城南コベッツ八王子元本郷教室

Tel:042-655-7455

  • 〒192-0051 東京都八王子市元本郷町3丁目13-17 八木下ハイツ 1階
  • JR中央線 西八王子駅 徒歩20分

受付時間:14:00~20:00/日休

  • 1対1個別指導
  • 1対2個別指導
  • atama+個別指導
  • デキタス個別指導
  • オンライン個別指導
  • みんなの速読
  • 城南予備校オンライン
  • 総合型・学校推薦型選抜対策
  • ジュニア個別指導
  • デキタス
  • プログラミング
  • スタディ・フリープラン
  • 高校入試対策
  • 中学受験対策
  • 作文教室

2023.01.29

みなさんこんにちは!!!寒い日々が続きますがコロナ対策含めて体調管理はしっかり行いましょう!!

***********************************

今回紹介するのは、今年で在籍6年目になった中学生の生徒の話です。

初年度で目立った点は圧倒的な集中力のなさでした。

まだ小さい小学生でしたので仕方のないこともたくさんありましたが、授業でもすぐおしゃべりをしてしまったり(今もその傾向はありますが...)小さなことに気が散ってしまったりで、なかなか勉強をする!ということを理解できていませんでした。10分もじっとして席についていられないんです(笑)。

もちろん宿題をしっかりやってもらって、授業をしっかり受けていくことで勉強の良いサイクルを回すことが目標です。ですが、私たちは一人ひとりの目的や現在の姿に合わせて目標を設定しています。ですので、私はこの約束をしました。それは、

【遅刻をしない!】
【宿題は約束事だからしっかりやろう!】
【わからないときはわからないと言おう!】


でした。この3つを守っている限り「叱らない(怒らない)!」と約束したんです。宿題も最初は、30分もあれば終わる量に設定しました。

「しっかりやりなさい!」というだけで生徒が頑張ってくれるなら塾ほど楽な仕事はありません。当然、それで頑張れる生徒さんなら塾に来る必要がありません。
塾に通う一般的な小・中学生は「勉強なんて嫌!」となってしまう生徒が多いです。
それは私達講師陣が意識する「一緒に」という姿勢ではありません。

ですから、できるところから目標を設定して、一緒に取り組み、ともに喜び・悲しむことで信頼関係が生まれ、学力しいては自立心も少しづつのびていくというのが私の考え方です。


この生徒にとって【勉強とは何か】をしっかり考えた上で実際の行動に移すことは本当に大変なことでした。なにせ10分間座って待つことすらできないのです。
ですが、「約束を守れば怒られない」という安心感があるので、少しずつ勉強を前向きにできるようになり、少しずつ教室に来ることが好きになってくれたんです。

約束を守れば、私は精一杯ほめる。勉強でなかなか褒められることはないので、うれしくなってまた頑張る→もっと褒められる→もっと頑張る・・・というサイクルが生まれています。もちろん、約束を違えたときはしっかりと叱られて、次は気をつけようというサイクルも生まれています。

現在もこの生徒さんは5科目450点overとか全教科80点以上とかそんな高レベルの次元ではありません。ですが、やった分が確かな力になり...

今の学力をしっかりと受け止められる生徒になりました!
(今回は頑張った!もっと取れたのに!目標達成できたから褒めて!など。)


現在この生徒さんは、週2回の授業以外で週3~4回は塾にきて自習室を利用し、学校の宿題や教室での課題・テスト対策用の勉強を片付けるようになりました。本人曰く『家で勉強しないで済むからこっちのほうが楽!』だそうです(笑)

もちろんこの子にとって、ゴールはまだまだ先です。しかし、「頑張ってよかった」という成功体験を積み重ねることで、いくら勉強嫌いな子でも前向きに取り組めるようになるのです。

城南コベッツ八王子元本郷教室では、
【今よりも点数を伸ばしたい!】
と思う生徒でしたらどんな生徒でも受け入れています。入塾制限等は一切なく、勉強をしようという思いを持てるかぎり最後まで見捨てません。

塾や学校から
「宿題をやってこないから伸びません」
「演習量が足りません」
「積極的な姿勢がありません」
そう言って成績が上がらない理由を突き付けられ、どうしようもなくなっていませんでしょうか。

私達は、例えば宿題をやってこない場合、一緒になってできる方法を考えていきます。演習量が足りないならば、授業とは別時間に呼び出し・居残りさせてスケジュール作成や間違い直しまでとことん付き合います。積極的な姿勢がないならばグイグイ引っ張ってでも勉強する時間と場所を用意します。
突き放すのではなく、決して見捨てないで一緒に歩んで成績を上げていく、そんな教室です。

言葉でいうのは簡単ですので、ぜひ一度見に来て体験してみてください。成績を伸ばすためにどうやって勉強をしていくのか一緒に考えていきましょう!!!

