2024.10.11
こんにちは。
今日は、高3生のM君の指定校推薦を勝ち取るまでの軌跡をお話しします。M君が、この塾に入ってきたのは、中3時の7月中旬でした。彼は、それまで部活(野球部)に専念していて、定期テストの勉強すら、あまりしていませんでした。ここからは、部活も終わり、受験勉強をしなければいけないとお母様とご一緒に来られたのを、今でもよく覚えています。そして私が数学の無料体験授業を行いました。今まで勉強をしていなかったため、計算ミス、解き方が分からないといった問題も多かったのですが、教えた事に対して飲み込みはとても速いと感じました。部活に注いでいたパワーを受験勉強に注がなければいけない事と順序を踏まえて勉強していけば、かなり伸びる事を、率直にMくんとお母様に伝えました。すぐに入塾を決めて頂き、そこからM君の勉強への快進撃が始まりました。私が作った夏休みの勉強計画表(自宅では勉強できないと言うので、授業がなくても毎日塾に来て自習)を着々とこなし、わからない問題はよく質問しにきました。この年の夏休みは、家より塾での滞在時間のほうが、長かったと今でもよく言っています。そして受験まで成績を順調に伸ばしていき、模試でも第一志望校(公立高校)がA判定まで成績は上がりました。
さあ、そして2月本番をむかえます。この年の千葉県公立高校の問題は数学の出題形式が変わったなどの事もあり、M君の結果は数学が模試の時より明らかに点数が取れていませんでした。よって残念ながら、第一志望の公立高校が不合格でした。
この時のM君のすごく悔しそうにしていたのを見て、私自身も、もっとなにかしてあげられなかったかと非常に悔しい思いではありました。
そして第二志望の合格していた私立高校に進学することになります。この高校は大学の指定校推薦が多い高校でした。私はM君に言いました。「この受験で、得たものは大きい。それは自分で勉強する力が身についた事です。高校では学年トップを狙っていけるはずだよ。そして大学は指定校推薦で決めてしまおう」と。ここで、高校受験の悔しさをバネにし、私の言葉どうりにがんばりつづけた所がM君のすごい所でした。1年生の間は、学年3位以内、2年生~3年生の前期までトップ10以内を維持しつづけました。定期テスト1か月前からは、授業以外でも毎日自習に来ていました。
そして、先月の前半にM君は、見事に高校入学時に立てた目標を成し遂げた!
日本大学 理工学部 航空宇宙工学科の指定校推薦を勝ち取る!(第一志望校)
君の努力をずっと見てきた!本当におめでとうございます!
進学しても、このまま目標達成(国家試験取得)まで、がんばってください!
塾長 三木