城南コベッツ藤沢駅前教室

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藤沢駅前教室のメッセージ

高校数学の新指導要領内容とは?

2022.07.26

高校において、2022年度より新指導要領が年度実施されています。
数学については学習内容の移動・変更が大きいのですが、
よくわからない方も多いと思いますので、まとめてみます。

ちなみに、大学入学共通テストでは、
「数学Ⅰ」または「数学Ⅰ、数学A」
「数学Ⅱ、数学B、数学C」
の試験範囲となります。
数Cが含まれる事から、実質的に「ベクトル」または「複素数平面」は
国公立文系においても学習の必要がある、という事は頭に入れておきましょう。

【数学Ⅰ】
ほとんど現行と変わりません。
「循環小数」が数Aから数Ⅰに移行していますが、
現行でも2重で扱うような状態でしたのでさほど影響はないでしょう。
データ分野では「はずれ値」や「仮説検定」を扱うようになります。
データは苦手とする生徒が多い事から、注意が必要でしょう。

【数学A】
「整数の性質」が「数学と人間の活動」の中に格納される形となり、
「ユークリッドの互除法」などが重視されなくなる可能性があります。
また、「作図」「オイラーの多面体定理」についても重視されない可能性が高く、
反面「チェバ・メネラウスの定理」はやや応用的な要素も含まれるようになります。

【数学Ⅱ】
殆ど変化はありません。

【数学B】
「ベクトル」が数Cへ移行され、「数学と社会生活」が新設されます。
このことにより、従来は「ベクトル」「数列」が選択される事が多かったものが、
「数列」「統計的な推測」を学習する可能性が高まりました。
「両側検定」や「標本調査」のより詳しい内容も新しく学習内容に盛り込まれる
見込みです。実質的な「統計分野」の強化と見てよいでしょう。

【数学Ⅲ】
「平面上の曲線と複素数平面」が数Cへ移行となります。

【数学C】
「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」「数学的な表現の工夫」から
構成され、「数学的な表現の工夫」では「行列」も扱います。
「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」を学習する事が多いと予想されます。
物理との接続を考えて、低学年時から学習する可能性もあります。


いかがでしょうか。できるだけ簡潔にしてみましたが、
それでもややこしいですね...。
それだけ、今回の学習内容の変化は大きなものですので、
ご不安のある方はお気軽にご相談ください。