城南コベッツ大島教室

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2021.05.08

1.入試の結果を決める最大の勝負どころ
中 3 の夏は、高校入試に向けた最大の勝負どころです。中学入学からここまでの復習を一気に行う機会はこの後には、もうありません。9 月からは再び学校で新しい内容を教わりますから、日々の復習に追われつつ定期テスト対策と入試対策を進めなければならず、「入試対策」としてじっくり時間を取ることは難しくなります。そして冬休みは期間が短く、やれることは限定されます。また直前期ゆえに「過去問演習」を行うなど、復習に十分な時間を割くことはできません。
夏は、絶対に無駄にできない貴重な時間なのです。夏の過ごし方でどのような違いが出るか、以下の例で見てみましょう。

     A くん    B くん  
夏休みの過ごし方 「ここが勝負どころだ。遊びたい気持ちを抑えて頑張るぞ。志望校に絶対合格するんだ! 」 「まあまだ時間はあるしマイペースでいこう。1 日 2 時間も勉強してるし大丈夫だろう」
9月の模擬試験が返ってきて・・・ 「あっ!成績上がって志望校の合否判定も良くなった!夏に頑張った甲斐があったなあ」 「あ、あれ...。夏休みは毎日 2時間勉強していたのに、偏差値下がっちゃったぞ。なぜ?」
3年生 冬休み 「2学期の成績、模試成績もいいし、過去問演習も充分にやっている。絶対合格するぞ! 」 「模試の結果も過去問演習でも志望校の合格が見えない...。復習?ぜんぜん手が回ってないよ」


上の例で B 君は勉強をしていないわけではありません。毎日 2 時間の学習をしていたのにもかかわらず、なぜ偏差値が下がってしまったのでしょう?答えは簡単です。それは「周りの受験生の学力がもっと上がったから」です。偏差値は「全体の平均からどのくらい差をつけているか/差をつけられているか」の指標で、平均点で偏差値 50 となります。つまり、いつも通りの勉強をしていても、周りが一気に学習に本腰を入れると自分の学力向上よりも平均点の上がり方が上回り、偏差値は下がってしまうのです。この夏は、是非 A くんのようになりましょう!!

2.とにかく問題演習を
これまでの総復習をするにあたり、やってしまいがちなことが「参考書の見直し」です。参考書の見直し、すなわち「知識の確認」は大切なことではありますが、それで確認して満足してはいけません。「知識があれば大丈夫」という発想は「野球のルールや戦術を知っていれば試合で上手にプレーできる」と言っているのと同じです。実際にはルールや戦術を知っているだけではプレーはできません。上手にプレーできるようにするには実際に練習をするしかありません。勉強も全く同じで、知識を得たら問題演習をしなければいけません。それで「あれ?なんでこんなミスしちゃったんだろう」「こんなことわかっていたのに、なんで間違えちゃったんだろう」「こんな意地悪な出題のしかたもあるのか。次は気を付けないと」というように、知識だけ身に付けてもうまくいかないという経験を積んでいく必要があります。
参考書やノートを見て勉強する人はとても多いです(赤い下敷きで勉強する人など)。しかしこの学習では「経験」が積めませんから、時間をかけている割に成績が伸びません。同じくらい勉強しているはずなのに成績の伸びに差が出るのは、問題演習をどのくらいしているかということが大きくかかわります。忘れていること、理解できていないことを確認しつつ、問題演習で経験を積む。そんな良い学習をしていきましょう。



3.高校選び
受験学年になりました。すでに志望校が決まっている人もいれば、まだ絞り切れていない人もいるかと思います。以下は、高校受験における「志望校選びで最も重視するポイント」の結果です。参考にしてみてください。(「study 高校受験首都圏版」によるアンケート:2020 年より)

高校選びで最も重視するポイント.jpg












ワンポイントアドバイス
勉強時間を増やすということは、勉強よりも楽なこと、楽しいことの時間を削るということです。志望校合格そして楽しい高校生活を手に入れるために、この夏いかに自分に厳しくできるかが問われます。マラソンで例えると、自分よりも前のランナーに追いつきたければ、自分はその人よりも早く走り続けなければ永遠に追いつきません。

目標レベルに達したければ、そのレベルの人よりも多くて高密度な学習時間をかけなければいけません。がんばろう!!

