■変数が負の値をとるときの比例の関係
(例)東西にのびる一直線の道路を東へ向かって時速6㎞で歩いている人が、A地点を通過してから χ 時間後にA地点からy㎞のところにいるとする。東の方向を正の方向とするとき
(1)χとyの関係を式に表すと(道のり)=(速さ)×(時間)なので、
y=6χ
(2)χ=-3(-3時間後)のときのyを求めるとA地点を通過する(3時間前)を表している。
y=6χ の χ に-3を代入するとy=6×(-3)=-18
これはA地点を通過する3時間前にはA地点から西へ18㎞の位置にいたことを表している。