城南コベッツ綾瀬中央教室

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綾瀬中央教室のメッセージ

リスニング力をアップさせる6つのコツ ~リスニング対策での困ったときの打開策

2022.09.07

英検などの英語資格や大学入試のリスニングテストなどで、リスニングの点が上がらずに苦しんでいる人は少なくないと思います。

英検でいえば2級以上、大学入試でいうと多くの人が受けるであろう、共通テストのリスニングなどは、一朝一夕には点が取れないものになっており、色々練習はしていても思うように点が上がらないということは非常によくあるケースです。

リーディングでは単語を一気にたくさん覚えた、英文解釈をたくさん練習した、などにより、急激に点数が上がるということは少なくありませんが、リスニングは耳の慣れもあることから、突然リスニングの点が上がる、ということは正直ないといってよいと思います。

だからこそ多くの人が苦しむのですが、それでも、ひと工夫をすることで聞きやすくなる、内容が頭に入ってくる、ということは実はあるものです。それをしっかり続けていくことで点数上昇の兆しが見えれば、リスニングに取り組む姿勢も変わってくると思います。

そこで、今回はそんな内容をいくつか紹介します。

  • 英語のリズム(強弱)に意識を置く

 リスニングをしているときに、「なんて言っているか、よく聞こう!」と力むあまり、一語一句はっきり聞き取ろうとしてしまうことはありませんか?
 こういった方は少し肩の力を抜いて、英文全体のリズムを意識して聞いてみてください。英語は日本語と違って、音の強弱がある言語です。一つの文章をとっても軽く読んでいる音と強く読んでいる音に分かれます。

例えば以下の文を見てください。
I have a bold plan to grow the economy through tax cut and reform.
これは先日イギリスで史上3人目の女性首相になったリズ・トラス氏の演説からのセリフですが、実際の演説では
I have a bold plan to grow the economy through tax cut and reform.
のように、下線部のところを強く発音していました。
この下線部だけを切り取ってみると
a bold plan 、 grow the economy 、 tax cut 、reform
となりますが、これだけを訳してみても
「大胆な計画、経済を成長、減税、改革」
となり意味が見えてきませんか?
はじめの文をきれいに訳すと
「私には、減税や税制改革を通して経済を成長させる、大胆な計画があります」
となりますが、
ほぼ同じような意味がつかめると思います。
こうした形で強く読んでいるところを意識して聞くようにするだけでも、聞き取りやすくなるのを実感できると思います。

当然、全体の流れがつかめればその後の設問にはしっかり答えられますので、こうした聞き取りができていなかった方はぜひ試してみてください。

  • 実際の会話のように、相手の「話を聞く」イメージで。

 特に問題の先読みをする人に多いのですが、選択肢を見て、この単語に気を付けよう、などと意識をするあまり、内容が頭に入ってこないというケースがあります。
 リスニングの音声もあくまで人が話していますので、目の前に人がいて、その人が話しているように聞くだけでも、内容が頭に入ってくることがあります。

  • きちんと場面を浮かべる
 基本的には冒頭に気を付けてどのような場面での話をしているかに意識を向けると後は内容が入ってきます。はじめのあたりで改めて音声を聞いている途中で選択肢を見ることで、更に場面が浮かびやすくなることがあります。場面が浮かべば多少難しい言葉が出てきても、十分に正解できる問題はたくさんあります。内容の詳細を問う問題での正解を目指すのはそのあとでもよいでしょう。
 ※音声を聞きながら選択肢を見るのは、比較的難度の高いものです。はじめのうちは音声と音声の切れ目のところで選択肢を見るようにするとできるようになると思います。

  • 接続詞はやはり大切
国語の問題や英語でも逆説の接続詞に注目して文を読むということをすることがあると思いますが、これはリスニングでも同様です。英検準1級以上の問題では、ある説に対してhoweverというセリフが出てくると、この後の内容が設問の手がかりになることがあります。リーディングにしろリスニングにしろ、設問はその文の大切な所を理解できているかを試されます。

  • 集中力を上げるためにメモを取りながら聞いてみる
音声を聞いているときに集中できないというケースはありませんか?どこを見ていいかわからない、目をつぶるのか、など色々試す人も多いようです。
そこでおすすめなのがメモです。1分程度の文章であればメモを取ることで聞き逃すということは少なくありませんが、本番でメモを取るかは別にして、一度メモを取りながらリスニングをしてみるとよいでしょう。集中してあっという間に音声が終わることになると思いますので、おすすめです。
はじめはそれこそ、書いているうちに聞き逃してしまうということがありますが、単語を省略して書いたり、記号を使うなどして慣れてくると、何をメモすべきかということがつかめてきます。実際にそれで問題を解いてみると、答えに必要なことをメモしていたということが増えてきます。これにより、どういうところに意識を向けて聞くべきかということがわかるようになり、メモを取らなくても全体的な流れをつかめるようになるでしょう。

  • リーディングを増やす。できればスピーキングやライティングも。
リスニング対策とするととかく、たくさん聞けばよい、というように考えがちですが、そもそも英語の4技能、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングはそれぞれ独立したものではなく、お互いに相乗効果があります。大学入試ではライティングやスピーキングは少ないと思いますが、英検の上位級であれば、これらも必要にあるので、バランスよく対策をするとリスニング力も上がります。特にリーディングは一番大きな影響があります。そもそも目で見て意味が分からないものは聞いただけで意味が分かるはずはありません。リーディング練習の際に1回読んで意味がすぐ分かるようにする練習はリスニング力のアップに大きくつながります。




多くの人にとって、リスニングの対策は非常にしづらいかと思います。どうやって勉強していいかわからない、何をすればいいかわからない、となりがちで息詰まることもしばしばです。

ですが、きちんと突き詰めれば解決法はあります。まずは自分がなぜリスニングができないのか、という原因をきちんとつかんで、それに合わせて対策をしていくことが大切です。



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