城南コベッツ横浜六浦教室

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  • ジュニア個別指導

2021.08.11

東京五輪は、メダルラッシュと医療崩壊で終りました。
スポーツには人々を感動させる力はありましたが、人命を救う力はなかったのです。

①「平行世界(=へいこうせかい)」
意味:ある世界(時空)から分岐し、それに並行して存在する別の世界(時空)
英語表現:parallel world(=パラレル・ワールド)

②「棄民(=きみん)」
意味:政府によって切り捨てられた(元)自国民
英語表現:abandoned people(=アバンダンド・ピープル)

③「軽佻浮薄(=けいちょうふはく)」
意味:考えや行動などが軽はずみで、浮ついているさま。
「軽佻」は落ち着きがなく、よく考えないで言動するさま。
「浮薄」は浮ついて軽々しいさま。信念がなく他に動かされやすいさま。
英語表現:frivolous and thoughtless
(フリボラス・アンド・ソートレス)

「お盆の集まりは絶対避けてください」「不要不急は本人が判断すべき」
の発言が、パラレルワールドの中で並存しています。

自宅療養中の死者数は、「把握していない」とする厚生労働省。
「自助」の名のもとに、政府は国民を切り捨てました。
なぜ政府は国民を助けないのか。それは政府が国民を恐れていないからです。
守りたいのは利権だけです。だからその癒着のもとで、GoToキャンペーンや
オリンピックなど、コロナ対策そっちのけで利益追求に走ったのです。

2021.08.09

2021年の旧のお盆(月遅れのお盆)は、8月13日(金)~16日(月)です。
SNS上で一連の秀逸な投稿を見つけましたので、ご紹介します。
以下の国民の発言が、誰の発言だったのか、思い出してみましょう。

政府 「お願いですからお盆の帰省は止めて下さい」

国民1 「中止の考えはない。強い警戒感を持って帰省に臨む」
国民2 「バブル方式で帰省する。感染拡大の恐れはないと認識している」
国民3 「帰省を中止することは一番簡単なこと、楽なことだ。
帰省に挑戦するのが国民の役割だ」
国民4 「安心安全な帰省に向けて、全力で取り組む」
国民5 「コロナに打ち勝った証として帰省する」
国民6 「(帰省は)今更やめられないという結論になった」
国民7 「『帰省するな』ではなく、『どうやったら帰省できるか』を
みなさんで考えて、どうにかできるようにしてほしいと思います」
国民8 「もしこの状況で帰省がなくなってしまったら、大げさに言ったら死ぬかも
しれない。それくらい喪失感が大きい。それだけ命かけて帰省する為に
僕だけじゃなく帰省を目指す国民はやってきている」
国民9 「家族に感動を与えたい。帰省はコロナ禍収束の希望の光」
国民10 「我々は帰省の力を信じて今までやってきた。
別の地平から見てきた言葉をそのまま言ってもなかなか通じづらいのではないか」
国民11 「(帰省中止要請は)自主的な研究の成果の発表ということだと思う。
そういう形で受け止めさせていただく」
国民12 「言葉が過ぎる。帰省中止を決める立場にない」
国民13 「帰省が感染拡大につながったエビデンスはない。中止の選択肢はない」
国民14 「(帰省について)反発するだろうが、時間が経てば忘れるだろう」
国民15 「帰省することで、緊急事態宣言下でも帰省できることを世界に示したい」
国民16 「帰省について限定的、統一的な定義は困難」
国民17 「実家を訪問するという認識、帰省するという認識ではない」
国民18 「帰省について色々な意見がある事は承知している。
しかし決定権があるのは私ではなく実家だ」
国民19 「帰省することが私の責任で、私はできると思っている」

市長 「読み飛ばした投稿があったら、ごめんなさい」

2021.08.06

「最大の愛情表現だった。金メダル獲得は、あこがれだった。
迷惑を掛けているのであれば、ごめんなさい。」(当初のコメント)

「であれば」という表現に悪いことはしていないという本音が表れています。
金メダルを勝ちとった市民の表敬に対し、市長の愛情など不要です。
社会人として、「ごめんなさい」などありえません。社会人の謝罪の言葉は、
「すみません」か「申し訳ございません」の二つしかありません。

「謝罪」は何かしてしまった、または起きてしまった現象に対して自らの
責任を伴う形で行われますが、「謝罪風の謝罪」では行為そのものではなく
「気分を害した可能性のある人」への謝罪にすり替えられます。
形だけの謝罪になっていない謝罪を英語では、Non-apology apology
(=ノンアポロジーアポロジー)、nonpology(=ノンポロジー)と言います。

