北与野教室のメッセージ
埼玉県公立高校入試攻略マニュアル~数学(通常問題)編その⑤『大問4⃣攻略』~
2023.01.23
皆さん、こんにちは!
教室長の戸張です。
先日お話した埼玉県公立高校入試完全攻略マニュアルを掲載してまいります。
今回は第十二回「数学(通常問題)編その⑤」になります。
☆試験で時間が足りなくなってしまう
☆数学の勉強の仕方が分からない
☆どうしても点数が伸びない
☆何からやればいいのかわからない
このような悩みを持つ受験生は是非お読みください!
国語編→こちら(全7ページ)
英語編→こちら(全7ページ)
目次
1.数学の問題構成・基本情報 「基本問題で勝負が決まる!」
→数学編その①
2.大問1⃣攻略 小問集合 「絶対に落とさない!」
→数学編その②
3.大問2⃣攻略 小問集合 「作図は落とさない!」
→数学編その③
4.大問3⃣攻略 文章題 「問題文をよく読む!」
→数学編その④
5.大問4⃣攻略 図形 「証明は確実に解く!」
→こちらの記事
6.今からでもできること
→数学編その⑥
5.大問4⃣攻略 図形 「証明は確実に解く!」
今回は第十一回、大問4⃣図形についてお話しようと思います!
大問4⃣は図形問題となっており、各5~6点の問題が2~3問出題されます。
この大問は大問3⃣とほぼ同様であり、
具体的なポイントは3つ!
①一問目は絶対に正解しよう!
大問4⃣の一問目は証明問題であり、
練習さえキチンとしていれば確実に正解できます!
まず以下の内容は必ず全て覚えましょう
①三角形の合同...3つの合同条件を覚える
②直角三角形の合同...2つの合同条件を覚える
③三角形の相似...3つの相似条件
④特別な四角形※特に平行四辺形の5つの条件は覚える!
次に重要なのは書き方です。
証明は正しく記述できなければ意味がありません。
必ず練習し、以下のようなテンプレートを書けるようにしましょう。
※のある箇所は必ず書くこと!
(例)
△(三角形)〇〇〇と△(三角形)◎◎◎において→※1
仮定より→※2
○○=◎◎...①→※3、4
共通の辺なので
◇◇=◆◆...②
平行線の錯角なので
∠○○○=∠◎◎◎...③
①②③より二組の辺とその間の角がそれぞれ等しいので→※5
△(三角形)○○○≡△(三角形)◎◎◎
※1 まずは証明したい図形がどの図形なのかを明記する
※2 その箇所が等しい理由を明記する
※3 対応する点を意識し、順番を揃える
※4 合同・相似・特定図形の条件となる箇所は番号を振る
※5 「①②③より」から始め、合同・相似・特定図形の条件を明記する
「それぞれ」という言葉を忘れがち!
②図形内に書込む+取り出してみよう!
図形問題では問題文に長さや角度に関する情報が示されています。
それらの情報は必ず図形内に書き込みましょう。
またそれに加えて実施してほしいのが、図形を取り出して考えてみるということです。
例えば一問目の証明問題で減点される主な理由の一つが対応する点のミスです。
本来は「AB=ED」としなければならないところを「AB=DE」と書いてしまう。
このようなミスで減点される生徒が多いです。
図形内に書き込むだけだと情報が混在し、かえって混乱してしまう場合があります。
図形を比べる場合は横に並べる、今見ている箇所だけを外に抜き出す。
といった具合に今注目している図形を抜き出す癖を身に着けておきましょう。
③二問目以降は冷静に見極める!
試験に挑む上で心掛けてほしいこと、それは最大得点を目指すことです。
自分が解ける箇所を見極め、その全てでミスなく正解する。これが合格への近道です。
ですので大問3⃣同様、
時間がかかりそうであれば二問目以降は解かなくても大丈夫です。
特に記述問題はどうしても時間がかかります。考え方が浮かばなければ後回しにしましょう。
大問4⃣の二問目以降の配点は4~6点です。大問1⃣でケアレスミスがあれば相殺されてしまいます。
まずは大問1⃣・2⃣で確実に点数を取る。これも立派な戦略です。
解けない問題は思い切って「捨てる」、その勇気を持ちましょう。
今回の記事は以上になります。
次回は第十三回、今からでもできることについて掲載予定です。
それでは次の記事でお会いいたしましょう!
