城南コベッツ都賀駅前教室

Tel:043-306-1611

  • 〒264-0026 千葉県千葉市若葉区西都賀3丁目3-17 ライブリー都賀西口 1階
  • JR総武本線 都賀駅 徒歩1分

受付時間:14:00~20:00/日祝休

  • 1対1個別指導
  • 1対2個別指導
  • atama+個別指導
  • 総合型・学校推薦型選抜対策
  • ジュニア個別指導

2022.02.24

城南コベッツ都賀駅前教室です。

本日、いよいよ千葉県公立高校入試1日目でした。
教科は国語、数学、英語でしたが、問題速報を見た時もその後来た生徒さんたちも皆「なんじゃこりゃ?」と同じような反応でした。
国語の漢字は難しくなっていますし、作文も単純に賛成か反対か、ではなくどちらの意見を支持するか?といった内容で明確な正解のない中で筋の通った記述が出来るかという難しさがありました。

しかし、その中でも数学は明らかに傾向が変わったと思います。
紐解いていくと出題傾向はこれまでを踏襲した部分も大きいですが、難易度の部分で言えば間違いなく「難化」でしょう。
今日は、これまでの数学の問題と今年の数学の比較を見ていきましょう。

・大問数が減少
数学の大問数が昨年までの5個から4個に減少しました。
大問1が計算、大問2が統計、確率、図形(計算、作図)などでしたが、今回去年までの大問1、2の内容が大問1に統合された形です。
去年の大問34の関数、証明が今年は大問2(関数)、3(証明)と大問数が減ったことにより1つずつ前にずれ込む形になりました。

大問1の計算問題の割合が減少、代わりに二次方程式の利用の計算が登場
大問1は今まで計算問題が5問6問あったものが減りました。(冒頭は3問ですが、少し後の大問1の(5)も連立方程式の計算なのでこちらも含めれば4問程度)
初めの計算は取りやすいから落とすな、とは生徒さんにも伝えてきましたが、蓋を開けてみるとどうして計算が3問しかないのと皆言っていました。
去年までの大問1で見られた取りやすい計算問題の割合が減り、大問2で見られた文章題、統計、確率や図形などの問題の割合が増えました。

大問1の計算の後に来た図形の縦横の長さをxで表す問題など、
これまでの大問1にも見られた二次方程式の問題ではありますが、単純な式計算ではなく長さをxを用いて答えるという利用問題の要素や、答えが2x^2+3x(cm^2)だったり、長さを求めるのに解の公式を使って、綺麗な数字にならず本当に長さの答えなのかと不安に思ってしまう(しかもいつもの癖で-3±√65のまま書いてしまった人もいたと思います)、普通の二次方程式の計算に比べるといくつもうっかりミスを誘発するような問題だったと思います。

大問1での問題数増加、配点の減少
これまで大問1、2は1問辺り配点が5点のものがほとんどでしたが、今回大問1,2が統合されただけでなく配点3点の問題が増え、これまで大問1,2合わせて問題数は11,12問から14問に増加したのに対し、配点55点または60点はあったものが今回大問1で合計51点に減少と、全体から見て一問当たりの比重は減った分大問1に割かなければいけない時間や労力は増大したと取れます。

新傾向の大問4
対話文形式の問題は大学の共通テストでも見られるような最近のトレンドですが、内容は中学2年生で学習する「一次関数の利用」の移動する点に関連する問題でした。
この新傾向には面食らった人も多いでしょう。
ここ2,3年ほどは大問5は文字式の利用が続いていましたが、一次関数の利用となったのは傾向変化です。
これまでの大問3(今年の大問2)のような関数の問題は苦手とする生徒さんも多いですが、今回一次関数の利用も出題されたことで関数の問題が大問2つ(2、4)で出題されたことは、より関数の比率と対策の重要性が高まったと言えるでしょう。

全体的に、「取りやすい所は取りやすいのでそこを落とさなければ5割6割は狙える」ものだったのが「取りやすい問題の数が減って、思考を問う問題が増えた」と言えます。
数学が苦手な生徒さんでもこれまでは最低限の点数は確保しやすかったですが、今回は数学がそこそこ出来る生徒さんでも(過去問を繰り返し解いてきた生徒さんも)かなり焦らされた問題だと思います。
しかし、大問2の関数はこれまで(1)が取れれば良しというところですが今年は(2)も答えやすく、大問2の(1)(2)だけで配点10点(各5点)取れるところを見れば、これまで通り抑えるところをきっちり抑えておけばそこそこの点数は狙えると思います。