慌てた市長は、選手が所属する大企業に謝罪に向かいましたが門前払い。
SNS上では、一連の騒動を令和の「カノッサの屈辱」として盛り上がりました。
世界史を学んだからこそ笑えるものであり、知識や教養は人生を楽しむのに
大いに役立つものなのです。

※「カノッサの屈辱」とは、聖職叙任権をめぐってローマ教皇グレゴリウス7世と
対立していたローマ王ハインリヒ4世が、1077年1月25日から3日間に及んで
雪が降る中、イタリアのカノッサ城門にて裸足のまま断食と祈りを続け、
教皇による破門の解除を願い、教皇から赦(ゆる)しを願った事件。
最終的にグレゴリウス7世はハインリヒ4世の破門を解きました。
「カノッサの屈辱」はヨーロッパでは現在でも「強制されて屈服、謝罪すること」
の慣用句として用いられていることが多いのです。
ドイツ語: Gang nach Canossa、
イタリア語: Umiliazione di Canossa

2021.08.05

8月13日にペルセウス座流星群が極大を迎えます。ペルセウス座流星群は、
1月のしぶんぎ座流星群、12月のふたご座流星群と並ぶ三大流星群の一つです。
※Perseids は、ペルセウス座流星群の学名です。(読み方はパーシーズ)

今年は8年に1度の好条件で観測することができ、夜空の暗い場所では
1時間あたり、50個程度の流れ星を見ることができるかもしれません。
流星群を観測する好条件とは、次の2つです。①月明かりがないこと、
②極大(=流星群が最も活発になる時刻)が夜間であること。

①今年は8月8日が新月であること、そして月が早い時間帯に沈むために、
月明かりの影響はほとんどないと見られています。
②極大となる予想時刻は、8月13日(金)午前4時頃です。活動の度合いが
同じ場合は、放射点(=多数の流れ星が四方に飛び出してくるように見える、
天球面上の点。輻射点ともいう)の高度が高いほど流れ星が多く飛びます。
ペルセウス座流星群の放射点は夜明けが近づくにつれて高くなります。

月明かりの条件と、極大の条件の両方が良いのは8年に1度のことなので、
今年は絶好の観測チャンスとなりそうです。ペルセウス座流星群の流れ星の
速度は速めで、流れ星の後に煙のような痕が見られることもあります。
母天体(=流星物質を放出している天体)はスイフト・タットル彗星です。

ペルセウス座は、夜半過ぎに北東の空に上ってきます。
8月13日の明け方、北東の空を見上げてみませんか?

2021.08.04

城南コベッツ横浜六浦教室のブログをご高覧いただき誠にありがとうございます。
先月(7月)も約7千アクセス、4か月連続で全教室第1位となりました。
アクセスの多い記事は、「覚えておきたい慣用句」シリーズです。
これまで説明してきた慣用句や言葉をアーカイブで再度掲載します。
(○○編としているのは、「鬼滅の刃~無限列車編~」にヒントを得ました)

覚えておきたい慣用句(1)~緊急事態宣言編
①「二兎(にと)を追うものは一兎(いっと)も得ず」
②「隗(かい)より始めよ」
③「二進(にっち)も三進(さっち)も行かない」

https://www.covez.jp/school/kanto/kanagawa/yokohama/kanazawa/yokohamamutsuura/message/entry_1727.html

覚えておきたい慣用句(2)~大学入学共通テスト編
①「Often you have to rely on intuition.」 
②「昨日の夢は今日の希望であり、明日の現実である」
③「勇往邁進」(=ゆうおうまいしん)

https://www.covez.jp/school/kanto/kanagawa/yokohama/kanazawa/yokohamamutsuura/message/entry_1738.html

覚えておきたい慣用句(3)~東京オリンピック編
①「覆水(ふくすい)盆に返らず」
②「綸言(りんげん)汗の如(ごと)し」
③「木を見て森を見ず」

https://www.covez.jp/school/kanto/kanagawa/yokohama/kanazawa/yokohamamutsuura/message/entry_2017.html

覚えておきたい慣用句(4)~聖火リレー編
①「火中の栗を拾う」
②「口は災いの元」
③「火に油を注ぐ」

https://www.covez.jp/school/kanto/kanagawa/yokohama/kanazawa/yokohamamutsuura/message/entry_2213.html

覚えておきたい慣用句(5)~猫の日編
①「猫の首に鈴をつける」
②「猫糞(ねこばば)」
③「皿(さら)嘗(な)めた猫が科(とが)を負う」

https://www.covez.jp/school/kanto/kanagawa/yokohama/kanazawa/yokohamamutsuura/message/entry_2226.html