2021.05.07

1.新入試で受験の準備は早期化する
新入試における入試の形式は大きく以下の 3 つに分類されます。

一般選抜 主に学力試験で選抜を行う入試。旧入試と比較して「思考力・判断力・表現力」を問う問題が充実する。
学校推薦型選抜 原則として在籍高校長の推薦を受けることで受験する入試。旧指定校推薦および旧公募制推薦。
総合型選抜 AP(アドミッション・ポリシー)に基づき受験生の適性や志望動機を書類選考・面接などで選抜する入試。旧AO入試。


種類としてはこれまでと大きく変わってはいませんが、その比率は変わっています。具体的に言うと「一般選抜」の比率が下がり、「学校推薦型選抜」「総合型選抜」の比率が年々上がっています。以下は 30 年前の入試と、今から 3 年後の入試の比較です。

●1990 年ごろの大学入試(お父さん、お母さんのころの大学入試)

親世代.jpg


1990 年ごろ、お父さん、お母さんの大学入試は約 80%が一般入試(学力試験の一発勝負)でした。推薦入試は「学校の成績が特に優れていた一部の人が受けられる試験」でした。大学を目指すほとんどの人が、一般入試を考えて学力試験対策に打ち込みました。


●2023 年の大学入試(皆さんが受験する時の予測)

子世代.jpg



皆さんが大学を受験するころは、学校推薦型選抜・総合型選抜という推薦入試に類する入試の比率が半分をはるかに超え、65%程になることが予想されています(これは推薦入試比率が低い国公立大学を含めた数値なので、私立大学に限定すればもっと高くなります)。
このことから言えるのは、お父さん・お母さんの時は「大学入試は学力試験の一発勝負。学校の成績が良い一部の生徒は推薦入試を利用した」ものでしたが、皆さんの時は「推薦型の入試が大学入試のスタンダードで、それが受けられない人が、少ない枠の学力試験にチャレンジする」というものになるということです。これの難しいところは、一般選抜(学力試験)は一発勝負ですのでたとえば学校の勉強をある程度疎かにしていたとしても、思い立ったところから死に物狂いで勉強することで合格することも可能なのですが、皆さんが受験するころの「推薦型の入試がスタンダード」になると、高校入学時からの取り組みが問われるため、「高2の冬で大学に行きたい気持ちが固まったので、そこから頑張る」では手遅れになる可能性が高いということです。


2.難関大合格者の90%は高2で本格的受験勉強を開始。新入試では?
言うまでもなく、大学入試に向けた受験勉強は早期にスタートするほど有利です。難関大学(私立でいえば GMARCH 以上)に合格した人に取ったアンケートでは、90%が高2の段階で本格的な受験勉強を開始しています。さて、この数値を見て「よし、自分も高2になったらしっかりやるか」と思った人は要注意です。数値をそのまま受け入れていいものかどうか考えなくてはいけません。たとえば以下のような状況です。

① 前頁のような大きな変化の中にある入試に対して、過去のデータをそのまま信頼できるか。
② データ通りだとして、同じ時期にスタートして難関大に合格する力が今の自分にあるのか。
③ 自分の高校から志望校にはどのくらい進学しているのか。

厳しい書き方ですが、早稲田大学や慶應義塾大学に100人合格する高校で高2から本格的に受験勉強を始めるのと、それら大学には5人ほどしか合格しない高校で高2から本格的に受験勉強を始めるのではまったく違います。後者の高校に在籍していて早慶を目指すのであれば、今すぐにでも本格的に学習をはじめなければいけません。また、高校での学年順位も最上位にいないと難しいでしょう(少なくとも受験科目については)。そして①のように不確定要素の強い入試ですから「いつからやろうか?」の最善の答えは「今すぐに」となります。


3.「まだ将来のイメージができない」そんなあなたは夏をこう過ごそう
目標もなく努力はできません。かといって待っていても目標は決まりません(ある日突然、天啓のように「自分は明治大学に行かなくては!」と思うようなことはありません)。ある程度自分で考えていかなければいけません。この夏、こんなことをやってみましょう。

・将来やりたいことを考えてみる。(大学?どの学部?資格は?)
・興味のある大学のオープンキャンパスに行ってみよう (夏休み)
・中学時代に苦手なままにした単元、高校入学からここまでの復習!

たとえば「大学に行く」までは決まっているならば、まずは自分の知っている大学の公式 Webサイトを訪ねてみましょう。その大学でどのようなことが学べるのかを調べてみて、興味のわくものがあれば、「他にどの大学で学べるのだろう」と拡げていくと良いでしょう。


ワンポイントアドバイス
始まったばかりの高校生活、勉強だけでなく、様々な経験を積んで有意義なものにしたいですね!
それでも 2 年半後には人生の大きな分岐点に立ちますから、その時に後悔しないような取り組みを早いうちから始めましょう!

まずは中学からここまでの「ニガテ」を解決だ!!

