城南コベッツ都賀駅前教室

Tel:043-306-1611

  • 〒264-0026 千葉県千葉市若葉区西都賀3丁目3-17 ライブリー都賀西口 1階
  • JR総武本線 都賀駅 徒歩1分

受付時間:14:00~20:00/日祝休

  • 1対1個別指導
  • 1対2個別指導
  • atama+個別指導
  • 総合型・学校推薦型選抜対策
  • ジュニア個別指導

2023.02.22

城南コベッツ都賀駅前教室です。

昨日に引き続き、千葉県公立入試2023の2日目(理科、社会)を含めた状況を見ていきましょう。

本日2日目の試験はどうでしたか。
昨日は自己採点をせず、今日になってから5教科自己採点をしたという生徒さんも少なくないでしょう。
今一度、昨年度(2022)までの平均点と出題側想定の2023平均点を見ていきましょう。

国語 社会 数学 理科 英語 5教科合計
2023(出題側想定) 50~55 50~55 50~55 50~55 54 254~274
2022平均点 47.7 56.3 51.5 52.7 58.7 266.7
2021 52.8 57.7 59.3 54.6 61.7 286.2
2020前期 46.0 60.7 51.4 48.8 54.6 261.6

社会は昨年度よりはほんのわずかに難化傾向、理科はほぼ例年通りということがデータから分かります。
ですが、実際の試験を受けてみた生徒さんからすればその手応えはほぼ当て嵌まるとも、違うともとれるでしょう。

恐らくですが、理科は比較的点が取りやすいと感じた生徒さんも多かったでしょう。
社会も、理科ほどではないですが(特に1日目の教科に比べれば)点数は取れていたことでしょう。

こちらの教室でも、理科や社会で点数を稼いだという生徒さんが多かったです。
特に理科を得点源にしてくれた子が多い印象でした。

理科はほぼ例年通りのオーソドックスな構成でした。
過去問からも、出題範囲の傾向は予測しやすいのが理科ですが、
地学は2年連続で出ていた天気が大問単独からは消え、その分地学2枠の1つを占めるだろう天体は予想通り出題、そしてもう1題は火山、地震、地層のいずれかですが今年は地層の出題となりました。
千葉県公立入試は天気の出題が非常に多いですが、さすがに3年連続とはなりませんでした。
ここで注目したいのはチバニアンの存在。
2020年後期にも出題されたチバニアンに関する問題ですが、比較的最近認定された時事問題的な要素も持ちつつ、ご当地ネタですから、非常に出題側は内容と絡めやすいです。
千葉県公立入試は天気地層(チバニアン)はどちらか1つは出題されていく可能性が高いと考えて良いでしょう。
生物は、生徒さんにも話していましたが、やはり動物植物が一題ずつ出題されていました。
しかし、予想していた人の身体のつくりではなく、始祖鳥に関連して生物の進化に関する問題でした。ただそれほど難易度は高くなかったと思います。
植物に関しても、観察に関連するものです。こちらも難易度は高くなく、点数を稼ぎやすかったのではないでしょうか。
化学鉄と硫黄の反応、こちらは基本的な内容が多く、化学が苦手でも比較的答えやすかったと思います。
またイオンはイオンへのなりやすさを問う問題で舌が、こちらの教室ではイオンを得意とする生徒さんが多かったので、こちらも答えやすかったようです。
化学は出題範囲があまり広くないので、イオンはほぼ毎年大問で出てくると考えて良いと思います。
あとは今年のような化合の問題と、気体と状態変化の二択でしょう。今年は化合でした。
物理は、ばねを使った力のはたらきと、磁界の問題でした。
どちらも苦手とする生徒さんが多い分野です。
物理は相対的に他の大問に比べやや難易度は高く感じられると思います。
電流または磁界の問題は、どちらかが一つは出題されることが多いです。

