秦野教室のメッセージ
夏ノ暑サニモマケズ②
2023.07.11
こんにちは!
城南コベッツ秦野教室、教室長の畑中です。
先週はこの夏も気を付けたい熱中症について、
なぜ起こるのか、そのメカニズムを中心に見ていきました。
※前回の更新はこちら!
今回はそれを基に、
どうすれば熱中症に陥らず、健康に夏を乗り切れるのかを見ていきましょう。
前回のお話では、
・産熱と放熱のバランスをとることが重要、特に夏の暑い日は放熱を意識する。
・汗をかいて放熱するために水分補給は大事だが、ただの水でなく塩分も補給できる水分がよい。
の2点が大事だとわかりました。
では具体的にどのように対策を取ればよいのでしょうか。
効率よく放熱を促すには、やはり水分補給は欠かせません。
人間は運動している時だけでなく日々生きて活動している間、
あるいは就寝中にも様々な形で水分を排出しています。
まずはこの出ていく水分を補う目安として、
一日1.2Lほどを目標に飲料を飲むとよいとされています。
厚生労働省によると、体重60kgの成人男性が1日あたりに必要な水分量は約2.5L。
そのうち、食事で摂取する水分や、体内で生成される水分を除くと、
飲み水として必要な水分量は1.2L程度と言われています。
また飲むペースとしては、
15分から30分に一回、200ml~300mlほどを目安にこまめに飲みましょう。
これは「のどが渇いたと感じる前に飲む」という
熱中症対策の大きなルールの一つに基づいています。
飲むものも、ただの水であれば一緒に塩分が摂れるような食べ物を摂取したり、
あるいはスポーツドリンクのような塩分を含みこんだ水分を摂りましょう。
(なぜ塩分が必要かは前回を参照!)
また、カフェインを多く含むお茶やコーヒーなどは利尿作用があり、
せっかく補給した水分が尿として流れてしまうため、
熱中症対策としてはおすすめできません。
以上の水分補給アドバイスを基に、
夏休みを元気に過ごし、人生最高の夏を作りましょう!
それではまた次週!