2021.05.06

1.どの入試で受験しても必要になる「基本学力」
新入試における入試の形式は大きく以下の 3 つに分類されます。

一般選抜 主に学力試験で選抜を行う入試。旧入試と比較して「思考力・判断力・表現力」を問う問題が充実する。
学校推薦型選抜 原則として在籍高校長の推薦を受けることで受験する入試。旧指定校推薦および旧公募制推薦。
総合型選抜 AP(アドミッション・ポリシー)に基づき受験生の適性や志望動機を書類選考・面接などで選抜する入試。旧AO入試。


旧入試においては、指定校推薦や AO 入試では学力試験は課されないものがほとんどでした。前者であれば「高校の成績をきちんと取る」、後者であれば「自分の将来のビジョンと大学の求める人物像の一致を文章や面接でアピールする」ことで合格ができました。しかし新入試ではいずれの入試においても「学力検査不問」の項目が削除され、学力試験を必須化しています(それぞれの入試がどのような形で学力を測定するのかは未定)。つまり、「大学に行くためには必ず一定レベルの学力が必要になる」ということです。



2.難関大合格者の 90%は高 2 で本格的受験勉強を開始。新入試では?
言うまでもなく、大学入試に向けた受験勉強は早期にスタートするほど有利です。難関大学(私立でいえば GMARCH 以上)に合格した人に取ったアンケートでは、90%が高2の段階で本格的な受験勉強を開始しています。では今年中に本格スタートすれば難関大学に合格できるのかといえば、それほど単純な話ではありません。以下のことを考えてみましょう。

① 大きな変化の中にある入試に対して、過去のデータをそのまま信頼できるか。
② データ通りだとして、同じ時期にスタートして難関大に合格する力が今の自分にあるのか。
③ 自分の高校から志望校にはどのくらい進学しているのか。

これまでに模擬試験を受けたことがあれば、その時の自分の「偏差値」を見たと思います。たとえば自分の偏差値が 50で、友人の偏差値が60だとして、ともに偏差値 65 の大学を目指すとします。両者が同じタイミングで受験勉強をスタートして同じ量勉強したとしたら、単純に考えればどちらが合格の可能性が高くなるかはわかるはずです。つまり、自分の今の学力では厳しいレベルの大学を目指すのであれば「全体の平均的なスタート時期に合わせよう」ではダメで、スタート時期も努力量も「自分にとって必要な」レベルで考えなければいけません。


3.「まだ将来のイメージができない」そんなあなたは夏をこう過ごそう
目標もなく努力はできません。かといって待っていても目標は決まりません(ある日突然、天啓のように「自分は明治大学に行かなくては!」と思うようなことはありません)。ある程度自分で考えていかなければいけません。この夏、こんなことをやってみましょう。

・将来やりたいことを考えてみる。(大学?どの学部?資格は?)
・興味のある大学のオープンキャンパスに行ってみよう (夏休み)
・中学時代に苦手なままにした単元、高校入学からここまでの復習!

たとえば「大学に行く」までは決まっているならば、まずは自分の知っている大学の公式 Webサイトを訪ねてみましょう。その大学でどのようなことが学べるのかを調べてみて、興味のわくものがあれば、「他にどの大学で学べるのだろう」と拡げていくと良いでしょう。


4.受験に必要な科目などを確認する
受験に必要な科目というのは大学ごとに異なりますが、進路の種別によってほぼ固定化されています。自分の志望系統を決め、受験科目を確定させてしっかりとした対策を始めましょう。

文系受験者 基本受験科目は「英語・国語・地歴公民」で、地歴公民は数学に代えることも可能です(大学や学部による)。最重要は英語です!
理系受験者 基本受験科目は「英語・数学・理科」で、最重要は数学です! 数学、理科は大学や学部によって必要範囲が異なるので調べよう!
推薦・総合型選抜受験者 多くの大学で「志願理由書」の提出を求められます。ここには「自分が将来やりたいことと、それを実現するためになぜこの大学が最適と判断して受験するのか」を、説得力をもって書かなければいけません。また、提出した志願理由書をもとに「面接」が行われます。ここでは志願理由の内容の真偽・熱さが問われます。学力も問われる試験になりました(学力の測定は大学や学部学科によります)。


志望系統や受験の種別を確定させることで「これから何を頑張れば良いか」がわかります。「何をすればいいかわからない」という状況に陥らないためにも、まずは自分の受験のコンセプトを考えていきましょう。


ワンポイントアドバイス
高校生活も折り返し地点まで来ました。全国で競争する受験の世界だけではなく、自分の高校内でも学力差が出てきている時期です。この夏は「高校入学時から今日まで」の復習を必ずやりましょう。また、受験科目で中学からのニガテ分野がある場合は、必ずこの夏に克服しましょう!

