城南コベッツ都賀駅前教室

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2022.04.22

城南コベッツ都賀駅前教室です。

先日の千葉県公立入試に関連する記事(千葉県公立入試2022%20数学難化!出題方針も予想平均点50~55点で昨年59.3点より減少を予想
令和4年度(2022)千葉県公立高校入試終了!5教科平均点は何点ほどか予想 合格発表は3/7(月)!)について、
千葉県公立入試2022 平均点」と検索を掛けると、当教室の記事が上位に表示
される程、多くの保護者様、生徒さんから閲覧された記事となったようです。

それほど注目度の高い公立入試ですが、当の中3生は新年度が始まりいよいよ受験生...という意識が定着するのはまだ先かもしれません。
しかし、次の公立入試までは残り日数で言うと、本日4/22時点で残り305日です。
およそ300日とちょっとです。
この300日を長いと見るか、短いと見るか...

以前の内容の繰り返しになってしまうかもしれませんが、公立入試の「怖さ」について、数学を例に述べていきたいと思います。

先の2021年度千葉県公立入試にて、「勉強はあまり得意ではないが、難度の低い大問1、2に絞って対策したことで数学が一番点数が取れる」という子は少なくありませんでした。
しかし、蓋を開けてみると数学が傾向変化となり頼みの綱である大問1、2は大問1のみに圧縮され、大問4はここ数年続いた文字式の利用ではなく新傾向の「一次関数の利用」(その中でも応用的問題)が出題され、「出来る範囲に絞って対策してきた生徒」に関しては、
「対策しきれていない問題」の出題が多くなってしまいました。

大問2の一次関数、二次関数の複合問題と、大問4の一次関数の利用で関数の問題が大問で2題も出題されます。
大問は昨年度と同じならば全部で4題ですから、関数だけで点数の4割~5割を占めていることになります。
関数が苦手な生徒さんは少なくありません。

一次関数の利用問題については、昨年2年生の第3回目の数学のテストで出題され
た範囲と同一単元になります。
第3回のテストといえば、どの中学校も平均点が低かった内容です。
出来れば目を瞑りたい内容ですが、それが今年度もほぼ間違いなく出題されるだろうとしたら...

つまり、「そんなにレベルの高い所を目指すわけではないし、最低限やっている
だけでもある程度は取れるはず」という思いは、昨年度の傾向変化でなお崩れ去ったわけです。

受験は1、2年生の内容の復習まで終わらせなければいけないのはもちろんですが、
1,2年生の復習は、その復習が終わっただけで万全ではなく、その1,2年生の範囲の内容でかつ受験レベルに合わせて出題された内容の問題に対応できる(解ける)必要があるのです。

入試の一次関数の利用問題などは、
確かに2年生の時点で習っている単元には含まれていますが、
あくまで出題されているのは「高校入試」ですので、中3生が解くことを想定した出題です。

更に、県内の公立高校で統一の問題ですから、上は偏差値70ほどの高校から、下の高校まで全ての中学生が受ける内容です。
では、ある程度実力のある生徒が皆解ける問題では上位校を狙う生徒がいずれも満点を取ってしまいます。
そうならないために、偏差値60~70の生徒たちに差を付ける内容を出題しなければなりません。
そうすると、偏差値60~70の生徒さんでも苦戦するような問題が入試には含まれているわけです。

別に自分はレベルの高い学校を目指しているわけではないし...と思うかもしれません。

なれど、その同じ土俵で戦うとすれば、決して無視はできない要素です。

志望校に受かりたい!という目標があるならば、偏差値60、70の子たちが苦戦する問題でも解ける解けないで言えば解けるに越したことはありません。
自分の志望校相応のレベルの問題が解けるだけでなく、それ以上の難易度の問題が解けてこないと点数は伸びてきません。
志望校相応のレベルの問題は自分以外に受ける生徒も解けると考える必要があります。
そしてその子たちが苦戦する問題がその少し上のレベルの問題なのです。
そこを解けるか否かが、合否を左右してくるでしょう。

自分たちの受ける学校の偏差値や目標点数ばかり見てしまうかもしれませんが、
出題内容自体は偏差値70の生徒さんたちがしのぎを削る問題です。
無対策で臨むには、はっきり言って中学生には難易度が高すぎるほどです。
だからこそ受験対策、受験勉強が必要になります。
「彼を知り己を知れば百戦殆からず」、しかし問題の傾向変化も有り得るとすれば、
まず過去の傾向を踏まえて対策し、その上で傾向変化しても対応できる実力を養う...
今は春ですが、3月が終わり、4月ももう少しで終わろうとしています。
それを考えると、300日はあっという間です。

