城南コベッツ東船橋教室

Tel:047-409-7533

  • 〒273-0862 千葉県船橋市駿河台1丁目1-50 1階
  • JR総武線 東船橋駅 徒歩5分

受付時間:14:00~20:00/日祝休

  • 1対2個別指導
  • atama+個別指導
  • ジュニア個別指導
  • 総合型・学校推薦型選抜対策
  • デキタス
  • スタディ・フリープラン

東船橋教室のメッセージ

「英語」と「数学」に特に力を入れている理由

2024.04.29

~「英語」と「数学」に特に力を入れている理由~


はい、今日はこのテーマです。

改めまして、こんにちは!城南コベッツ東船橋教室です。

中学生1(パンフ表紙).jpg


英語と数学へ力を入れているのは、習得まで時間がかかるからです。また、どちらも積み重ねの知識が必要だからです。



【習得まで時間がかかる】

英語では、一番身近でわかりやすいのが、英検のテキストをご覧頂くといいでしょう。
学校で使っている教科書だと、「習得まで時間がかかるかどうかの診断」はなかなかつきにくいです。

英検のテキストは、4級、3級、準2級・・・2級・・準1級・・・1級と本屋さんなどでも 手にとって中身をご覧いただければ、一目瞭然です。

「英語なんて簡単じゃん」

とか言ってる子いますよね。

英検4、3、準2あたりは、そりゃぁ簡単です。素直な問題ですし、対策も立てやすいです。

しかし、2級以上は、ザッとテキストを眺めた程度での合格はなかなか難しいかもしれません。

英語は、初期は簡単なのです。

なんなら、会話英語でリズムで覚えても、学校のテストで正答を得やすいです。でも入試問題はreading(リーディング)が主体ですので、リズムで覚える英語で、どこまでも通用することはないです。

しっかりと単熟語、連語をおさえて、文法学習、構文学習を積んで、読解と英作文の練習、リスニングの練習をしなくてはいけません。


数学(算数)もそうです。
低学年の内容とか、初期問題であれば、復習の必要もないぐらい頭に入っていると思いますが、どうでしょう・・・応用問題とか学年が進むごとに

「うわ、もう手に負えない」という領域までけっこうありますよね。

お父様、お母様がかつて習ったとは言え、今の傾向、今の出題される問題をご覧頂ければ、一筋縄ではいかないかも・・・って思うかもしれません。


教科書の例題を説明つきで習得して、いざ基本問題に向かう、そして練習問題とか、教科書の章末にあるような問題、ワークの難易度高めの問題とかに取り組んでいくと、

考え方を柔軟にしたり、発展的な内容が急に出てきたりします。


基本は出来ているけれど、、、応用になると、、、このようなパターンはものすごく多いのです。


基本はガッチリ出来ています!計算もばっちりです。ケアレスミスもなくよく出来ています!!


でもでも

 ↓ ↓ ↓

あ、裏面の応用問題は、30%落としています。半分ぐらいしか出来ていません。
応用問題になるととたんに出来なくなってしまうお子さん、ものすごく多いですよね。


小学校のカラーテストとか中学におけるテストでも基礎を問う問題と応用問題は、その出題率は、だいたい6:4でしたが、たまに見ると5:5とかになっているケースもあります。

そして、模試とか入試問題を見れば、ハッと目が覚める思いもあるでしょう。


「定期テストとかなり傾向が違いますね・・・」という気づきです。



その観点から言っても、基本が出来ているから大丈夫、応用は基礎の上に成り立つんだから、基礎ががっちりやってれば大丈夫、


ではないのです。


基礎から応用へステップアップしていく 途中過程が抜けてしまえば、その階段を上手くあがることが出来ないことが多いということです。


【積み重ねが必要な教科】

積み重ねが必要な教科? いったいどういう意味でしょうか。

これをお父様とかお母様にお伝えするときに、私は社会とか理科という教科と比較してお伝えすることが多いです。


例えば、理科で「植物分野の問題」があったとします。はたまた、ここに「物理の問題」があったとします。

これらは2つとも理科の問題であることは間違いないのですが、関連性というか、繋がりは・・・ないですよね。。

だからこそ、理科には「物理、化学、生物、地学」という4分野が大きな分類項としてあるのです。

それぞれの関連性が全くゼロではない分野もあるのですが、たいていは、分けて考えて大丈夫です。

社会もそうですね。
確かに昨今、地理と歴史と公民分野の融合的問題もありますが、個々の分野の知識が
あれば、きちんと解けます。

融合的な解釈、複合的な解釈を無理やりしなくても単元ごとの学習が上手く出来ていればけっこう解ける問題が多いです。


対して、英語と数学は、過去に習ってきた知識がずっと必要になりますので、習ってきた内容で、どこかが知識として抜け落ちてしまっていると、そこで解く力がダウンしてしまいます。



英語で、例えば、現在完了形という文法を今習っているとします。


現在完了形の文法知識「だけ」あっても問題は解けないことが多いです。何故かというと、

過去に習ってきた英語の知識を積み上げてきて、初めて現在完了形の問題が解けるからです。


三人称単数、複数形の表し方、前置詞の知識、時制についての知識、過去形の知識、などなど、現在完了形「だけ」習っていてもダメな理由はいくらでもあります。


だから、こういう現象にも気を付けなくてはいけません。

現在完了形「だけ」を学校のワークとか、●●ワークと名の付くものでやれば、解かせられる問題は、ずっと現在完了形ですので、

まるで、機械的に解けてしまうのです。問題の構成がそうなっているからです。

現在完了形=have(has)+過去分詞という基本の部分を教科書でもワークでも覚えさせていわけですから、当然です。


ところが、けっこう英語が苦手な生徒さんの現象で多いのが、今習っている単元については解けているけれど、過去習ってきた単元でのミスがある・・・・

こんな感じになってしまいます。

だからこそ積み重ねがとても重要な教科と言えるのです。

これは数学も全くそうです。


受験生でも四則演算で間違えてしまうことはケアレスとかもあるし、分数の処理の仕方でのミス、カッコの外し方でのミス、移項するときのミスとか、けっこうあるのです。

これらのミスが顕在化し、尚且つ新しい単元が目白押しになってきますと、

どこかで抜け落ちてしまった知識が一つ、二つ、三つとだんだん増えてきて、


「数学やべぇ、わかんね・・・」という状況に陥ってしまうのです。



★習得に時間がかかって、尚且つ積み重ねが必要な教科、英語と数学はとにかく重要視したほうがいいです。


「私、(俺) 得意だし!」


はい、そういう子も日本に数千万人います。しかし、その数千万人が自分の思いだけでの得意だとしたら、受験になるとなかなか戦えない「得意」で収まってしまう可能性が高くなります。


得意と出来る、解けるは違いますので、その点も要注意ですね。

ましてや、英語で得意、数学で得意、それはある一時までの得意であって、先々まで得意という保証はどこにもないという事実。

これも目を背けずに見てほしいです。


よく「アルアルアル」なのは、

中学まで、けっこう英語得意で、英検●級も取ったという子が、高校になって通用しなくなり、不得意教科になってしまったという事例。


はい、これ わんさかあります。

中学までの得意=高校での得意となるとは限らない

総じて

小学校までの勉強出来るね=中学以降も勉強出来るねになるとは限らない


かなり大きく 予想とかけ離れること・・・すっごく多いので、

是非ともご注意ください。