大事な夏です!

2021.05.01

1.受験生が夏に絶対にやり切らなければいけないこと
受験生が夏に必ずやらなければいけないことは「この夏までに教わったことをすべて完成させる」ことです。簡単に書いていますが、これは「中学時代からの苦手単元」も含めてきちんとやり直すということですから、そう簡単なことではありません。また、これがやれたら志望校合格が決定するのかといえば、そうは言えません。「9 月以降勝負を続ける土俵に残ることができた」ということです。もちろん、やれなかった場合はこの段階でかなり厳しい話になります。よく「受験生は夏が勝負」と言いますが、なぜでしょうか。今ここで書いた「夏までの内容を完成できたかどうか」で 9 月以降がどのように分かれるのかをイメージしてみましょう。

     A くん     B くん
3年生
夏休み
絶対に志望校合格したいから、この夏は一切妥協せずやり切るぞ!
これまでの弱点はすべて克服するんだ!!
夏は大事だっていうし、いつもより勉強時間も増やして頑張ろうっと。 1 日 4 時間くらいかな~
マイペースで頑張ろう。
初秋
(9・10月)
夏は何度も気持ちが切れそうになったけど、それを耐え抜いたおかげで結果が出たぞ!志望校合格、見えてきた!! あれ?毎日 4 時間勉強していたのに偏差値下がっちゃったぞ・・・。
周りはもっとやっていたってこと?ヤバいぞこれ
晩秋
(10・11月)
夏までの内容はバッチリだから、9 月からの内容が頭に入る!過去問演習に取り組む時間も作れる!いけるぞ!志望校! 夏までの内容が不完全なせいで 9 月からの新しい内容が理解できない。過去問演習やりたいけど、それどころじゃない!!
直前期
(12・1月)
たくさん問題演習をしたから、ケアレスミス潰しもできたし解くスピードも上がった。過去問対策もしたし準備はできた! すべてが不完全で中途半端だ...。本番までに全然間に合わないよ。夏にもっとしっかりやっておかなければいけなかった。


高校入学から高3の夏までの内容を夏が始まる段階で完璧にしている人はほとんどいません。
それを夏休み終了までに完璧にすることが必須となります。それができないと、上のBくんのようになってしまいます。Bくんは秋以降、

① 高1から高3夏までの内容を仕上げる(夏にやりきれなかった分)。
② 9月以降の内容(①が不完全なせいで理解自体が難しく、時間がかかる)。
③ 過去問演習(①②のために時間が取れなくなる)。

という負担に悩まされることになります(Aくんなら「理解が進む②」と③のみで済みます)。つまり、この夏は絶対にA君のような受験生にならなければいけないのです。


2.具体的に何をする?
夏にすべきことや注意点を簡単にまとめます。
① 問題演習中心で学習する。
→「知識があれば合格する」わけではありません。それは「野球のルールを知っていれば選手になれる」と言っているようなものです。知識を得点力に変えるためには問題演習が必須です(野球でいうところの「練習」)。昔はよくミスしていたのに今はすっかりミスしなくなったもの(例えば「時制の間違い」や「計算ミス」など)は、なぜミスしなくなったのか考えてみましょう。知識自体は教わったその日からあるわけですから、これこそまさに「経験」なのです。何度も時制ミスをし、何度も計算ミスを繰り返した結果、ミスしなくなったわけです。得点力は経験によってついていきます(ミスをなくす方法はミスの経験を積むこと)。もちろん「解くスピード」も経験によって上がります。
② 最低でも 1 日 10 時間は学習
→どんなに効率よく学習しても、時間が少なければ力にはなりません。B くんが毎日 4 時
間勉強したのに偏差値が下がったのは、周りがもっとやっていたからです。
③ 細かすぎる計画を立てない
→計画を立てる時間がかかりますし、少し計画がずれただけで破綻して気持ちが切れてしまいます。「けっこう頑張らないと無理だけど、ある程度修正のできる計画」を立てましょう。たとえば、日曜日は予定を立てず「遅れた場合の調整日(うまく進んでいる場合は前倒しで進めるなど)」として設定するなどすると、破綻することなく進められます。



ワンポイントアドバイス
新入試になって 2 年目の入試です。まだまだ安定せず予測が難しい入試になりますが、それゆえに少しでも情報を得て、それを活かすことが重要になる年だと言えます。
学習を進めるだけでなく、併願する大学をどこにするか、どのような方式で受験するのかなどをしっかり考えることも合否に大きく関わることだと認識しておこう!

