城南コベッツ塚田駅前教室

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塚田駅前教室のメッセージ

2022年 千葉県公立高校入試の5教科ズバリ平均点予想【城南コベッツ塚田駅前教室】

2022.03.01


こんにちは、塚田駅前教室です。

2月24日、25日に千葉県公立高校入試が実施されました。
テスト後に自己採点の報告を生徒さん達からいただき、その内容から平均点予想をしてまいります!

その前に、まずは5教科それぞれの内容を見ていきましょう。
生徒さんからの感想も見ていきます。

■国語■
①漢字が難しかった 
 書きの問題で「旧態依然」を答えさせるものもあり、中学生では使うこ
 とが無い難しい言
葉が登場しました。
②読解が難しかった
 例年通り、説明的文章、文学的文章、古典がそれぞれ出題されています。
 説明的文章では、本文と同じ著作の中から関連する箇所を解答させる問
 題、
文学的文章、古典では、それぞれの文章を読んだ生徒たちの話し合
 いや感想文を資料とし
て提示されました。そこに空欄があり、あてはま
 る意見を書き抜き、または指定された字
数内で解答していく内容でし
 た。

 複数の資料を分析し、自分の考えを表現していく力を求められる問題で
 した。

③作文
 今回は「大人」の条件について。2人の生徒が話し合う会話を手掛かり
 に、自分の意見をま
とめ、伝わりやすく書いていくことが求められまし
 た。


国語については、今までも感想として聞いてきた「時間不足」の言葉がやはりありました。
はじめの聞き取り問題で約10分は共通して時間を取られます。
そして、今回の読解文の内容の難しさや作文の内容など、考える時間に余裕を持っていくことが難しく感じた生徒さんもいたかと思います。


■数学■
①大問1の変化
 今までの出題傾向からガラッと変わったのが数学です。
 これまで、大問1の計算問題6問は必ずすべて解答できるように!と口
 酸っぱく言ってき
ていましたが、今回の入試では基本の計算問題が3問
 と減っていました。

 その代わり、確率や文字式、教科書改訂により移行措置として学習した
 「箱ひげ図」が今
回登場。
 そして、大問1だけで配点が51点分です。今までの大問1,2を統合
 し、小問集合として
の出題でした。
 落ち着いて解けば解きやすい問題もありつつ、過去問で一生懸命やって
 きたものとガラッ
と変わったことで驚きから焦ってしまったということ
 もあった様子です。

②大問2,3は関数、証明問題
 関数の(1)、(2)、(3)のうち、(3)は難しい応用問題でした。
③大問4の変化
 会話文として問題の条件が示され、内容を把握していくことに苦戦した
 と思います。

 今までに無かった出題方法でした。
 一次関数の問題で、円周上を移動する2点の動点を考え、変化の特徴を
 捉えてグラフや式に
表していくという、最後の最後でより思考力を必要
 とする問題になりました。


取りやすい問題は必ず取っていくというスタンスで今まで対策をしてきていましたが、今回の新傾向では、思考力を問われる問題が増え、取りやすい計算問題が少なくなったことがわかりました。


■英語■
①大問7、8、9の読解問題
 特に大問8は文章量が多く、とてもやりにくかったと思います。
 大問7では、英文+イラストで、「話す」ことを意識したプレゼンテー
 ション形式の内容
から複数の情報を正確に読み取り、その内容を理解し
 たうえで適切な解答をしていくという思考力・判断力を必要とする問
 題。

 そのあとの大問8の長文問題ということもあり、時間制限がある中で読
 んでいくのが大変
だったと思います。
 図表問題も、昨年と比較して図表で示されている情報が多くなったた
 め、正確に読み取っ
ていく必要があります。

英語は、昨年度と出題数や配点に大きな変化はありませんでしたが、国語、数学のように思考力を必要とする内容になりました。


■理科■
①記述問題が増加
 問われている内容そのものは難しくはありませんでしたが、昨年と比
 べ、記述問題数が増えました。

②実験を絡めた問題が中心
 今までのように実験の内容から適切な内容を選択していくもののほか、
 今回の数学のように会話
文形式になったものも出題されるようになりま
 した。

移行措置の「ダニエル電池」
 数学の「箱ひげ図」と同様に、理科でも教科書改訂による移行措置とし
 て学習した「ダニエル電池」が登場しました。


理科は、出題内容の傾向としては昨年度と同様に「観察・実験を題材とした問題」「身近な生活に関わりのある問題」が出題されました。
生物、化学、地学、物理それぞれの分野からバランスよく出題されています。


■社会■
①公民分野
 公民分野は、より広い知識量を必要とされる内容になっていました。
 現代社会の課題に対する関心や理解をはかることを目的とした問題が多
 くなりました。


記述問題に関しては比較的答えやすい問題で、しっかりと内容が整理できていれば解答していくことができたかと思います。


全体としてSDGsや環境問題、国際社会を意識した内容だった印象です。


各教科それぞれの平均点予想として、

国語52
数学51
英語56
理科54
社会58

5教科合計 271点 ぐらいになると予想しています。


今回は数学の出題傾向に大きな変化があったため、ここでの平均が特に下がると予想されます。


3月7日(月)の結果は果たして