城南コベッツ北与野教室

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2022.04.16

皆様、どうもこんにちは!

北与野教室、教室長の戸張です。
すっかりと春らしい陽気になってまいりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて4月といえば新学期、新たに中学生になった方もいらっしゃるかと思います。
新しい友人ができたり、部活動を始めたり...新生活を満喫していることでしょう。

一方で悩みや困りごとも多くなる時期でもあります。
今回はその中でも特に多い「定期テスト」についてお話いたします。
今回も長い記事になるかと思いますが、最後まで読んでいただければ幸いです。

ー目次ー
1⃣定期テストの重要性
2⃣テストに向けた勉強
3⃣テスト前日と本番


1⃣定期テストの重要性

さてまず最初に「定期テストの重要性」についてお話いたします。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、公立高校入試では調査書の点数が重要になります。
簡単に言えば「通知表」の評価がそのまま得点となり、当日試験の結果と合わせて評価されます。
中でも埼玉県は「中学1年生」の通知表から評価の対象になります。ですので中学3年生、受験直前だけ頑張ればよいというわけではありません。1年の頃からの積み重ねが高校入試に直結するのです。
そこで重要になるのが定期テストです。毎回の授業をキチンと受けるのは当然として、このテストできちんと結果を出すことで通知表の評価が上がります。


2⃣テストに向けた勉強

では定期テストに向けてどのような勉強をすればよいのか。
多くの場合、本番二週間前にテスト範囲が配られ、一週間前からは原則的に部活動もなくなります。
これらのタイミングで勉強の質も変えていく必要があります。

今回は
平時(テスト二週間前より前)
確認期(テスト二週間前~一週間前)
追い込み期(テスト一週間前~前日)
の3つのフェーズに分けてお話いたします。

まず①平時についてです。
この時期は部活動もあり、テスト範囲も分かっていません。
この時期では以下の2つを意識しましょう。

1.宿題をキチンと提出する
当たり前ですが日々の宿題をキチンとこなしましょう。ただこなすのではなくキチンとこなすことが重要です。
・いきなりプリントに書くのではなく、ノートなどに下書きをしてから書く。
・誤字脱字がないかを確認し、できるだけ丁寧な字で書く。
・プリントはファイルに入れ、綺麗な状態で提出する。
・提出期限を守る、遅れた場合は必ず先生に報告する。
こうした一手間を惜しまずに取り組むことが重要です。

2.予習復習をする
授業に臨む前に予習復習をするようにしましょう。特に主要5教科は実施できると良いでしょう。
こういった話をすると生徒の多くは嫌な顔をしますが、それほど大げさなことはしなくてもよいです。
・学校の教科書の音読(国語や英語の本文)
・習った公式や単語の確認
これらを毎日15~30分でいいので積み重ねていきましょう。(難しければ週末にまとめてでもOK)
音読については前回のコラムを参照いただければ幸いです。
(前回コラム https://www.covez.jp/school/kanto/saitama/saitama/chuo/kitayono/message/entry_7092.html
また、苦手な分野やよくするミスをこのタイミングでチェックできるとよいです。

とにかくこの時期は「日々の授業にキチンとついていく」ことを意識しましょう。
その中で苦手な教科や単元はチェックし、余裕があれば先生に質問するなどして理解を深めておきましょう。


続いて②確認期についてです。
この時期はテスト範囲が配られますが、部活動がまだある時期です。
この時期に入る前日までに必ずやってほしいことが2つあります。
それは「定期テストの目標を決めること」「2週間のスケジュール作成」です。

定期テストの目標は全体と各教科ごとに分けて設定できるとよいです。
例えば「全教科合計350点以上」「数学は90点」といった具合です。この目標はご家族で共有し、一緒に頑張るという気持ちを作ってみてください。
またスケジュール作成はまず「何曜日に何時間勉強できるか」と「この期間にどこまでやればよいか」を確認し、そこから逆算する形で作成するとスムーズにできます。こちらもご家族で大まかに共有できると良いでしょう。

そしてこの時期に行う勉強ですが、それはズバリ「範囲の確認」です。具体的にはこの一週間でテスト範囲を最低一周以上は実施しましょう。実施に際し意識してほしい点は以下の4点です。

1.問題を解く際には何も見ない
当たり前ですが、テスト本番は教科書などを持ち込めません。問題演習に取り組む際には何も見ずに解くようにしましょう。
丸付けの後、ミスの原因を確認し教科書などで確認することはOKです。最終目標は「何も見ずに解けるようになる」です。これをとにかく意識しましょう。

