城南コベッツ横浜六浦教室

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漢字の成り立ち~知識検定対策(1)

2023.04.22

中国最古の最古の部首別漢字字典である「説文解字(=せつもんかいじ)」は、
後漢時代の許慎(=きょしん)の作です。和帝の永元12年(西暦100年)に成立し、
建光元年(121年)に許慎の子の許沖が、安帝に奉ったと伝えられています。

「説文解字」では、漢字を象形「象形」「指示」「会意」「形声」の4つに分けています。
さらに、漢字の用法の法則として「転注」「仮借」を加えています。
これは「六書」といわれ現在も使われています。「象形」「指示」「会意」「形声」の
4種を造字法、「転注」「仮借」の2種類は文字の転用法といいます。

「象形」 ものの形にかたどって作った文字。多くの部首が象形文字です
「指示」 点や線によって抽象的概念を示したもの
「会意」 二つ以上の漢字を組み合わせて新しく一字を作ったもの
「形声」 意味を表す部分と発音を表す部分から成る漢字
「転注」 漢字の原義を転じてほかの意味に用いる用法
「仮借」 漢字の意味は無視して、その音だけを利用する方法

なお、日本で新たに作った文字を「国字」といいます。国字には和製漢字と仮名とがあり、
和製漢字には会意によるものが多いです。

知識検定・ジャンル「ことば」の予想問題です。

問題1.成り立ちからみた漢字で、もっとも多いものはどれ
1.象形
2.指示
3.会意
4.形声

問題2.次のうち、国字でないものはどれ
1.風
2.凩
3.凧
4.凪

問題3.次の部首のうち、いちばん所属文字が多いのはどれ
1.きへん
2.くさかんむり
3.さんずい
4.てへん

このシリーズは続くでしょうか
正解は問題1,【4】、問題2,【1】、問題3.【2】