今日の試験本番でかなり不安に思った生徒さんも多いと思いますが、今日はやった問題の自己採点や見直しなどはせずに明日の理科社会の復習を進めて、明日以降自己採点をやっていきましょう。
また、来年以降受験の新中3、新中2生は、今年の傾向変化は確実に尾を引くと思います。
急に傾向が変わる可能性を見越して、対応できる力を養っていかなければなりません。

2022.02.15

城南コベッツ都賀駅前教室です。

千葉県公立高校入試の志願変更前倍率が昨日発表されました。

今日はその倍率のうち1学区4学区の学校を見ていきましょう。

県千葉千葉東市立千葉幕張総合など上位~中堅校は倍率が1.7~1.5倍と前年より少し高めに出ています。

千葉西検見川千葉南千葉女子あたりも1.3~1.2倍程度とまずまずです。

一方で、千葉北磯辺今年定員が40人増加(数年前減ったものが元に戻った)したことにより1.1倍程度が続きます。

ただし、若松は1.21倍周辺のレベル帯の学校に比べると多少人が集中しています。

また、この地域で受ける人が多い第四学区も、佐倉は普通科1.63倍と変わらずの人気、理数が1.90倍昨年の1.4~1.5倍に比べ更に増加、成田国際は1月時点での1.8倍が少し落ち着き1.6倍と、昨年の志願変更前の1.18倍から再び人気が集中し始めた様子です。

四街道昨年の1.0倍から今年は1.3倍と狙う生徒さんが増えました。

四街道北今年定員が40人増えましたが1.12倍1月時点より少し人が増えました。

これらのことから、上位~中堅校以上は全体的に昨年より増加傾向、中堅~安全校は一部定員が増加したことにより緩和されながらもやはり人気どころは定員割れはあまり見られない状況となりました。

後は17、18日の志願変更により多少増減して志願者が最終決定24、25日試験本番となります。

上位~中堅校は多少動きが見られるはずです。

特に上位~中堅の丁度下くらいの学校は中堅校から生徒さんが流れてくるでしょう。

中堅~安全校は倍率が高めの学校から低めの学校へ変更の動きはあります。

自分の学校と近い偏差値の学校を見て、自分の志望校は人が流れてくる(増える)学校か流れる(減る)学校か見極めて判断しましょう。

しかし、志願変更は必ず出てきますが、ここまで学習してきた自分を信じて、残り10日を切った今、最後まで諦めず総仕上げに取り組みましょう!

2022.02.10

城南コベッツ都賀駅前教室です。

いよいよ千葉県公立入試まで残すところ2週間となりました。

この時期ともなると過去問を繰り返し解いて仕上げる段階ですが、ともすればおよそ問題の傾向も見えてきていることかと思います。
そうでなくとも、かなり頻繁に出される問題数年おきに出る問題全く見ない問題の区別は出来るはずです。

数学は大問1、2の配点が例年1問5点と大きいので、今は大問3や4の応用問題を追うより、落としたくない大問1,2に出てくる問題(特に統計、作図など)を正確に解けるよう詰める、などのセオリーはありますが、同様に最後の大詰めの鉄板があります。

理科、社会を詰めましょう。
理科社会は覚える箇所が多い分、英語や数学に比べ当日覚えていたいなかった、の左右で結果が動きやすいです。

更に、理科社会は理科:大問9、社会:大問7で構成されています。

うち、理科社会共に大問1は総合問題(小問集合)、
理科:化学分野2題、物理分野2題、生物分野2題、地学分野2題
社会:地理分野2題(世界地理、日本地理)、歴史分野(前近代史、近現代史)、公民(政治分野、経済分野)
となっています。

理科や社会は中学3年間で学習する内容が多岐に亘る分、一分野(化学や物理、世界地理や近現代史など)の内容が5種類ほどある中から1,2題出題されるということは、他の教科に比べ傾向を練って出題予想がしやすいということでもあります。