社会も、ほぼ例年通りの傾向と言えると思います。
大問1~3は小問集合、日本地理、世界地理の構成です。
日本地理は地形図、世界地理は世界地図と経線緯線に関する問題ももちろんですが、
最近の地理は地形図から見る土地利用に関する問題災害に関する問題その国に住む人種や民族の割合や背景などの出題も増えてきていますので要対策です。
歴史も比較的スタンダードですが、前近代史は4つほどの資料が出て複数の時代をまとめて出題されることが多いように思います。
また近現代史は北里柴三郎、また設問中の選択肢に津田梅子が出てきました。
これは新千円札、新五千円札に描かれる人物ですので、これらと新一万円札に描かれる渋沢栄一は、時事ネタとしてもこれからの数年間は要対策でしょう。
公民が数年前から3題出題されるようになり、
問題数は多くないものの、大問8はTPPに関する出題。
昨年度(2022)のSDGsのように、最後の大問8はおよそ時事問題に近い内容の出題が多いように考えられます。
比較的最近のニュースに関係するような公民の内容は、しっかり押さえておきましょう。


総じて、平均点予想としましては、
国語:昨年度よりは高いが、50を超えるか超えない程度(48~51点)
数学:
昨年度より高い(52~56程度)
英語:
昨年度より低いが、55点程度かそれより上(54~57点)
理科:
昨年度と同程度かやや高い(53~56点)
社会:
昨年度よりやや下がるがほぼ同程度(53~56点)
平均:260~276点ほど
と予想します。

皆さんの自己採点や予想はいかがでしょうか。

受験生の皆さんはこれまで長い戦い本当にお疲れ様でした!
合格発表まで少し落ち着かないかもしれませんが、今はこれまでの頑張りを労って十二分に羽を伸ばしてください!

2023.02.21

城南コベッツ都賀駅前教室です。

いよいよ本日より千葉県公立入試2023が開始されました。
早速今日終わって教室に来てくれた受験生の生徒さんも居ます。

昨年度までの平均点を見ながら、1日目の教科国語、数学、英語の問題傾向を見ていこうと思います。

こちらは昨年度(2022年度)までの平均点と、今年の出題側想定平均点です。

国語 社会 数学 理科 英語 5教科合計
2023(出題側想定) 50~55 50~55 50~55 50~55 54 254~274
2022平均点 47.7 56.3 51.5 52.7 58.7 266.7
2021 52.8 57.7 59.3 54.6 61.7 286.2
2020前期 46.0 60.7 51.4 48.8 54.6 261.6

こちらを見ても、国語は昨年度よりやや易化、数学は横ばい、英語はやや難化傾向と考えて良いでしょう。

国語は本文から字数指定の抜き出しが多い分、昨年までの「難しくて分からない」問題よりも、「これだ!と思って選んだのに答えは違った」というパターンが多かったと思います。
(「上空を吹く」風と「地上にも降りてきている」の部分など)
それでも大問4の(4)の、システム1とシステム2についてまとめた表に当て嵌まるものを答える問題で、1と4、2と5、3と6にそれぞれアとイ、ウとエ、オとカが対応していることはすぐ分かるので、答えやすい(しかし完答で得点のため間違えられない)問題もありました。
去年の現代文より答えやすい問題、内容だったため、多少平均点は上がると思います。

数学は、基本の計算から統計、確率までほぼ昨年度と同じ傾向でした。
やはり昨年度の傾向変化は、これからはこの形で行くという方向転換で、今後もこの形式が続くでしょう。

ただし、細かい変化ですが大問1の(6)に二次関数の小問が出てきました。
これまで大問1(2021年度以前は大問1,2)に関数の問題は出てこず、「関数が出来なくても大問1(2)は解ける」というのが相場でしたが、今回大問1にも関数が出てくるようになりました。
ただし難易度はそれほど高くは無いので、大問2などの関数で難しい問題は解けないという生徒さんも、今回の(6)くらいの問題までは出来るよう関数を押さえておきたいです。

また、大問2も二次関数ではなく1次関数の問題でした。
1次関数の問題を出したいが、二次関数も出さないわけにはいかないという判断が、今回の大問1に二次関数の問題という形式に変わったのでしょうか。
ただ、これまでの関数の問題よりも答えやすい問題でした。
2021年度くらいまでは、「関数は苦手だから関数は捨てて大問1などの計算をかっちり固める!」作戦が取れたのが、今度は序盤にも難易度が抑えられたとはいえ関数が出てくるため関数も押さえておいた方が良いという時代がやってくるかもしれません。
案外、しっかり勉強していた生徒さんからすれば今年は関数が狙い目という問題だったかもしれません。

