城南コベッツ塚田駅前教室

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塚田駅前教室のメッセージ

千葉県公立高校入試 2024年 予想平均【城南コベッツ塚田駅前教室】

2024.02.21


塚田駅前教室です。

2024年2月20日(火)、21日(水)
千葉県公立高校 5教科 平均点予想をしていきます。


受験生たちからの情報を集めつつ更新をしていきます!

問題を踏まえての所感もまとめていきます。ぜひご確認ください


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今回から選択問題などはマークシート方式に変わりました。
記述や作図は変わらずありますが、マークシート方式になった分、塗りつぶし間違いなどには気を付けていきたいところです。


20日(火)

国語:予想平均 55点

傾向:問題構成は例年通り
漢字問題はそこまで難しい言葉を問われるようなものではなく、ニュースなどを見聞きしていれば目にすることのある言葉でした。

大問4(説明的文章),5(文学的文章)、6(古典)はそれぞれ、文章本文を読んだ生徒同士の話し合いした内容を資料として出し、それと照らし合わせて分析させたうえで30字以上の記述を自分の考えを表現・解答するものでした。
書抜き問題は1問だけで、話し合いの資料の空欄は選択問題になっています。なので、ここは時間もあまり取られずにできたのではないでしょうか。内容も小説文や古文は比較的読みやすいです。

大問7の作文はこれまでの過去問にあったような統計のようなグラフが出ていなく、提示されている資料がシンプル(文章のみ)で文章の材料にするものが少ないです。
そのため、自分の言葉で大半を埋めていく必要があり書きにくいかと思います。
「知恵」と「知識」についての違いを比較し、さらに自分の考えを述べていく。限られた時間の中で考えていくには時間の足りなさをより感じたのではないでしょうか。


聞き取り問題に10分ほど取られたとして、残り40分で読んでいく+作文を書くとなると、説明文、物語文ともに本文そのものはそう長くないものの、問題文の文章量が少し多いです。

生徒さんたちの感想 記述問題・作文が難しかった。時間は全然足りない。




数学:予想平均 53点

傾向:問題構成は例年通り
今回は大問1に展開図の最短距離の問題、標本調査の問題が入りました。

本日、たまたま教室に数学が非常に得意な高校生が自習に来ていたため、試しに解いてみてもらったところ
大問1の作図問題、大問2(関数)の最後、大問3(図形の相似)の最後の問題は難しくてできなかったようです。作図問題は問題文を読んでも何をして求めたらよいか考えるのに難儀した様子でした。
大問2,3の最後の問題はそれぞれ途中までいろいろと工夫して計算してくれていましたが、難しいと感想をいただきました。

高校の定期考査でも数学は90点台を取ってくれている生徒さんですが、その子でも難しいと感じたので、今回受験した生徒さんたちはこの3つの問題はてこずったと思います。

大問4の会話形式の問題は図形の相似に関する問題でしたが、こちらは会話の中の情報もわかりやすく、解きやすい問題だったと思います。

生徒さんたちの感想 作図問題、証明が難しかった。証明に時間を取られたため、もう少し時間が欲しかった。


英語:予想平均 54点

傾向:問題構成、難易度も昨年度と大きく変化したところはありません。
リスニング問題では、英単語を問う問題がなくなり選択問題だけになったこと、大問9の会話文においても英作文がなくなり選択問題に切り替わりました。

大問6の英作文も昨年度と同じく10語程度の指定でしたので、難しく考えず簡単な表現でも解答していくことができると思います。

大問7~9はいつものように長い文章+グラフやチラシの案内などの情報を読み取りながら考えていく内容です。
ここはやはり時間を取られることでしょう。

生徒さんたちの感想 大問8の長文が難しかった。時間配分はちょうどよいペースで取り組めた。大問7、9は過去問と比べて解きやすかった。

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21日(水)

理科:予想平均59点

問題傾向:問題構成の変化なし。出題領域、分野は基礎・基本の小問集合のほか、観察・実験に関する問題、身近なものにかかわりのある問題でした。
各領域からそれぞれ2題ずつとバランスの良い構成のようです。

今回は、化学反応式を書かせる問題において、英語の四線ノートのように線に合わせて2H2(下付き)を書かせる形式の問題が出ました。化学式の元素の原子数を示す数字の書き方など基本的なことが聞かれるとは思いませんでした。
一瞬迷った生徒もいたのではないでしょうか。
用語などの知識を問う問題は基本的なものが多かったため、落ち着いて問題文を読めば苦戦することも少なかったと思います。


生徒たちの感想 大問6の物理分野での計算が難しかった。用語を問う問題は取りやすかった。



社会:予想平均51点
問題傾向:変更なし
最初に千葉県に関連する問題が出ることも変わらず、地理・歴史・公民の3分野を総合的にみることができるように構成されていました。

地理は特に資料問題が多く、読み取る力を求められます。
歴史では、歴史上の人物が詠んだ和歌とその時代に関連した出来事に当てはまる制度や建物の組み合わせを選ぶ問題、「鎌倉幕府の衰退」についてまとめたレポート資料と当時の御家人が相続する仕組みについて読み取れることを含めながら記述する問いはまとめ方にも悩んだのではないでしょうか。

公民は裁判の仕組みや需要と供給などの経済関係、2023年のG7サミットに関連する内容など、身近なニュースについての出題です。

生徒たちの感想 地理の問題は解きやすかった。歴史分野の大問が難しかった。公民は解きやすかったという感想と難しかったという感想が半々。