教室長の戸張です。
先日お話した埼玉県公立高校入試完全攻略マニュアルを掲載してまいります。
今回は第十二回「数学(通常問題)編その⑤」になります。
☆試験で時間が足りなくなってしまう
☆数学の勉強の仕方が分からない
☆どうしても点数が伸びない
☆何からやればいいのかわからない
このような悩みを持つ受験生は是非お読みください!
国語編→こちら(全7ページ)
英語編→こちら(全7ページ)
目次
1.数学の問題構成・基本情報 「基本問題で勝負が決まる!」
→数学編その①
2.大問1⃣攻略 小問集合 「絶対に落とさない!」
→数学編その②
3.大問2⃣攻略 小問集合 「作図は落とさない!」
→数学編その③
4.大問3⃣攻略 文章題 「問題文をよく読む!」
→数学編その④
5.大問4⃣攻略 図形 「証明は確実に解く!」
→こちらの記事
6.今からでもできること
→数学編その⑥
5.大問4⃣攻略 図形 「証明は確実に解く!」
今回は第十一回、大問4⃣図形についてお話しようと思います!
大問4⃣は図形問題となっており、各5~6点の問題が2~3問出題されます。
この大問は大問3⃣とほぼ同様であり、
具体的なポイントは3つ!
①一問目は絶対に正解しよう!
練習さえキチンとしていれば確実に正解できます!
まず以下の内容は必ず全て覚えましょう
①三角形の合同...3つの合同条件を覚える
②直角三角形の合同...2つの合同条件を覚える
③三角形の相似...3つの相似条件
④特別な四角形※特に平行四辺形の5つの条件は覚える!
次に重要なのは書き方です。
証明は正しく記述できなければ意味がありません。
必ず練習し、以下のようなテンプレートを書けるようにしましょう。
※のある箇所は必ず書くこと!
(例)
△(三角形)〇〇〇と△(三角形)◎◎◎において→※1
仮定より→※2
○○=◎◎...①→※3、4
共通の辺なので
◇◇=◆◆...②
平行線の錯角なので
∠○○○=∠◎◎◎...③
①②③より二組の辺とその間の角がそれぞれ等しいので→※5
△(三角形)○○○≡△(三角形)◎◎◎
※1 まずは証明したい図形がどの図形なのかを明記する
※2 その箇所が等しい理由を明記する
※3 対応する点を意識し、順番を揃える
※4 合同・相似・特定図形の条件となる箇所は番号を振る
※5 「①②③より」から始め、合同・相似・特定図形の条件を明記する
「それぞれ」という言葉を忘れがち!
②図形内に書込む+取り出してみよう!
図形問題では問題文に長さや角度に関する情報が示されています。
それらの情報は必ず図形内に書き込みましょう。
またそれに加えて実施してほしいのが、図形を取り出して考えてみるということです。
例えば一問目の証明問題で減点される主な理由の一つが対応する点のミスです。
本来は「AB=ED」としなければならないところを「AB=DE」と書いてしまう。
このようなミスで減点される生徒が多いです。
図形内に書き込むだけだと情報が混在し、かえって混乱してしまう場合があります。
図形を比べる場合は横に並べる、今見ている箇所だけを外に抜き出す。
といった具合に今注目している図形を抜き出す癖を身に着けておきましょう。
③二問目以降は冷静に見極める!
試験に挑む上で心掛けてほしいこと、それは最大得点を目指すことです。
自分が解ける箇所を見極め、その全てでミスなく正解する。これが合格への近道です。
ですので大問3⃣同様、
時間がかかりそうであれば二問目以降は解かなくても大丈夫です。
特に記述問題はどうしても時間がかかります。考え方が浮かばなければ後回しにしましょう。
大問4⃣の二問目以降の配点は4~6点です。大問1⃣でケアレスミスがあれば相殺されてしまいます。
まずは大問1⃣・2⃣で確実に点数を取る。これも立派な戦略です。
解けない問題は思い切って「捨てる」、その勇気を持ちましょう。
今回の記事は以上になります。
次回は第十三回、今からでもできることについて掲載予定です。
それでは次の記事でお会いいたしましょう!