この夏、絶対に妥協するな!!

2021.03.03

高校合格おめでとうございます!高校生活を前にして、新たな環境・友達・部活・勉強そして進路と、楽しみや不安など様々な思いがあるかと思います。その中で最も漠然とした不安である「高校生以降の不安」について、少しでもそれを取り払っておきましょう。

3年後の大学入試は、お父さん・お母さんのころとは全然違う!
「高校を卒業したら、今度は大学に行くのかなあ」とまだ先のことについては「なんとなく」の人が多いと思います。今はそれで大丈夫なのですが、いつかはっきりと「大学に行く」「〇〇大学に行きたい」となったときに、手遅れという状況では困りますよね。皆さんが大学を受験するときのことを知っておきましょう。

●1990年代の大学入試(お父さん、お母さんのころの大学入試)

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1990年代、お父さん、お母さんのころの大学入試は約80%が一般入試(学力試験の一発勝負)でした。推薦入試は「学校の成績が特に優れていた一部の人が受けられる試験」でした。

●2024年の大学入試(皆さんが受験する時の予測)

子世代.jpg

皆さんが大学を受験するころは、学校推薦型選抜・総合型選抜という推薦入試に類する入試の比率が半分をはるかに超え、65%程になることが予想されています(これは推薦入試比率が低い国公立大学を含めた数値なので、私立大学に限定すればもっと高くなります)。

このことから言えるのは、お父さん・お母さんのころは「大学入試は学力試験の一発勝負。学校の成績が良い一部の生徒は推薦入試を利用した」ものでしたが、皆さんの時は「推薦型の入試が大学入試のスタンダードで、それが受けられない人が、少ない枠の学力試験にチャレンジする」というものになるということです。一般選抜(学力試験)は一発勝負ですのでたとえば学校の勉強をある程度疎かにしていたとしても、思い立ったところから死に物狂いで勉強することで学力を上げ合格することができたのですが、皆さんが受験するころの「推薦型の入試がスタンダード」になると、高校入学時からの取り組みが問われるため、「高2の冬で大学に行きたい気持ちが固まったので、そこから頑張る」では手遅れになる可能性が高いということです。


高校の成績は、中学のころとはここが違う!
高校における「成績」で気をつけておかなければいけないことは主に以下の2点です。

●3年間すべての成績が見られる
推薦型の入試では、学校の成績を選考に含むものが多いですが、その成績は3年間すべての成績の平均値(評定平均といいます)を見るため、たとえば「高2の2学期以降は抜群の成績を取っているが、それ以前は良くなかった」ではまずいわけです。もっと言えば「高校の出だしだけ失敗してしまった」でも、これが足かせとなって推薦が受けられないなんてこともあり得ます。皆さんの大学受験は、「高1からしっかりやっておかないといけない」時代といえるのです。

周りの環境が中学と全く違う
成績を取るうえで中学までと大きく異なることがあります。それが周りの環境です。たとえば中学の頃の自分が「成績は4と3が半々くらい」だったとしましょう。中学には「オール5に近く、こんな人にはどんなに頑張っても勝てそうにない」というようなトップ校に合格する人もいれば「2ばかりで1もある、自分が勉強せずにテストを受けても負けることがない」というような自分よりもずっと学力の低い人もいたはずです。しかし校は、自分と近い学力の人たちの集まりです。以下の図を見てもらうと分かりやすいはずです。

中学までの集団

中学までの集団.jpg















高校では周りが全員「成績4と3が半々」の自分と近い学力の人たちになります。つまり、少し頑張るとトップクラスの成績が取れますが、逆に気を抜くと一気に100人単位の人に抜かれて落ちこぼれてしまうこともあります。成績は絶対評価(順位に関係なく自分がとった点の分だけ成績がつく)ですが、実際にはある程度順位に基づいて成績がつけられますから、わずか数点の差で成績が変わってしまうなどの厳しい戦いになります。

高校生活で出てくる後悔の声の多くは「もっと早くから勉強しておけばよかった」というものです。そうした人の多くが「高校入試が終わって、一息つきたくて」「部活もあるし」などの理由から学習のペースを崩しているところが共通しています高校に合格してほっと一息はわかりますが、まずは高校のスタートを頑張ってみましょう!


保護者さまへ
今の時代の大学への進学方法がいかに多様化しているかお分かり頂けたでしょうか。当教室の様々な特徴の一つとして、生徒さんの状況に応じてきめ細かくアドバイスを随時行っておりますので、お気軽にご相談ください!