大問3は図形と証明、今年は相似証明でした。
こちらはほぼ例年通りと言っていいでしょう。
関数の傾向が動きましたが、こちらはほぼ同様の傾向が見込まれると思います。

そして大問4、昨年度は一次関数の利用と傾向が変わりましたが、今年度はじゃんけんを利用したゲームに関する、データの活用確率、文字式の利用を応用した問題です。
また昨年度とは傾向の違った問題が出題されました。
そもそも問題文から正確に情報を読み取って、何を求めれば良いのかを判断する必要があるので、咄嗟に問題を解くことはできません。
一度、問題には全て軽くでも良いので目は通してしまった方が良いでしょう。
最後に、知らない傾向の問題が出て焦ってしまうより、また傾向が違う問題だ、と把握しておいてから臨むほうが心に余裕が出来ます。
今回の大問4も、初めの方の問題はそのまま頭で考えてしまっても答えられる問題です。
ただ、文字で表す問題は文字式の書き方に慣れていないと難しいでしょう。
しかし、これは4点問題ですから、来年以降受験する生徒さんは文字式の書き方には今から慣れておいた方が良いかもしれません。

英語は、4コマの絵を見て答える英作文に少し変化がありました。
これまでは4コマの絵を見て英作文を答える問題で、英作文は1つ、文字数は25語程度でしたが、今回は2コマ目と4コマ目でそれぞれ10語程度の英作文を2つ書くという形式に変わりました。(点数はこれまで8点が4点4点の計8点で配点自体は変わりません)
長文問題は、これまでより資料から読み取らなければいけない情報量が増えたように思います。
これまでは、本文内容を上から訳していくだけでも解ける問題が多かったですが、今回は出てきた情報を読み取った上で整理して答えなければいけない要素が多くなり、英語+読解力といった両方の力がより求められるようになったと思います。

1日目の総評として、
国語:ここ数年の傾向として現代文の「情報整理」はより重要度を増している。
また国語は時間が非常に短いので、時間管理と短い時間で正確に読解、整理できる練習が必要。古文や作文を手早く終わらせられるかどうかがカギ。

数学:傾向はほぼ昨年と同様、来年度以降も恐らくこのまま。
強いて言えば、関数が大問1などに降りてきたので、関数を完全に捨てという択はほぼ取れなくなった。
統計や確率などはしつこく出題されやすいので、要対策。
文字式の利用、文字式の表し方についても要練習。

英語:引き続き長文の読解力が必要。
また英作文も難しいものでなくて良いので書けるようにしておく方が吉。
文法練習も重要だが、読解力を上げるための練習、語彙力も大切。


残るは2日目(理科・社会)です。
今日の手ごたえが良くなく落ち込む生徒さんもいるかもしれませんが、今日どれだけ落ち込んでも結果は良くも悪くもなりません。
それよりも、明日に備えて出来る限りの準備をしていきましょう。

2023.02.01

☆学年末テスト対策勉強会☆
貝塚中学校・山王中学校、みつわ台中学校、若松中学校の皆さんへ

城南コベッツでは、学年末テスト直前の週末を中心に教室を開放して、勉強会を実施しています。
各自の課題を進めたり、自分の弱点に即した演習を行ったりすることができます。
これからの目標・学校の不安や悩みについても、お気軽にご相談ください。
「学校別定期テスト対策問題集」プレゼント
学校の問題集・ワークの持ち込み可

●日時●
2月11日(土)14:00~19:00
2月18日(土)14:00~19:00
●対応教科●
英語・数学・国語・理科・社会
●持ち物● 学校のテスト問題・答案用紙など
●参加費● 無料
●対象● 中学生 ※現在、城南コベッツに通われていない方の参加もできます!
※座席の確保・教材作成の関係で定員があります。お申込みはお早めに!

勉強会のお申込みはこちらから→勉強会申込みフォーム

詳しくは城南コベッツ都賀駅前教室(043-306-1611)までご連絡ください。
スタッフ一同、お待ちしています!