塚田駅前教室のメッセージ
【高校1年・2年】行きたい大学をどう選ぶか【志望校選びの夏】
2025.07.15
塚田駅前教室です。
高校1年生は5月、7月と定期考査を終え、中学のときとのギャップを感じる教科や自分の興味を引く・楽しいと感じる教科なども出てきたのではないでしょうか。
2年生はそろそろ志望する大学を決めていこうという時期にもなります。
高校1年生も2年生も「大学については今はまだ漠然としている」という生徒さんは
ぜひこの夏に考えてみましょう。
◆大学の選び方・探し方
興味のある分野・関心のある分野を探す
歴史が好きであれば、真っ先に思い浮かぶのは史学科でしょう。その中でさらに、日本史・世界史でどちらが好き、ということがあれば
欧米史が研究できる大学、日本史について研究できる大学......と絞っていけます。
コンピューター、ITに興味があるのであれば情報系の学科を探していくことになります。
そこからさらに
ソフトウェアを用いて開発することに興味がある → 応用情報工学
情報処理を学びたい → 数理情報工学
などなど、
まずは自分は何に興味があるのかを整理していきましょう。
将来就きたい職業や取りたい資格を考える
大学選びには、その先の就職も想定して選んでいく必要があります。
この場合は「就職」という視点から、自分が学ばなければならないこと、取っておかなくてはならない資格を逆算して決めていきます。
一番わかりやすいのは医療系や法曹界でしょう。
医者 → 医師国家試験
薬剤師 → 薬剤師国家試験
弁護士、裁判官 → 司法試験
国家試験を合格し、資格を得ることができます。
特に専門職は資格を持つ必要があるので、その職に就くために必要な資格、資格を取るために学ばなければならないことをチェックしていきましょう。
中には、「大卒」という肩書きがあれば良いと偏差値や倍率が低めのところを狙うという考えも少なくは無いのですが、
入った学部・学科に対しての興味・関心が薄いとモチベーションも続きにくく、中途半端になってしまったり、最悪の場合は中退してしまうこともあります。
◆気になる大学を見つけたら
夏はオープンキャンパスが開催されます。
大学の学部・学科によっては模擬授業を実施しているところもあるので、実際に大学の授業を受けてみるチャンスです。
オープンキャンパスでは、大学の敷地内・全体の雰囲気も知ることができます。
「雰囲気」というのは結構大事で、その大学に通う自分をイメージできるかです。
仮に小説が好きだとして、作家になりたいと思ったら
文学部を目指すパターンが多いですが、芸術学部の文芸科があるところもあります。
文学を研究して自分の創作に生かしていきたいのか、創作をしたいのか
ここで選択する方向性も変わっていくかもしれません。
学部名・学科名、カリキュラムは同じような名称でも、研究内容はそれぞれ特色があり異なるので、複数の大学を見ていきましょう。
自身の学びたいこと、将来なりたい自分を見据えて選んでいきましょう。
◆入試方式をチェックする
入試方式は多様化していき、受験生たちは選択肢に幅があります。
一般選抜のほか、総合型選抜(旧AO入試)、学校推薦型選抜(旧推薦入試)
高校1年生のうちから定期考査などで成績を取っていくことで推薦を狙っていくことができます。
共通テストの難化にともない、総合型、学校推薦型で早期の合格を狙う高校生が増えているのが現状です。
自分の行きたい大学にはどんな入試方式が用意されているのか
出願条件は何が指定されているのか(英検2級以上やそのほか資格、評定平均の条件など)
条件に合うかどうかもしっかり確認していきましょう。
高校1年生であれば、もし前期の定期考査が振るわなかった場合、これから巻き返していきましょう。
また、総合型選抜、学校推薦型選抜において「基礎学力テスト」を設ける大学も増えつつあります。
↓ こちらの記事でも基礎学力テストについて触れています。
【大学入試】受験方法をどう利用していくか。指定校推薦の変化〔高校生〕 【城南コベッツ塚田駅前教室】
城南コベッツは高校生指導も得意としています。
学校の定期考査対策のほか、大学入試への準備など計画・対策を一緒に考えていきましょう。