城南コベッツ都賀駅前教室

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都賀駅前教室のお知らせ

千葉県公立高校入試2023の2日目(理科社会)についてと5教科の予想平均点!

2023.02.22

城南コベッツ都賀駅前教室です。

昨日に引き続き、千葉県公立入試2023の2日目(理科、社会)を含めた状況を見ていきましょう。

本日2日目の試験はどうでしたか。
昨日は自己採点をせず、今日になってから5教科自己採点をしたという生徒さんも少なくないでしょう。
今一度、昨年度(2022)までの平均点と出題側想定の2023平均点を見ていきましょう。

国語 社会 数学 理科 英語 5教科合計
2023(出題側想定) 50~55 50~55 50~55 50~55 54 254~274
2022平均点 47.7 56.3 51.5 52.7 58.7 266.7
2021 52.8 57.7 59.3 54.6 61.7 286.2
2020前期 46.0 60.7 51.4 48.8 54.6 261.6

社会は昨年度よりはほんのわずかに難化傾向、理科はほぼ例年通りということがデータから分かります。
ですが、実際の試験を受けてみた生徒さんからすればその手応えはほぼ当て嵌まるとも、違うともとれるでしょう。

恐らくですが、理科は比較的点が取りやすいと感じた生徒さんも多かったでしょう。
社会も、理科ほどではないですが(特に1日目の教科に比べれば)点数は取れていたことでしょう。

こちらの教室でも、理科や社会で点数を稼いだという生徒さんが多かったです。
特に理科を得点源にしてくれた子が多い印象でした。

理科はほぼ例年通りのオーソドックスな構成でした。
過去問からも、出題範囲の傾向は予測しやすいのが理科ですが、
地学は2年連続で出ていた天気が大問単独からは消え、その分地学2枠の1つを占めるだろう天体は予想通り出題、そしてもう1題は火山、地震、地層のいずれかですが今年は地層の出題となりました。
千葉県公立入試は天気の出題が非常に多いですが、さすがに3年連続とはなりませんでした。
ここで注目したいのはチバニアンの存在。
2020年後期にも出題されたチバニアンに関する問題ですが、比較的最近認定された時事問題的な要素も持ちつつ、ご当地ネタですから、非常に出題側は内容と絡めやすいです。
千葉県公立入試は天気地層(チバニアン)はどちらか1つは出題されていく可能性が高いと考えて良いでしょう。
生物は、生徒さんにも話していましたが、やはり動物植物が一題ずつ出題されていました。
しかし、予想していた人の身体のつくりではなく、始祖鳥に関連して生物の進化に関する問題でした。ただそれほど難易度は高くなかったと思います。
植物に関しても、観察に関連するものです。こちらも難易度は高くなく、点数を稼ぎやすかったのではないでしょうか。
化学鉄と硫黄の反応、こちらは基本的な内容が多く、化学が苦手でも比較的答えやすかったと思います。
またイオンはイオンへのなりやすさを問う問題で舌が、こちらの教室ではイオンを得意とする生徒さんが多かったので、こちらも答えやすかったようです。
化学は出題範囲があまり広くないので、イオンはほぼ毎年大問で出てくると考えて良いと思います。
あとは今年のような化合の問題と、気体と状態変化の二択でしょう。今年は化合でした。
物理は、ばねを使った力のはたらきと、磁界の問題でした。
どちらも苦手とする生徒さんが多い分野です。
物理は相対的に他の大問に比べやや難易度は高く感じられると思います。
電流または磁界の問題は、どちらかが一つは出題されることが多いです。

社会も、ほぼ例年通りの傾向と言えると思います。
大問1~3は小問集合、日本地理、世界地理の構成です。
日本地理は地形図、世界地理は世界地図と経線緯線に関する問題ももちろんですが、
最近の地理は地形図から見る土地利用に関する問題災害に関する問題その国に住む人種や民族の割合や背景などの出題も増えてきていますので要対策です。
歴史も比較的スタンダードですが、前近代史は4つほどの資料が出て複数の時代をまとめて出題されることが多いように思います。
また近現代史は北里柴三郎、また設問中の選択肢に津田梅子が出てきました。
これは新千円札、新五千円札に描かれる人物ですので、これらと新一万円札に描かれる渋沢栄一は、時事ネタとしてもこれからの数年間は要対策でしょう。
公民が数年前から3題出題されるようになり、
問題数は多くないものの、大問8はTPPに関する出題。
昨年度(2022)のSDGsのように、最後の大問8はおよそ時事問題に近い内容の出題が多いように考えられます。
比較的最近のニュースに関係するような公民の内容は、しっかり押さえておきましょう。


総じて、平均点予想としましては、
国語:昨年度よりは高いが、50を超えるか超えない程度(48~51点)
数学:
昨年度より高い(52~56程度)
英語:
昨年度より低いが、55点程度かそれより上(54~57点)
理科:
昨年度と同程度かやや高い(53~56点)
社会:
昨年度よりやや下がるがほぼ同程度(53~56点)
平均:260~276点ほど
と予想します。

皆さんの自己採点や予想はいかがでしょうか。

受験生の皆さんはこれまで長い戦い本当にお疲れ様でした!
合格発表まで少し落ち着かないかもしれませんが、今はこれまでの頑張りを労って十二分に羽を伸ばしてください!