城南コベッツ池上駅前教室

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2021.07.18

0153.JPGこんにちは、城南コベッツ池上駅前教室オーナーのイムランです!
今日は中学校1年生、2年生の保護者向けの内容です。

今日は中学校1年生、中学2年生が最低限できるスピーキング対策をお伝えします。

私はここ数年、様々なテストのスピーキングの部分をめちゃくちゃリサーチしているのですが、正直、スピーキングに関しては「英語力」以外のスキルのいわゆる「非認知能力」の比重が大きいです。スピーキングの場合、穴埋め問題とは違い、会話内容を自分で考えないといけません。そのため客観的思考力、判断能力、想像力、工夫する力などが必須になります。

今までのペーパーテストでは穴埋め問題の比重が大きかったです。穴埋め問題って完全に知識があるか、ないかの問題ですよね。でも穴埋め問題は問題の9割以上が既にそこにあります。回答者が埋めないといけないのは、空欄の1割ですよね。

それがスピーキングテストとなると話はだいぶ変わってきます。埋める割合は1割ではなく9割になります。

例えば、こんな問題が出されます。これは都立高校入試の参考問題です。

スクリーンショット 2021-07-19 16.52.29.pngこの質問に対して「自分の考えを述べ、その理由を詳しく説明」しなければいけません。しかも、日本のことを知らない人にも伝わるように伝えなければいけないわけです。

これは知識としての英語学習では到底太刀打ちできませんよね。

もちろん簡単に答えることはできます。例えば、「School festival. Everyone in my school enjoys school festivals.」

でも質問をよく見てください。「解答時間40秒」です。40秒フルに使わなくてもいいかもしれませんが、この答えだと、3秒です。あと、37秒、どうしますか?

あとの37秒を埋めるのは、「非認知能力」なんですね。自分も含めて、自分の同級生が文化祭をなぜ好きなのか、どういうところが好きなのかを考えないといけません。「好きです」や「楽しいから」では残りの37秒は埋められません。

これでお分かりだと思いますが、学校英語で培う英語力では正直太刀打ちできません。だって、1割の穴埋め的な勉強を中心にやっていたのに、急に「残りの9割を答えなさい。しかもそもそも内容も自分で考えてね。」に変わるんです。

もちろん中学校3年の英語の授業で「スピーキング対策」やりますよね。でも、その「スピーキング対策」が活きるのは、それまでの既習内容、既に学習している内容をちゃんと理解している場合です。もしそこまでの英語に追いついていなければ、

「スピーキング対策なんかやってる場合じゃありません!1ヶ月かけて英語の穴を埋めていきましょう!」という話になります。

そうなると、単純に「スピーキング対策」を1ヶ月遅れてスタート」することになるわけです。これは正直きついですよね。

ということで、中1、中2ができる最低限の「スピーキングテスト対策」は2つあります。

① 学校の英語はきちんとついていけるように勉強する。
5段階評価なら「4」は確実にとれるようにしておきましょう。中間テスト、期末テストは75点以上は確実にとってください。75点を下回った瞬間に塾を探し始めてください。

② 中1:上記のような質問に日本語でいいので答える練習をしてください。
中学生だと英語以前の問題で、日本語でも大した内容が思いつかない、と言うお子さんが多いです。一言くらいなら出るけど、それだと3秒で終わります。解答時間40秒のうち、残り37秒は沈黙になってしまいます。だって、日本で言えないことが英語で言えるわけないじゃないですか。

ということで、明日はPart 4の類似問題をいくつか出しますので、それでまずは40秒間、日本語で答える練習をしてみください。

ではまた明日!

イムラン
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2021.07.14

0153.JPGのサムネイル画像こんにちは、城南コベッツ池上駅前教室オーナーのイムランです。
今日は中学校1年生、2年生の保護者向けの内容です。

今年の中学一年生、中学2年生は都立高校を受験する際は英語のスピーキング・テストが実施される可能性が高いです。

実際の運用がけっこう大変なので、先送りされる可能性もあると一部で言われていますが、先送りされるという前提でお子様の学習を進めるのは当たり前ですが、めちゃくちゃリスキーです。

なぜなら英語、特にスピーキングは1週間や1ヶ月で対策できるものではなく、半年単位、年単位で考えなくてはいけないからです。みなさんご存知のように英語(数学も)というのは理科や社会と違って蓄積型の科目です。以前に習ったことがわからないと先には進めません。もちろん、授業は進んでいきますが、生徒さん本人の理解は進みません。

そうなると、都立高校のスピーキング・テスト直前に、スピーキング対策をスタートさせるのは、どれだけリスキーかよくわかりますよね。スピーキングが対策が頭に入らないどころか、英語をドラクエの呪文のようにただ覚えることになってしまいます(僕はドラクエやったことないですけど)。

しかし!スピーキングでは何を聞かれるかわからないので、呪文を覚えていても、まったく太刀打ちできません。

なので、都立高校の入試にスピーキング・テストが導入された場合は今年いっぱいは何もしなくてもいいかもしれませんが、中学2年生の初めからは本質的なスピーキング学習をしていかないと、確実に詰みます。

なぜ詰んでしまうのか?
それは、中学3年生になる頃には英語を含めて国語、数学、理科、社会の5教科全て今までの3年間の総復習をします。穴があっては受験で太刀打ちできないので、全ての穴をふさぐ作業をするわけです。それと並行して英語のスピーキングをやる余裕があるはずもありません。ではそうすれば、いいか?

現中1は遅くても中学1年の3月にはスピーキングの勉強を始めてください。
現中2はこの夏から始めてください。そうすれば、ギリギリ間に合います。

明日は中1、中2からできる英語スピーキング対策をお届けします。

ではまた明日!

イムラン
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