今日は社会と理科の問題傾向を見て予想を立てていきましょう。

まず社会は地理の地形図雨温図はかなり頻出の問題のため、確実に取れるように準備しましょう。
特に雨温図は世界地理、日本地理どちらの分野でも出題できる形式なので、世界地理ならば主要な気候区分(冷帯、寒帯、熱帯など)の特色と主要な地域(国)を把握し、地図上で示された地域がどの気候区分に属しているかを答えられるように、また国名も一緒に覚えられるとより良いです。
日本地理ならば、特に日本海側太平洋側、または地方ごとに特色のある都道府県の雨温図のデータを見てここは〇〇だ、と答えられるよう知識を入れておく必要があります。
データやグラフ問題も主要な地域の名産品興業資源を押さえて解けるようにしましょう。
経度緯度時差の問題も可能性は高いです。時差計算が苦手な生徒は今のうちに復習を。
ここ数年の大雨や自然災害に関連した問題も要注意です。

歴史では鎌倉時代の仏教、近代史では出来事が起こった順番に並べたり、ある出来事と出来事の間に起こったことを選択肢から選ぶ問題など、時系列の整理も重要です。
特に日清戦争第一次世界大戦のような戦争のきっかけとなった事件、または終結後の流れなどが時系列で問われたとき、正しい順番で答えられるよう整理しておきましょう。

公民は国会の仕組み、三権分立国会内閣裁判所それぞれが持つ権限などはここ数年出題されていないことからそろそろ出題されるかもしれません。

理科は、大前提として実験と観察に関連した問題が出題されています。
観察と実験で使われるもの、結果生じるもの、実験の注意点(なぜそのように実験、観察するのかの理由)は答えられるようにしておかなければなりません。
理科は4分野として
化学:気体の発生と性質、水溶液、物質の状態と状態変化、化学反応式、化学変化と物質の質量、水溶液とイオン、酸アルカリとイオン
物理:光、音、力と圧力、電流、磁界、運動の規則性(力のつり合い、速さ)、力学的エネルギー
生物:植物の体のつくりとはたらき、生物と細胞、動物の体のつくりとはたらき、動物の種類と進化、生物の成長と増え方、遺伝の規則性と遺伝子
地学:火山、地震、地層の重なりと広がり、気象観察・雲や霧の発生、天気の変化と日本の気象、天体の動きと地球の自転と交点、太陽系と恒星

とそれぞれ単元が分かれています。
このうちの各2題が出題されています。
そして、「去年出たから今年は出ないだろう」「ここ数年出ていないから今年はこれが出るだろう」という予想が付けやすいのが理科です。
ただし、2年連続出題されることもあるので去年出た単元が確実に今年出ないとも言い切れません。

去年(令和3年度)出題されたものが、
化学:水溶液(ミョウバン)、燃焼(酸化銅、マグネシウム)
物理:陰極線と磁界、仕事(浮力と仕事)
生物:植物の蒸散、自然界の繋がり(微生物)
地学:地層と火成岩、気象観察
これらの内容でした。

ここから予想を立てると、例えば
化学はイオン化学反応式気体や物質の状態変化が、
物理は電流力学的エネルギー
生物は動物(特に人間)のからだのつくりとはたらき、
地学は地震天文
などの出題の可能性があります。

あくまで予想は一例にすぎませんが、傾向を読んで予想を立てることが出題傾向の理解に繋がるので、解いた上でこれが出そうだ!とか考えて、今の自分に足りない部分を意識するのも大事です。
もちろん、新傾向が突然出る可能性もあるので、対応力は幅広く持ちましょう!


明日は教室で確認テスト!
受験生の子も早い時間に来て過去問、模試の過去問に、非受験生の子は学校のテスト範囲にあたるプリントを解いてもらいます!
受験生も非受験生もテスト間近です。最後の大詰めを一緒に頑張っていきましょう!

2022年1月2月イベント (2).jpg

2022.02.01

☆学年末テスト対策3days~3日間の成績アップ体験~☆

城南コベッツでは、「3日間の短期集中学習」で学年末テスト前の徹底対策も、 テスト後の見直しも効果的に個別で指導します。
いずれかのコースをお選びください.
□定期テスト弱点克服コース
□定期テスト得意分野強化コース

対象:中学生・高1生・高2生
<先着10名様>

参加費:¥2,640(税込) 80分×3コマ
教科 :英語・数学(その他の教科についてはご相談ください)

申込締切 : 2月28日(火)
※現在、城南コベッツに入学されていない方が対象です。
※お1人様1回のお申込みとなります。※講師1人に生徒2人の個別指導が対象です。
※教材費は無料です。

お申込み・お問合せは、城南コベッツ都賀駅前教室(043-306-1611)までご連絡ください。