さて、前期期末試験も終わり、中学3年生は進路を決める時期になりました。
今回は、千葉県立船橋古和釜高等学校を例に、
地域連携アクティブスクールの説明をしたいと思います。
地域連携アクティブスクールは、
「高校に入ってから、勉強をやりなおせる環境」がある学校です。
今回は八千代緑が丘教室でも志望される方が多い、
千葉県立船橋古和釜高等学校を例に解説します。
実際に高校へ質問をした内容も含め、具体的に作成しました。
地域連携アクティブスクールとは
中学校で十分力を発揮しきれなかったけれども、に、企業や大学など地域の教育力を活用しながら、「学び直し」や「実践的なキャリア教育」を行い、自立した社会人を育てる、新たなタイプの学校
と、されています。(県教育委員会HP引用)
さて、ではどのような人が通っているのか?
どのようなことをしているのか?
まとめてみました。
①志望する生徒はどんな人?
「中学校で十分力を発揮しきれなかった生徒」で
「高校では頑張ろう、という意欲を持った生徒」です。
中学では学校環境が合わず、不登校気味の生徒。
また、登校はしていたが、成績が良くなかった生徒が多いです。
いずれの場合も大事なのは、
「高校では頑張ろう、という意欲を持っている」ことです。
先生、生徒、環境の変化をきっかけにして、
高校に入学してから頑張る、という意思のある生徒を想定して、
アクティブスクールは考えられています。
②「高校では頑張ろう、という意欲を持った生徒」って?
「少しでもいいから、自分を変える意思のある生徒」
と古和釜高校の方がおっしゃっていました。
その気があれば、それを全力でサポートできる学校です。
③どんな先生たちがいるの?
アクティブスクールでは
学校の悩み事を相談できる環境を作っています。
・担任の先生、学年の先生
・スクールカウンセラー
生徒の心理面をサポートするスペシャリスト
心理・行動面の調査をし、保護者や教職員に対する相談や研修、校内会議へ参加。
生徒のストレスの予防や緊急時の心のケアなどを担う。
・スクールソーシャルワーカー
生徒が抱えている問題を、実際に解決へ向かわせるスペシャリスト
保護者や先生、自治体などの外部と連携し、解決に向けた支援を行う。
この3つがチームになって、悩み事を解決していきます。
④「学び直し」ってどこからやるの?
数学だと、四則計算。足し算やかけ算の筆算、分数から徹底的に復習。
小学生範囲が原因でつまづいている可能性も考えられて教材が作られています。
英語だと、中学1年生から。基本的な単語や、be動詞、一般動詞からはじまります。
全体的に、中学の途中から勉強から離れてしまったことを想定しているので、
本当に基礎の部分から学び直しができます。
また、定期試験前などに個別の指導を行っており、レベル別の指導も心掛けられています。