城南コベッツ神戸深江教室

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神戸深江教室のメッセージ

高大接続改革

2024.04.13

 リメディアル教育
 「リメディアル教育(Remedial Education)」とは、学習の遅れている学生に対して行う基礎学力を補うために行われる補習教育のことを言います。

 日本で実施されている、主な「リメディアル教育」は次の4種類で、多くの大学で実施されています。
① 入学予定者に対して入学前に実施するタイプ
  合格決定から入学までの間の学習
② 高校までの教科教育を復習するタイプ
  未履修の場合,または学力不足の場合の対応
③ 大学の専門教育に必要なスキルを修得するタイプ
④ 講義での成績不良者に対する補習を行うタイプ

出典:桃山学院大学_中堅大学生に必要なリテラシー能力の研究

 「リメディアル(Remedial)」には、「治療」という意味を表すだけでなく、「手軽に直す」「すばやく簡単に直す」という意味が含まれ、政策的には消極的な感じを与えます。
 日本では、以前から「補習」という言葉が使われますが、この言葉は「授業についていけない成績下位の生徒にだけ行われる授業」のようなマイナスのイメージがあります。

 米国では、ほとんどが「ディベロップメンタル教育(Developmental Education)」という「発展させるための」「次の段階に進むため」の教育、といった積極的な意味を含む言葉が使われています。
出典:Wikipedia

 「リメディアル教育」を効果的に行うためには、より一層、高校と大学の連携が必要になってきます。
 特に、大学入学前の「リメディアル教育」は、生徒が高校在籍中に行うことになるので、「入学前教育」を担う体制や責任の所在を明確にすることが重要です。

  高大接続
 2023年度入試(2023年4月入学)より、立命館大学は、総合型選抜の出願要件(一部の学部)にAI学習システム「atama+(アタマプラス)」で学修することを取り入れています。
参考資料:atama+プレスリリース_2022.03.29


出典:学部指定単元AI学習プログラム
対象学部: (2024年度)政策科学部、総合心理学部、経済学部、スポーツ健康科学部、食マネジメント学部、情報理工学部、生命科学部、薬学部

 他にも、立命館大学アジア太平洋大学福岡工業大学千里金蘭大学でも、「atama+(アタマプラス)」で指定単元を学習することが総合型選抜入試の出願要件になっています。
(詳細は、各大学名をクリックしてください。)

 また、総合型選抜や学校推薦型選抜で早い時期に入学が決まった入学予定者に対して、基礎学力や学習意欲の向上、今後の学習に必要な専門知識の習得などを目的として「入学前教育」を行う大学が増えてきています。

 AI学習教材である「atama+(アタマプラス)」は、「高校の学びから大学の学びへの接続」でも重要な役割を果たしています。

青山学院大学 社会情報学部
対象学生:「スポーツに優れた者の入学者選抜」のうち、「スポーツに優れた者方式」と「相模原キャンパスアスリート方式」で選抜された社会情報学部への2024年度入学資格を持つ者(希望者のみ)
対象教科:数学
募集開始:2023年12月末
実施期間:2024年1月〜3月
参考資料:atama+ プレスリリース_2023.0928

龍谷大学 経済学部
対象学生:「総合型選抜入試・関係校推薦入試・指定校推薦入試・付属校推薦入試」の2024年度入学生
対象教科:数学(数Ⅰ:数と式・二次関数・データの分析、数A:場合の数と確率・整数の性質、数Ⅱ:指数と対数・多項式の微分法・多項式の積分法など)
学習期間:2023年12月下旬〜2024年3月
参考資料:atama+ プレスリリース_2023.12.21

 「atama+(アタマプラス)」を利用することで、人間では不可能なレベルで苦手の根本原因を特定することができます。
 例えば、高校で学習する「2次関数」を解くには、中学校で学習する「方程式の解き方」が理解できている必要があります。

 「atama+(アタマプラス)」を利用する中高生の学習状況を調査すると、多くの高校生がつまずきを抱えている小中学生の単元は、「平方根の計算」「図形の相似・面積比」「確率」であることが明らかになりました。
 また、多くの中学生がつまずきを抱えている小学生の単元は「図形の面積」「小数分数の計算」「割合」であることも明らかになりました。

 さらに、中学生の約55%(半数以上!)が小学生範囲の単元に「つまずき」を抱えているということもわかりました。。
出典:atama+ プレスリリース_2020.08.27
 
小5_割合の計算1_cmyk.jpg
 当教室では、小学生から「atama+(アタマプラス)」で学習することができます。
 小学生の高学年は、小学1年生~4年生で習ったことを応用して解く問題が多く、中学生の数学の基礎にもなる単元です。
 今のうちに「つまずき」をなくしていきましょう。