呼ばれました。
珍しい動物なので、まずは上流階級のペットになり、その愛らしい姿は
歴代の天皇の心を癒やし、やがて「源氏物語」などの平安文学にも
登場します。猫の存在が初めて文献上で確認できるのは、平安時代に
編纂された「日本霊異記(にほんりょういき)」です。「日本霊異記」は
日本最古の仏教説話集で、編者は奈良・薬師寺の僧、景戒(きょうかい)、
上・中・下の3巻、全116話で構成されています。

猫(原文での表記は「狸(たぬき)」)が登場する説話は上巻第三十で、
705年(慶雲2年)9月15日の出来事を記したものです。
豊前国宮子郡(ぶぜんのくにみやこぐん、現在の福岡県京都(みやこ)郡)の
膳臣広国(かしわでのおみひろくに)が、急死後に生き返ります。広国が
死んでいた間に地獄めぐりをしたところ、すでに亡くなっている自分の父親と
再会します。父親は地獄での飢えと苦しみを息子に語りました。父親は
空腹を満たすために、姿を変えて広国の家を訪れていたのだといいます。
1年目は大蛇(だいじゃ)、2年目は犬の姿になりましたが、どちらも家に
入れてもらえません。そして3年目に猫になったところ、ようやく
家に入れてもらえ、3年間の空腹を満たすことができたというのです。
当時の猫は、貴重な生き物で珍重されていましたが、大蛇や犬と同じように、
人が転生する対象として扱われていたことがわかります。

「日本霊異記」に数多く記された「因果応報(いんがおうほう)」。
「因果応報」とは、行為の善悪に応じて、その報いがあることを言いますが、
現在では悪いほうに用いられることが多いようです。