城南コベッツ藤沢駅前教室

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2022.01.28

国語(現代文)や英文読解、文章題が苦手なお子さん、多いですよね。
克服法として度々話題にあがるのが、「読書」は役に立つのか?というものです。

個人的な意見としては、「一部役に立つ」ものだと思っています。

もう少し、詳しくお話します。
まず、文章読解に必要な「読解力」と「読書」は同じではありません。
必要とされる力はまるで異なりますし、「読解力向上」のために
「読書」はそれほど役に立たないでしょう。

ただし、読書は、「正しい文章」に触れる機会であるとも言えます。
現代では、インターネット、SNSなどの台頭により、
誰でも文章を発信する事が可能となりました。
一方で、文法的に誤りがあったり、構成・情報が整理されていなかったり、
所謂「正しくない」文章が散見されるようにも感じます。

本は、自費出版の一部を除いて、必ず校正や編集が入ります。
プロの目線で、正しい文章に直す作業が入る訳です。
校正者がいい加減でない限りは、「正しい文章」として出版されます。

「正しい文章」に数多く触れることで、
誤った文章、引っ掛かりのあるような表現を見抜くことができますし、
文章の流れを読み進めながら捉えることも可能になります。
文章を読み進めるスピードも速くなるでしょう。
そうした意味で、「読書」は文章読解の助けになると考えています。

高校3年生の志望理由書や小論文を見ていても、
「正しい文章」が書けないお子さんはたくさんいます。
このような時代だからこそ、「読書」を通じて「正しい文章」を会得する事が
求められるのかもしれません。

2022.01.25

今回は数学のお話です。
算数や数学が苦手なお子さんを見ていると、
「情報整理」が苦手なお子さんが多いな、と感じます。

例えば、文章題であれば、
りんご:120円、みかん:150円、あわせて8こ
のように必要な情報を抜き出すことだったり、

相似な図形の問題であれば、
相似な三角形を抜き出して、比がわかりやすいように
向きを揃えて書くことだったり、

そうした必要な情報を抽出した上で、
整理して書き出す事ができないお子さんが多いです。

大海原のような状態のまま、計算式を立てようとするので、
立式で脱落するか、あてはめるべき数値を誤ってしまう
(そして、これを「計算ミス」だと誤認してしまう)
ケースが多いのだと思います。

情報を整理すると、数字の写し間違い、
対応する辺の勘違いなどを防ぐことができ、
結果として得点力の向上に繋がります。

まず情報を整理する、これは算数・数学における
大原則であると心得て欲しいと思います。

2022.01.21

学習指導要領改訂によって、
「思考力」といった言葉がクローズアップされるように
なりましたが、
「思考力」とは一体どのようなものなのでしょうか?

ここで1つ、例を出してみたいと思います。
予めお断りしておくと、
今回の例は正解を知っている訳ではないので、
あくまで「そういった考え方もできる」程度に
お考えください。

今や生活必需品となった「マスク」。
その中でも、使い捨てマスクを使われる方も
多いのではないでしょうか。
さて、この使い捨てマスクですが、
50枚入り、100枚入りの他に
「65枚入り」が売られている事が多くあります。
この一見中途半端な枚数である「65枚入り」、
なぜこの枚数で販売されているのでしょうか?

例えば、ぱっと思いつくものとしては、
50枚入りに対して「増量パック」を作った、
供給量が安定してきたため、
多く捌ける「65枚入り」を作った
などがあるでしょうか。
ロットの関係で「65枚」が都合が良いのかもしれません。

実際の所、これらが正解かもしれませんが、
「65枚」である理由をもう少し考えてみたいと思います。

まず、使い捨てマスクは、今や「毎日使う」が前提です。
そして、毎日使う場合、
1か月あたりの消費量は「28枚~31枚」となります。
50枚入りの場合、1か月半ほどでの消費となり、
マスクが切れるタイミングがまちまちとなります。

一方で、65枚入りの場合は、
概ね2か月で消費するサイクルとなるため、
「月はじめに購入」などのサイクルが一定保たれます。
このように考えると、65という数字にも
意味が生まれるのではないでしょうか。

思考力とは、「答えが提示されない」問題に対して、
様々なプロセスから自分なりの考えを導くものです。

身近にあるものを題材に思考力を磨く事もできますし、
当校では「クリエイティブラーニング講座」と呼ばれる
SDGsやジェンダーなどの社会問題から「思考力」を磨く
講座も存在します。

ご興味のある方は、是非一度お尋ねください。

2022.01.17

受験生の皆さん、大学入学共通テストお疲れ様でした。
今年はコロナ禍、オミクロン株の流行といった状況に加え、
東京大学での刺傷事件や津波の発生など、予期せぬ事も沢山ありました。

また、試験そのものも国語・生物・数学などの難化が予想される状況で、
心身ともに疲れた生徒も多かったのではないか、と思います。

中には、思うように点数が伸びずに落ち込んでしまった生徒も
いるかもしれません。
そうした受験生の皆さんにお伝えしたいのは、
共通テストは「1つの試験」だということです。

もちろん、国公立受験の場合1次試験に該当しますので、
代わりの試験はないのですが、今回は平均点も下がる予想になっていますので、
周りもみんな悪かった、足切りの点数は例年よりも下がるだろう、と
前向きに捉えましょう。

そして、私立受験が本命の受験生は、尚更切り替えて、
志望校対策に集中しましょう。

1日も早く切り替えて、勉強に集中した人が、受験の勝者になり得ます。
ここからまた1歩ずつ頑張りましょう!!
応援しています。

2022.01.14

いよいよ、明日からは第二回目の共通テストが始まります。
教育現場に身を置く人間としては、今回の共通テストが
どのように調整されるのか、とても気になる所ではあります。

また、受験生は緊張する所だと思いますが、
実力が発揮できるように、心からの応援をしています。

さて、共通テストですが、センター試験との違いとして、
数学では「定理や公式が成り立つ理由(証明)」を答えさえる
問題が出題される傾向にあります。

公式を丸暗記しているだけでは、
これらの問題に対応できません。
個人的には、数学の公式や丸暗記ではなく、
導く方法を知っている方が幅が広がると考えているので、
こうした傾向は良いと思います。

例えば、
内接円の半径rを求める公式として、
s=r(a+b+c)/2
といったものがあります。
分母を「3」にするなど、間違えやすい公式でもあります。

この公式の導き方は、実は簡単です。
もとの三角形を、内接円の半径を1つの頂点とする
3つの三角形に分割するだけです。
この3つの三角形の面積をそれぞれたすと、
公式を導くことができます。

ポイントは、「三角形の面積」をたしている、という点です。
三角形の面積は「底辺×高さ÷2」なので、
分母は「2」でないとおかしい、と気づける訳です。

数学の公式の導き方は、大抵は教科書に載っています。
丸暗記で済ませずに、
「なぜそうなるのか」を確認するようにしましょう。
将来の入試でも役立ちます。