横浜六浦教室のメッセージ
猫の日にちなんで~化け猫・猫又
2025.02.21
2月22日は、にゃんにゃんにゃんの語呂あわせで「猫の日」です。
長生きしたことにより化生(けしょう)の身となった猫たちの話です。
化け猫は、文字通り猫が齢を重ねて変化した妖怪です。なかでも老猫は尻尾が二つに分かれ、
恐ろしい霊力を得るという俗信が各地にあり、猫又と呼ばれることがあります。
化け猫の記録は古くから存在します。鎌倉時代の公家・藤原定家(ふじわらのていか)の日記
『明月記』には天福元年(1233年)、南部(現在の奈良県)に犬と同じくらいの猫又が現れて、
数人を襲ったとの記述があります。同様の野獣的な猫又は、14世紀に書かれた吉田兼好の
日本三大随筆の一つ『徒然草』にも記述があります。
猫の怪異譚としては『日本国現報善悪霊異記』(にほんこくげんぽうぜんあくりょういき)に、
慶雲2年(705年)に豊前国(現在の福岡県)の少領・膳臣広国(かしわでのおみひろくに)が
死後、猫に転生し、息子に飼われたとあるのが最初です。日本に化け猫の逸話が多いのは、
農耕民族の日本人にとって、ネズミの天敵「猫」がそれだけ身近な存在だったということでしょう。
4年前の記事「日本霊異記~日本最古の猫の記録」はこちらです。
https://www.covez.jp/school/kanto/kanagawa/yokohama/kanazawa/yokohamamutsuura/message/entry_2215.html