自分の苦手を把握して、入試の傾向を把握して、1,2年生の復習をして、という要素を含めると、夏からのスタートでは余裕がありません。
後手後手にならないよう、今から準備が必要です。


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2022.04.13

城南コベッツ都賀駅前教室です。

4月も2週が過ぎ、新学年、新生活も始まりつつあることでしょう。

特に新中学1年生、新高校1年生は環境も変わり部活動選びなど忙しいことでしょう。

既存の2、3年生も、新学期に伴い部活も本格的に再始動しつつ、新入生の見学や仮入部などあるのではないでしょうか。

さて、これまで当教室の記事でも何度か取り上げてきましたが、
この4月からは新高校1年生新学習指導要領が実施されます。
一昨年2020年度は小学生が、去年2021年度は中学生の新学習指導要領が実施されて教科書などが切り替わったのは覚えがあると思います。
続いての今年度は高校生が実施される、というわけです。
特に今年の新高校1年生は去年中学3年生の時に中学での教科書が切り替わったのでその印象も強いことでしょう。
そうしたら、今度は高校に上がっても教科書が変わるわけですから大変です。

ちなみに高校の新学習指導要領は新高校1年生から順次切り替わりのため現高校2年生、高校3年生はこれまでと同様の内容で実施されます。

さて、今回の高校における新学習指導要領は教科名も切り替わっているものが多いです。
新高校1年生で実施される新学習指導要領の教科を見ていきましょう。

『国語』
現代の国語
言語文化
『社会』
地理総合
歴史総合
公共
『数学』
数学Ⅰ
数学A(学校により数学Ⅰのみの場合も)
『理科』
科学と人間生活
【化学基礎】【物理基礎】【生物基礎】【地学基礎】 のうちからいずれか1科目
または上記の基礎とつく教科から3科目
『外国語』
英語コミュニケーションⅠ
論理・表現Ⅰ
『情報』
情報Ⅰ
『保険体育』
体育
保険
『芸術』
【音楽Ⅰ】【美術Ⅰ】【工芸Ⅰ】【書道Ⅰ】 のうちから1科目
『家庭』
【家庭基礎】【家庭総合】 のうちから1科目

(その他、学校により理数、総合等)

これまでの高校1年生の教科と比べると、
国語なら国語総合の1つだけだったのが2つになり、
理科も基礎とつく2教科だったのが科学と人間生活と基礎と付く教科のいずれか、
「科学と人間生活」も化学編、物理編、生物編、地学編と別れているのでいずれの教科も内容として触れることになります。
そして特に社会に関しては公共歴史総合地理総合と3教科も必修になるわけですから、それだけテスト教科も増えることになります。

これまでの高校1年生ならば、

国語総合
数学Ⅰ
数学A
現代社会or地理
化学基礎
物理基礎or生物基礎or地学基礎
コミュニケーション英語
英語表現

と、概ね8科目(期末は更に保体など増える)だったのに対し、新高校1年生は、

現代の国語
言語文化
数学Ⅰ
数学A
公共
地理総合
歴史総合
科学と人間生活
化学基礎or物理基礎or生物基礎or地学基礎
英語コミュニケーション
論理・表現

と、およそ11科目になることが予想されます。

更に、期末テストでは情報、保体、家庭科などが加わる(もしかすると情報は中間テストでも入ってくるかも)ことを考えると、量が膨大になることが分かります。

特に中学生までの中間テストは5教科ですから、
中学5教科→高校11教科
単純に考えても倍以上大変なわけです。
まして新学習指導要領実施一年目ですから、内容がどれほど複雑になっているか、またはどのような出題傾向になるかも未知数なわけです。

はっきり言って、これまでの高校1年生は高校受験に全力を掛けて、高校生になっても塾に通う子は多くはありませんでした。
実際、受験期は塾に通っていたけど今は終わったという生徒さんも多いでしょう。
ですが、今年度は間違いなく塾に通い始める高校1年生が増えると思われます。
そうでなくとも、勉強の大変さはこれまで以上となります。

それでいて、大学受験などで推薦を目指すならば、評定が関わってきます。
これは中学生の高校受験でも同様です。
通知表に出る内申点、評定は中学、高校どちらでも受験に非常に重要な意味を持ってきます。
そしてその評価が一番反映されるのは定期テストです。

新中学1年生も定期テストというものに初めて相対することになると思いますが、何も準備をしなければいきなり50点を下回るのも珍しい話ではありません。
無対策で臨めば相応の結果が返ってくるのが定期テストです。
そうならないためにも、苦手意識があるなら克服することが大切なのです。

苦手意識を作らない、作る前に対策をする、定期テスト前に慌てなくて済むように、今から定期テストに向けた心構えを作っておきましょう!


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