2.ミスは必ずチェックする
よく見られるケースとして、丸付けの際に×をつけるだけ、正しい答えを書くだけになってしまっていることがあります。酷い場合ですと、自分の答えを消して正しい答えに書き直してしまう子もいます。
これではなぜ間違えたのか、何が分かっていないのかを確認できません。当然同じ問題を出されれば同じように間違えます。ミスをすること自体は何ら恥ずかしいことではありません。同じミスを繰り返すことが一番恥ずかしいことです。
必ず間違えた問題はチェックをつけておきましょう。テキストに☑マークをつけておくと直前の勉強で大いに役立ちます。

3.知識問題は双方向で確認
理科や社会、英単語や漢字などは必ず双方向を意識しましょう。
英単語であれば英→日だけでなく日→英、漢字であれば読みと書き、理科や社会の用語はその意味や内容まで説明できるようにしておきましょう。
これがしっかりできると英作文や記述問題に強くなります。

4.必ず毎日勉強する
部活動で大変な日もあるかと思いますが、必ず毎日勉強するようにしましょう。
疲労が多い日は15分だけでもよいので毎日実施しましょう。特に英単語、漢字、理社の用語などの暗記分野は継続が最大の武器です。二週間前から毎日こなせば必ず当日の結果に結びつきます。
理社の用語は教科書やワークを保護者様に預け、クイズ形式で確認できるとよいです。その際は必ず前述した双方向を意識していただき、「答えさせる問題」と「説明させる問題」をそれぞれ出題していただけると勉強の質が向上します。

この時期はとにかく継続的な勉強と、範囲の総確認を実施しましょう。そして苦手な部分をチェックし追い込み期に備えて学習への意欲を高めていきましょう。


最後に③追い込み期です。
この時期は部活動もなくなり、文字通り最後の追い込みになります。

基本的には確認期の延長になりますが、この時期は部活動もない為まとまった学習時間を確保できます。
そこで「実際に手を動かす」時間を増やすことが重要です。
確認期にチェックをした単元を中心に演習問題を解き苦手を克服していきます。ここでも問題を解く際には何も見ないようにしましょう。
その状態で完璧に解答ができるようになるまで、何度も演習を積み重ねていきます。
また理社は記述問題、英語は作文問題などの対策もしましょう。英語は教科書本文の書き写しも合わせて実施しておくと効果的です。

こうしてテスト範囲を繰り返し学習し、すべての問題を何も見ずに解ける状態を目指します。
当教室では定期テスト前の日曜日に対策勉強会を実施しており、予想問題をお渡ししております。
こうした問題を活用しながらテストに向けて追い込みをかけます。
またそれに加えて確認期にも実施していた毎日の暗記確認は継続して実施しましょう。夕飯後、お風呂前、寝る前の15分の積み重ねが点数に繋がります。


3⃣テスト前日と本番

テストの前日と本番についてもお話しします。
テストの前日はあまり詰め込まず、リラックスした状態でいることが理想的です。
翌日のテスト範囲と用語、チェックを付けた問題の確認程度に留めましょう。(そのためにもそれより前にしっかり手を動かしておくことが重要です)
そしていつもより早めに寝られるようにしましょう。

テスト当日はテスト開始の3時間前に起きるようにしましょう。これは人間の脳が覚醒するのにかかる時間がおよそ3時間と言われているためです。9時頃に1限が開始であれば6時には起きているように前日から準備をしておくとベストです。

そしていよいよテスト本番。本番では開始の合図とともに問題を解いてはいけません。
開始の合図とともにまずやるべきことは名前の記述問題の確認です。

テスト後の振り返りで最もよく聞かれるものが「時間が足りなかった」です。
前半の問題で時間を使ってしまい、その後にある解ける問題を落としてしまう...これは非常にもったいないことです。
これを防ぐために最初の30秒を使いすべての問題に一度目を通しましょう
そして問題の横に「すぐ解けそう」なら◎、「難しそう」なら×をつけていきます。その後◎を付けた問題から順番に解き、×の問題を後回しにしていきます。
この一手間を加えるだけで、解けそうな問題を一通り解くことができ、もったいない減点をなくすことが出来ます。
また、テストでは必ず見直しの時間を5分程度確保しましょう。符号、選択肢のミスがないかをチェックするだけで点数が伸びるかもしれません。

そして最後に、終わった教科のことは忘れましょう
一つ教科が終わったからと落ち込んだり舞い上がったりすることなく、すべてが終わるまで気を抜かないようにしましょう。ミスに気付くとつい次の教科に引き摺ってしまう子がいますが、くよくよしても点数は変わりません。また次回のテストで気を付けようと気持ちを切り替えられるようにしましょう。

さて今回は定期テストについて長々と書かせていただきました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

当教室では様々な定期テスト前の学習サポートを実施しております。
授業の追加や教科変更も受け付けておりますので、ご希望があればいつでもお声かけください。

それでは、また次の記事でお会いいたしましょう!


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