教室ディレクター:宗村仁郎

2023.01.22

私立は2月1日~3日、都立は2月3日に試験(検査)が始まります。

というわけで、今回のおしらせは来年もしくは数年後に都立中高一貫校を受検される方へ向けた、よくある質問に対して私の20年間の経験を踏まえたメッセージとさせていただきます。

あくまで、「私はこう思っている・感じている」というものですので、これをご覧になった皆さんの考えを否定するものではないことを念頭にお読みください。

Q:都立中高一貫校は小学3~4年生から対策していないと合格しない?(小6からじゃ受からない?)

そんなことはありません。・・・が、以下の条件を満たす生徒さんは私の経験上合格率が下がります。

その条件とは...
1⃣ 自分の考えを文章で表現できない。(会話ではできる)
2⃣ 法則性から次に来るものが予想できない。

都立中高一貫校における最も重要なポイントは【入学試験】ではなく【適性検査】を喧伝しているところでしょう。各校で基準は異なりますが、どこの学校にも共通して言えることは...

「単純な点数で入学を決めるのではなく、うちに適合する生徒さんを集めますよ!」

という点です。これがテストの点数が全てである私立中学校との最大の差です。点数ではなく【適合しない】という理由で不合格に至る流れ(あくまで私の予想です)は以下のとおりです。

1⃣をクリアできない生徒さん→自分の思ったこと・感じたことを採点官に伝えることが苦手。
つまり、採点官から見た場合『何を言いたいのかわからない(わかりにくい)なぁ...コミュニケーション能力が不安だなぁ...』となります。

2⃣をクリアできない生徒さん→予測ができないため適性検査Ⅱの問題を時間内に回答することが極めて難しい
つまり、採点官から見た場合『この子は数的処理が苦手だからうちの学校の授業に対応できないかも...』となります。

なにより、この2点は一般的な成人であれば社会経験から自然に身につくものであるため、「このくらい誰でもできるだろう」と誤認しやすい部分です。つまり...

【公立中高受検は子供の瑞々しい感性を持ちつつ、大人としての判断力をある程度併せ持たなければならない!!】

ということがいえます。


いかがだったでしょうか?表現に極端な部分があるかと思いますが、私の述べたいことが少しでも伝われば幸いです。八王子元本郷教室では、この点を重点的に鍛えてまいります。そして、私は受検に関わらずこの部分は生涯無駄にならない力】になると信じております。

教室ディレクター:宗村仁郎

2023.01.15

こんにちは!

2023年も始まってから2週間たちました。入試までの約1ヶ月間体調管理をしっかりしながら乗り切っていきましょう

本日は冬期講習で模試得点UPした生徒の体験記をお知らせします!!

***********************************

今回は中学3年生のEさんについてお話ししたいと思います。


この生徒は日ごろから習い事で忙しく、授業以外の学習を増やすことが難しい状況でした。


しかし、学習「時間」はともかく学習「回数」を増やさないと得点UPは難しいです。


そこで今回は授業時間だけではなく、授業開始前&終了後の時間を補強時間とみなして学習計画を立てました。


ほぼ毎日夕方から習い事があるので、講習期間は9時~15時を中心に超ハードモードで来てくれました。冬期講習期間の塾内学習時間は50時間を超えています。


授業時間以外で対策した内容は主に
・国語(小5・小6の漢字書き)
・数学(都立大問1対策)
・英語(長文の点取り問題の拾い上げ)
・理科(記述の書き方対策)
・社会(時代分類と人名の紐づけ)


です。とにかく学習時間の不足から手を動かさずになんとかしようというタイプのため、まずは手を動かさなければいけない状況を作り出し、その後同系統問題を繰り返し演習をしていくスタイルで進めていきました。


そして冬期講習明けの塾内都立予想問題の成果は...(受験時間が習い事で取れないため三科目です)

国語:62点(前回56点)←前回比 6点up
数学:46点(前回30点)←前回比16点UP
英語:66点(前回52点)←前回比14点UP

よく頑張った!!
特に英語の点取問題で1つもミスがなく、大変良い点の取り方が実行できています。国語も伸び幅は少ないですが前回5ミスしていた漢字の読み書きは1ミスでクリアできたことから安定感が明らかに上がっています。私も嬉しい♪
逆に数学はまだ大問1でのミスが2問あるためこれからも頑張る必要があります。苦手は改善しなきゃね!


なによりも志望校合格までかなり点数の足らなかった年末の模試と比べ、3科目でも射程圏内に大きく近づいた点はものすごく大きいです!


・さいごに

中学校は勉強が全てではないです。部活や習い事、時には友達との予定など毎日忙しい日々を送っていることは当然です。

その中で「どれだけ勉強に時間を使えるか」「時間がないならばどうやって効率化するか」「見るだけでなくいかに手を動かすか」を日々生徒には伝えています。

なるべくモチベーションを高め、非受験生はこれからの受験を見据えてコツコツと机に向かってもらえるように、受験生は残り時間と自分の行動がしっかりと最適化するように教室スタッフ一丸になってその管理に取り組む所存です。


子どもたちにとって受験に限らず勉強は「苦しい」ものです。塾はその苦しさに寄り添い、対応する力を養うことが本懐だと考えます。それは受験に限らず大きな力となって返ってくるものではないでしょうか。


教室ディレクター:宗村仁郎