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英検2級勉強法 3.ライティング対策

2022.05.10

英検2級対策の第3回、ライティングの対策、練習の仕方をご紹介します。

※過去の記事をご覧になっていない方は以下のリンクからどうぞ。
英検2級勉強法 1.短文空所補充(単語・熟語・文法)
英検2級勉強法 2.長文対策(空所補充・内容一致)


2級のライティングは、3級や2級よりもやや社会性のあるものが問われます。
語数は80語~100語です。準2級までのライティングではそこまで苦労しなかった人でもやや書きづらい内容や長さになってくると思います。

では具体的に対策の仕方を見ていきましょう。


1. 型を覚える。

英検2級のライティングでも3級や準2級などのように、ある程度の型にはめながら書くことができますので、初めての人はまずそれを覚えましょう。

基本的な形としては以下のようなものが考えられます。

たとえば、あるお題に対してyesの趣旨で書くとすると、
I think (尋ねられていること)
I have two reasons.

First, (一つ目の理由)
(そう思う理由や具体例)

Second,(2つ目の理由)
(そう思う理由や具体例)

For these reasons, I think (尋ねられていること)

おおよそこのような具合です。各段落ごとに補足をしておきます。

・1段落目
英検は主に、●●と思うか、というお題と、賛成か、反対か、というお題が出てきます。
いずれにしても、まずはじめにその意見に賛成か反対かを書きましょう。
 
ここで、注意したいのは、Noの場合に、「I think ・・・ do not (is not)~」
とはせずに、I do not think ・・・is ~のように、notは主節に持ってくる方がよいので気を付けましょう。
なお、do notをdon't としないほうがいいのですが、これは字数をかせぐということでなく、短縮形は通常は口語調なので、書くときはdo notと短縮形を使わないほうがよいからです。3級や準2級は日常生活のことを問われているので、気にはなりませんが、2級くらいからはこういった点にも配慮できると「見た目」的にも締まってくると思います。

・2段落目、3段落目
基本的には、それぞれの段落で、まずは理由を書き、その詳細や具体例を一つ入れるというイメージです。2級のライティングのテーマであれば、理由を一つ書くにしても1文に10~15語程度になるので、理由1つ、詳細1つで20~30語です。2つ段落を作るのでここで40~60語ということになりますから、全体的な語数はこれで十分です。

・4段落目
ここで結論を語ることになりますが、最後に締める際に、1段落目で使った表現と同じ表現を使ってもよいですが、多少表現を変えると、「語彙」の観点でポイントが高くなります。


なお、お決まりの言葉は多少のアレンジがききます。

・I have two reasons. → There are two reasons for this.
・First → Firstly, The first reason is that ~
・Second → Also, The another reason is that ~
・For these reasons → All things considered、For the reasons mentioned above

この辺りは好みの問題にもなりますので、上手に使い分けるとよいと思います。


2. YesかNo両面で考えて書きやすい方でかく。

2級の場合、どの視点で書くのかというヒントが載っていますので、どちらでも理由自体は2つ浮かぶことは多いですが、自分の知っている文法や語彙を踏まえると、理由が2つ書けないということが考えられます。注意したいのは、本当の自分の意見を書かずに、あくまで自分の書けるほうの意見で書くということです。

3. 時間を決めてその時間内で書く練習をする

ライティングにかける時間はおよそ20分~25分かと思います。リーディングと一緒に行いますので、30分以上かけるなどのこともできますが、この辺りは長文をどのくらいの時間でとききれるかにかかってきます。

いずれにしても、きちんと時間内にかけるように練習をしておくことは大切です。アイディアを整理する時間もありますので、意外と書く時間が短くなることがあります。事前に練習して臨むことが大切です。

そしてライティングを何分で仕上げられるかでリーディングにかけられる時間もわかります。自分に最適な時間を見つけるようにしましょう。

4. 正しい文法を意識して書く

2級の採点項目には「文法」という項目がります。これは、文法の正確さやアレンジが問われます。ここでいうアレンジというのは、関係代名詞を使った、仮定法を使った、分詞構文を使った、名詞構文を使った、などのことで、単調にならないようにするという工夫が必要ということなのですが、これらを意識するあまり、誤った文法を使うと減点となってしまいますので、まずは正しい文法で書くことを意識しましょう。2級とはいえ、極端に高度な文法を使わなくても高得点がでますので、まずは言いたいことを正しい表現で言えるように練習しましょう。

5. 解答例をまねする

ライティングが苦手な人は、まず解答例を読んだり、解答例の和訳をみて英訳するなどの練習をしてみましょう。そうすることでライティングでよく使われる表現があることに気が付くと思います。それを今度は自分の文章の中に入れてみて実際に使えるように練習すると効果的です。


ライティングは筆記試験の中では一番対策しづらいものかと思います。ですが、ライティングで88%などの得点がとれると、リーディングやリスニングのいずれかが5割程度になってしまっても挽回できるので、実はライティングの対策が合格の秘訣となっているといっても過言ではありません。始めは難しく感じるかもしれませんが、ある程度練習すれば2級のライティングであれば比較的短期で書けるようになりますので、頑張ってみてください。



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