2025.04.04
トランプ大統領が発表した関税政策を受けて4月3日、世界の株価は急落しました。
トランプ大統領は新たな課税措置を打ち出しましたが、大方の予想をはるかに上回る内容でした。
トランプ大統領の発表した『相互関税』のポイントは、米国製品に対する非関税障壁を関税として
算定したことです。米国通商代表部(USTR)は3月31日『2025年国家通商報告書』を公表しており、
その内容に沿った措置と言えます。もっとも、税率の算出方法は明らかではありません。
相互関税の相互は英語で「reciprocal」といい、「互恵的な」という意味も含まれます。
これまでは貿易交渉の場でお互いが歩み寄り妥協点を探るという意味合いで使われてきましたが、
トランプ大統領は相手国に対抗する文脈で使っています。
※非関税障壁=Non-tariff barriers、関税=tariff,customs、相互関税=reciprocal tariffs
相互関税は、ベトナムの46%を筆頭に、中国34%、インド26%、日本は24%の税率が課されます。
同時に全ての輸入品に対して10%の基礎的関税が導入されます。
トランプ大統領は各国・地域に課す相互関税を公表したホワイトハウスでの演説で
「今日は解放の日だ」と宣言しました。米国史上で最も重要な日のひとつになると盛り上げました。
「2025年4月2日は、米国の産業が生まれ変わった日、米国が宿命を取り戻した日、
そして米国を再び裕福にするために我々が動き始めた日として永遠に記憶されるだろう」
※今日は解放の日だ=Today is the day of liberation.
トランプ大統領は、関税によって米国で歳入が増え、雇用が創出されるとしています。
しかし専門家の間では、物価が上昇し、世界経済の成長に悪影響を与えると予想されているのです。
※「相互関税砲」inspired by「反射衛星砲」(宇宙戦艦ヤマト/ガミラスの冥王星前線基地)