城南コベッツ日吉教室

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日吉教室のメッセージ

謹賀新年!

2024.01.04

謹んで新春をお祝い申し上げます。
旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。


年が明け新しい年を迎えましたが、皆様今年の抱負はすでに宣言されましたでしょうか?
年の瀬に公開したブログでも言いましたが、みな様々な気持ちを抱え新年を迎えたことと思います。

目を背けたい現実も、たくさんあることでしょう。新年早々私はぶつけますけども。


皆様ご唱和ください。せーの!いざ、受験直前期突入!!!!!!!

新年早々なんちゅー話じゃと言われそうな気がしなくもないですが、新年早々だからこそするんですよ!!

今日はさっそく受験の話。

神奈川県立高校入試のうち国語の試験の特徴についてお話していきましょう。そもそも、神奈川県立高校入試の最大の特徴をご存じでしょうか?
それは「全国一位の圧倒的な文字数の多さ」になります。

神奈川以外の都道府県では、入試問題での総文字数は約3万前後。
多くても4万字に行かない程度になります。(つまり1科目8千字くらい)

神奈川はそれらを圧倒的に超えるなんと55,000字。単純計算で1科目11,000字。
その中でも国語の文字数の多さは異常で、約16,000字となっています。

16,000字という数字だけを聞いてもあまりピンと来ないかもしれません。では16,000字というものがどれくらいなのかというと、A4の用紙約11枚分びっしりと隙間なく文字がある状態です。控えめに気が遠くなるレベルです。ちなみに文字数は5教科の中でトップです。

これらの情報で気が滅入った方、安心してください。

国語は「明確な答えのない科目」とはいえ、しっかりとコツを掴み、準備さえすれば怖いことはありません。
その理由としては、まず大きな理由として「国語には応用という概念がないこと」が挙げられます。

そもそも応用とは基礎をしっかりと身につけることで、必要に応じて基礎の組み合わせで問題を解くことです。

確かに、国語にも基礎と呼ばれるものはあります。漢字や接続語などの文法、語彙語句と呼ばれる知識のことです。
とはいえこれらを使うのは本当に単純で、全てに使いますし特殊な使い方をすることはほぼありません。問いの種類も基本的に規則的で大まかに三種類。書き抜きか記述か選択です。

なので国語は絶対に「演習問題をたくさん解けばいい」の勉強法をしないでほしいのです。

これらの問題はコツを掴むことで簡単に...とはいかずともそこまで難しくなく立ち向かえるものになります。
だからこそ「たくさん問題を解く」ではなく「1つ1つをしっかりと理解して問題を解く」が国語の勉強法なのです。

それではそれぞれの問題に対する攻略法を。

選択ではすべての選択肢が「そうかもしれん」と思わせるような選択肢で出来ています。問に合わせた「正解」を探すのではなく、「不正解」を探すことが最も合理的です。

書き抜きや記述は傍線の前後に必ず答えとなるものが書いてありますが。前後のみという短絡的な考え方で見ていると正解とは少しずれた回答や「本当にこれで合っているのだろうか」という気分になる回答が出来上がります。

最初から最後まで文章を読む時間は確かにありませんが、傍線部の段落と同様の話をしている文章や段落はないかしっかりと探してみましょう。

国語の入試で大事なのは「読む」こと。
読む事をおろそかにすれば点数はとれません
ですので、「日々文章を読む事」でトレーニングをしましょう。

新聞やネットニュースから始め、読書へと。少しずつでも構いませんので、必ず毎日10分以上は文章を読むという行動を取り入れてみてください。
きっと、来月には獲得点数がかなり変わっているはずです。

残された1か月、有意義に過ごしていきましょう。