城南コベッツ勝田教室

Tel:029-354-2544

  • 〒312-0062 茨城県ひたちなか市高場2247-4 匠の会ビル 1階
  • 常磐線 佐和駅 徒歩10分

受付時間:15:00~22:00/日祝休

  • 1対2個別指導
  • ジュニア個別指導
  • 定期テスト対策
  • 高校入試対策
  • 中学受験対策

勝田教室のメッセージ

2025年2月27日(木)茨城県立高校入試について(茨城統一テスト研修会より)

2023.05.29

2025年の茨城県立高校入試

 2025年の茨城県立高校入試について、学力考査の日程が決まり、2月27日(木)になりました。昨年より2月に実施となった理由は、感染症

などを理由にした追検査の導入で、高校入学までの準備期間が短いなどの理由があるそうです。やはり、2月下旬に入試を行うことが望ましいという

考えがあるようです。その上で、学力検査と追検査の間隔を7日以上開けることで、新型コロナウイルスに感染した受験生も回復後、より早く追検査

が受けられる形にもっていくようです。また、定員に満たなかった学校が実施する2次募集については、昨年は学力考査を課さずに面接など

で選抜していましたが、学力検査を行う方向に
戻されました。


※2025茨城県立高校入試について・・・教室長のブログはこちらから


県立高校の倍率の変化

 過去3年分を見ていきますと、今年度の倍率がある程度予想できたりします。基本的に倍率は経年変化しています。

つまり、「高い」→「低い」→「高い」のような動きを見せます。ですから、3年間の倍率を見て、2025年の倍率

がどうなるかを予測し、受験校決定に活かすのも手です。また、県央・県北地域においても毎年、中堅高校以上のところで、

高い倍率で固定化されつつある」という傾向があります。水戸桜の牧高校や水戸第一高校、日立第一高校などは、

ここ数年ずっと高い倍率が続いています。しかし、今の中学3年生の学年は、コロナ禍の影響を大きく受けており、「受験生

全体の学力レベルが低い」という悲しい状況があるそうです。これからの頑張り次第で、苦戦している受験生も十分に

逆転可能であると言えます!


主な県立高校の倍率変化

一般的に高校受験は「1.2倍」を超えると、高い倍率であると言えます。受験の際の目安にして下さい。
高校 2024年 2023年 2022年 2021年
日立第一(高倍率固定) 1.14 1.49 1.40 1.43
水戸第一(高倍率固定) 1.65 1.64 1.82 1.52
水戸商業(経年変化) 1.26 1.33 1.18 1.46
水戸桜ノ牧(高倍率固定) 1.47 1.22 1.44 1.33
水戸工業(情報)(高倍率固定) 1.30 1.55 1.75 1.63

合格最低点(予想)

 公に公表される点数は少し点数が高くなっているようです。また、ある程度平均点でボーダーライン

を決めているそうで、「合格最低点」は10点~20点くらい低く見積もっても大丈夫のようです。とは

言え、勉強しなくてよいという訳ではありません。

高校名 2024年入試の合格最低点数(目安) 過去の合格最低点数(目安)
日立第一        388点        365点
水戸第一        444点        395点
水戸商業        318点        287点
水戸桜ノ牧        367点        335点
水戸工業        276点        239点

  
今年の狙い目県立高校は

 今の受験生の傾向を見ますと、「以前より学力が低い傾向がある」と言われています。

これは中学生のせいではなく、コロナ禍の影響です。今の受験生は、1・2年生の時はオンライン

授業で十分な理解のないまま3年生となっていったのです。それが、1つ学年が上の2023年の受験

にも表れています。今日、出席の私立高校の教員の方によりますと、その高校でも「例年より平均

点が10点から20点くらい低くなっている」とのことでした。また、点数が低いのは自分だけでは

ないので、積極的に上の志望校を狙っても合格の可能性があると言えます。特に中堅の県立高校は

例年より合格最低点が下がる傾向になるそうです。ひたちなか市の勝田高校(募集停止)、佐和高校

においても定員割れが今年おきました。以下の県立高校は、諦めていた受験生でも十分に合格を狙え

ますので、参考にしてみて下さい。

高校名 2024年合格最低点
日立北高校        347点
水戸商業高校       318点
水戸第三高校       340点

みなさん、まだまだ時間はあります!積極的にチャレンジしてみてください!これからでも、

まだまだ成績は伸びます!全力で頑張って行こう!!

2025年度入試の出題傾向
 2022年度入試から、新しい学習指導要領、新しい教科書に基づいた試験問題となりました。また、茨城県では全教科で

解答形式に変化
がありました。数学では計算問題の復活や穴埋めの証明問題などの変化が見られました。英語では、

英作文がなくなりました。各教科とも確かな知識を覚えたうえで、その知識を組み合わせてどのように活用することができる

かが鍵になっています。基礎・基本の知識定着の徹底と、その知識を利用(応用)する力が問われていると言えます。確かな知識

と学力が正解を選択できる助けとなるでしょう。

2025年度入試へ向けて
 高校入試では出題形式や傾向に変化が見られる年度があります。その変化があったときに戸惑う受験生もいるかと思います。

しかし、出題されている問題をよく見ると教科書の内容をしっかりと覚えたり、練習したりしていれば解くことができる問題

ばかりです。入試に向けての勉強は一足飛びにするのではなく、まずは地道に目の前の課題をクリアしていくことが大切です。

中学校の定期テストで点数を確保し、校内順位を上げて行くことが第一志望校の合格へとつながっていきます。定期テストで

良い成績を残すには教科書の内容をしっかりと理解し、学校のワークを使って定着を図りましょう。また、学校のワークの

課題は、テストの2週間前までには仕上げましょう!コベッツ生は2週間前までに仕上げ

るというルール
になっています。)学習内容の定着には自学自習で自分の手を動かして問題演習をしていきましょう。

「塾の授業」と「自学自習」を車の両輪として受験勉強を進めていきましょう。
 
 2023年度入試は新しい指導要領になって3年目の入試となります。ですので、ある程度の予測を基に対策をすることが

できます。慌てず焦らず1つ1つの課題クリアかを積み重ねましょう。
 
 ※後ほど、今回の研修会で聞いた、各教科の傾向と対策、予想を加筆修正いたします。