都賀駅前教室のメッセージ
千葉県公立高校入試2023年度は英語が傾向変化の可能性!?2022年度入試結果(平均点)から見る2023年度入試の傾向予想!
2022.07.04
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いよいよ本日より千葉県公立入試2023の1日目!過去平均点から見る予想
城南コベッツ都賀駅前教室です。
受験生の生徒さんは夏に向けての学習、そして運動部の子は主に今月最後の大会があり、それが終わればいよいよ夏期講習の時期となります。
国語が想定より低い、英語が想定より高い以外は概ね予想通りの数値に収まっています。
むしろ、数学はもっと低く出てもおかしくないと思っていたながらこの枠内に収まった(出題側想定の50~55にも着地している)ことが意外でした。
出題側想定を下回るならば、「やりすぎ」として次年度は多少緩和が予想されるものが、むしろ「適切」として翌年も同程度の難易度が来てもおかしくありません。
傾向予想として、2022年度の数学傾向変化(難化)は
現行の形式では多少難化しても平均が下がり切らない(数学では得点しやすい大問1、2の存在)
↓
形式を見直して点数の引き締め(数学では大問1、2の統合と配点見直し、新傾向の大問4等)
というものだと考えました。
そして今年の傾向予想ですが、
千葉県公立入試では、およそ50点~55点想定で問題を作成しているというのは先の平均点予想の記事(令和4年度(2022)千葉県公立高校入試終了!5教科平均点は何点ほどか予想 合格発表は3/7(月)!)でも述べました。
2021年度平均点61.7 →2022年度平均点58.7
と出題者想定を2年連続で超過している教科があります。
それは英語です。
昨年度が高すぎた場合、今年度は点数の引き締めのため難易度を上げた出題になるのが通常ですが、昨年度は平均55点想定で引き締めたものの、確かに平均は下がりましたが55点以下には収まらなかった...
ならば、更に難化、または形式を変えてくる可能性があるわけです。
そして昨年度、数学がその前の年より点数を点数を下げるべく傾向変化がありました。
英語も同様に現行の形式では平均点が下がり切らないなら、形式の見直しをする(傾向変化)が起こり得る可能性は十分あるわけです。
では、英語が傾向変化をするならどんな変化が起こるのか?
私はスピーキングに関連する要素ではないかと睨んでいます。
そもそも、英語四技能の育成にある
リーディング(読解)、ライティング(記述)、リスニング(聴き取り)、スピーキング(言語活動)が重要と考えます。
四技能を育成するべく英語教育の見直しなどが図られていますが、他のリーディング、ライティング、リスニングは既に学校試験でも育成、測定は行われています。
ですが、スピーキングの育成やその環境はまだ十分とは言えません。
そのため、新学習指導要領における英語では、言語活動などを意図的に折りこみ、スピーキングの育成もなんとか実践しようとしています。
大学、高校側でもなんとかしてそれらの養育を図ろうとしていますから、言語活動(スピーキング)をやりました、で終わらせるわけにはいかないわけです。
長文読解で単にリーディング的能力の測定のみならず、例えば対話文形式の読み取りで間に入るやり取りは何か、という出題は既に含まれていたり、絵を見てその状況に合わせた内容を何語程度で記述しろ、というのもそれぞれリーディング、ライティング的側面を持ちながら話す内容を考えるスピーキング的能力の要素も含まれていると言えないでしょうか。
決して口頭で話さなければスピーキング測定ができないのではなく、そういった自分では何を話すか、という自分で会話内容を考える問題は今後より増えるのではないか、と考えます。
いよいよ本日より千葉県公立入試2023の1日目!過去平均点から見る予想
城南コベッツ都賀駅前教室です。
受験生の生徒さんは夏に向けての学習、そして運動部の子は主に今月最後の大会があり、それが終わればいよいよ夏期講習の時期となります。
そんな受験の夏を前にして、高校受験向けの内容となりますが、ついに2022年度の千葉県公立高校入試の入試結果と平均点が出ました。
それが下記になります。
国語 | 社会 | 数学 | 理科 | 英語 | 5教科合計 | |
