城南コベッツ横浜六浦教室

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横浜六浦教室のメッセージ

「特」という漢字の訓読み

2021.01.04

今年の干支は「丑(うし)」です。

「丑」という字が示しているのは、手の指先に力を入れて曲げ、ものを固く握る形で
「ひねる」という意味も表しています。力を入れてものをくくり、固く束ねる際に
用いるのが「紐」(ひも)。この字は糸へんに「丑」と書きます。

「丑」は、十二支が作られた古代中国の時代から使用されていた漢字の名残で、
現代では干支以外にはほとんど使われておらず、通常は「牛(うし)」と書きます。

牛へんの漢字というと、「牛」「牡」「牝」「物」「牧」「特」などが思い浮かびます。
その中で「特」といえば「とりわけ/ぬきんでる」などの意味を持つ漢字です。
「特」の字の成り立ち「牛」+「寺」は「ひときわ大きな雄牛」を意味しており、
そこから「とりわけ/ぬきんでる」という意味で使われるようになったようです。

では、この「特」という漢字の音読みの「とく」以外の読み方をご存知でしょうか。


訓読み 「おうし」、「とりわ(け)」、「ひと(つ)」、「ひと(り)」
(ただし、これらの訓読みは常用漢字表外の読み方です)

というわけで、「特」という漢字の訓読みは「おうし」。丑年にちなんだ話題でした。