塚田駅前教室です。
今回は英検について触れていきます。
保護者様との面談では、英検の話、漢検の話などもさせていただいております。
というのは、特に英検は絶対にとっておいた方が良いからです。
■英検を取っておくメリット
受験において
・英検を取得していることが受験資格
・加点
・英語の試験免除〔得点に換算される〕 → 英語外部検定利用入試〔外検入試〕と呼びます。
などの優遇措置の設定がある学校があります。
私立中学や、高校受験、そして大学受験という試験において英検を持っていることが有利になるということです。
受験で戦うための武器を増やす、と考えると良いかもしれません。
受験生になってから慌てて英検取らなきゃと動くことが多いので、下準備として早いうちに計画をしていけると一番良いです。
会場で受ける英検は決まった日にち〔年3回〕しかないため、慌てて6月、10月と受けていくか
今ではs-cbtというパソコンで一次・二次試験をまとめて受験できる方法もあり、こちらは通常は土日です。
s-cbtは7月・8月の子供たちが夏休み期間になる時期は
平日も受験ができるようになってるためこの時期に慌てて受けることが多いです。
そして......
当然同じように考えるお子さんが多いため、夏休み中はあっという間にパソコンルームや商工会議所などの試験会場が埋まってしまいます。
実際に、会場が埋まってしまい夏休み中に受験できず9月に受けた、または遠くの市や東京の会場まで受けに行ったというパターンも見ております。
高校受験の場合、
志望校に出す調査書を学校の先生が作る時期が11月中頃~下旬なので、
2次試験までの合格結果を出しておくとすると10月がぎりぎりです。
英検の会場受験は年3回ありますが、実質2回しかチャンスがありません。
s-cbtは1次・2次まとめて1回で結果が出ますが、
会場受験は一次の結果が一か月後、それから二次試験を受けてさらにその結果が一か月後......と
会場受験の場合は早め、早めに動く必要があります。
大学受験の場合
今や、一般受験よりも総合型選抜・学校推薦型選抜で合格を狙う数が上回っています。
大学側も、総合型選抜・学校推薦型選抜での受験者数が多くなることから、基準も厳しめにしてきてます。
高校卒業時には、準2級~2級レベルの英語力を有していることが前提とされていますので、
出願条件の中に、英検準2としている学部・学科、2級以上としている学部・学科があります。
【大学入試】受験方法をどう利用していくか。指定校推薦の変化〔高校生〕 【城南コベッツ塚田駅前教室】
こちらの記事もぜひご覧ください。
中学受験の場合
英語入試というものも広がってきています。
中学受験と聞くと、算数・国語・理科・社会の4教科が基本です。
近年は、受験の選択肢を増やすため、2教科受験・1教科受験ができる入試日を設ける学校も増えてきています。
こういった背景には、小学校の英語教科化・大学入試の改革〔共通テストの変化など〕があります。
2020年度から始まった小学生の新学習指導要領により、
外国語(英語)が小3・4は必修化、小5・6は教科化され、通知表で成績もつくようになりました。
英語入試を取り入れている学校ごとに方式は様々です。
国語・算数・英語 や 算数・英語 という組み合わせで固定しているところもあれば
英語+他の4教科から自由に選べる方式のところもあるようです。
英語のみの受験ができる学校もあります。
学校ごとに、加点するのは4級以上、5級以上としているところもあれば3級以上としているところもあります。
3級ですと中学卒業レベルの英語力です。
中学受験、高校受験、大学受験いずれも各志望校の出題傾向や出願条件をよく確認していきましょう。
また、いきなり
3級!受ける
準2級!受ける
2級!受ける
と、するよりも段階を踏んで受けていくのが英検の受験慣れなどもしていきやすいでしょう。
小学生から英検を順々に受けているお子さんであれば、3級、準2級あたりは大きく苦戦せずに取得できると思います。