2022平均点(確定) | 47.7 | 56.3 | 51.5 | 52.7 | 58.7 | 266.7 |
2022(出題側想定) | 50~55 | 50~55 | 50~55 | 50~55 | 55 | 255~275 |
2021 | 52.8 | 57.7 | 59.3 | 54.6 | 61.7 | 286.2 |
2020前期 | 46.0 | 60.7 | 51.4 | 48.8 | 54.6 | 261.6 |
入試は
1日目国語→数学→英語
2日目理科→社会(→各高校が定める検査作文や面接等)
という流れです。
ということは試験が始まり一発目は国語からということになりますが、入試始まってすぐの国語のこの低さ(難しさ)と、数学の傾向変化(昨年比でみれば数学だけで平均-7.8点の難化)のダブルパンチを受けた受験生の負担と不安は想像に難くありません。
ちなみに、公立入試終了当時の私の平均点予想としては
国語:49~51程度
数学:50~52程度
英語:55~57程度
理科:52~55程度
社会:53~56程度
5教科合計:259~271程度
国語が想定より低い、英語が想定より高い以外は概ね予想通りの数値に収まっています。
むしろ、数学はもっと低く出てもおかしくないと思っていたながらこの枠内に収まった(出題側想定の50~55にも着地している)ことが意外でした。
出題側想定を下回るならば、「やりすぎ」として次年度は多少緩和が予想されるものが、むしろ「適切」として翌年も同程度の難易度が来てもおかしくありません。
傾向予想として、2022年度の数学傾向変化(難化)は
現行の形式では多少難化しても平均が下がり切らない(数学では得点しやすい大問1、2の存在)
↓
形式を見直して点数の引き締め(数学では大問1、2の統合と配点見直し、新傾向の大問4等)
というものだと考えました。
そして今年の傾向予想ですが、
千葉県公立入試では、およそ50点~55点想定で問題を作成しているというのは先の平均点予想の記事(令和4年度(2022)千葉県公立高校入試終了!5教科平均点は何点ほどか予想 合格発表は3/7(月)!)でも述べました。
2021年度平均点61.7 →2022年度平均点58.7
と出題者想定を2年連続で超過している教科があります。
それは英語です。
昨年度が高すぎた場合、今年度は点数の引き締めのため難易度を上げた出題になるのが通常ですが、昨年度は平均55点想定で引き締めたものの、確かに平均は下がりましたが55点以下には収まらなかった...
ならば、更に難化、または形式を変えてくる可能性があるわけです。
そして昨年度、数学がその前の年より点数を点数を下げるべく傾向変化がありました。
英語も同様に現行の形式では平均点が下がり切らないなら、形式の見直しをする(傾向変化)が起こり得る可能性は十分あるわけです。
では、英語が傾向変化をするならどんな変化が起こるのか?
私はスピーキングに関連する要素ではないかと睨んでいます。
そもそも、英語四技能の育成にある
リーディング(読解)、ライティング(記述)、リスニング(聴き取り)、スピーキング(言語活動)が重要と考えます。
四技能を育成するべく英語教育の見直しなどが図られていますが、他のリーディング、ライティング、リスニングは既に学校試験でも育成、測定は行われています。
ですが、スピーキングの育成やその環境はまだ十分とは言えません。
そのため、新学習指導要領における英語では、言語活動などを意図的に折りこみ、スピーキングの育成もなんとか実践しようとしています。
大学、高校側でもなんとかしてそれらの養育を図ろうとしていますから、言語活動(スピーキング)をやりました、で終わらせるわけにはいかないわけです。
長文読解で単にリーディング的能力の測定のみならず、例えば対話文形式の読み取りで間に入るやり取りは何か、という出題は既に含まれていたり、絵を見てその状況に合わせた内容を何語程度で記述しろ、というのもそれぞれリーディング、ライティング的側面を持ちながら話す内容を考えるスピーキング的能力の要素も含まれていると言えないでしょうか。
決して口頭で話さなければスピーキング測定ができないのではなく、そういった自分では何を話すか、という自分で会話内容を考える問題は今後より増えるのではないか、と考えます。
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