2023.10.02
こんにちは、教室長の木村です。
今日は、高校進学に向けて志望校選びを考えている中学生のみなさんに、高校選びの際に注意してほしいことについてお話をしたいと思います。
高校選びの際には、高校卒業時の大学進学や企業への就職の実績などを見て選んだり、学校の校風などを見て選んだりすることも多いと思いますが、「高校に入ったらこの部活で頑張りたい」と思って部活を基準に高校を選ぶ人も少なくないのではないかと思います。
「この部活で頑張りたい」という思いで高校選びをしている中学生のみなさんは、その高校の部活の状況をしっかり調べて志望校を決めるようにしてほしいと思います。
そのような下調べを怠って失敗した例をご紹介します。
参議院議員の山本太郎さんが24歳以下の若い人々からの人生相談に答えている動画がこれです。
【夏休み人生相談】「ヤマモトGPTを使ってみな」
山本太郎さんは、小学校を卒業する際に中高一貫校を受験したのですが、小学校の時にやっていた硬式テニスを中学・高校の部活でもやりたいと考えて、箕面自由学園中学校・高校の入学試験を受けて、合格し、進学したのだそうです。
箕面自由学園中学校・高校の「入学案内」のパンフレットの航空写真には、校舎とともに綺麗なハードコート(硬式テニス用のテニスコート)が写っていて、それを見て「自分の青春はテニス部に捧げる」という気持ちで箕面自由学園中学校に入学したところ、実は写真に写っていたハードコートは隣の団地のテニスコートで、箕面自由学園中学校には硬式テニス部はなく、あるのは軟式テニス部だけだったということが分かり、入学後にそのことを知った山本太郎さんは、愕然とします。
仕方なく山本太郎さんはサッカー部に入部したものの、次第に部活をサボるようになり、結局、サッカー部を退部することになります。
その後、山本太郎さんは箕面自由学園高校に進学し、高校1年生の時に「アジャコング&戸塚ヨットスクールズ」というダンスユニットを結成して『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』という人気テレビ番組の「高校生制服対抗ダンス甲子園」というコーナーに出演して、それがきっかけで芸能界デビュー(高校は中退)、さらに芸能人から政治家に転身して、現在は参議院議員として「れいわ新選組」という国政政党の代表を務めておられます。
山本太郎さんの話は、今と違ってオープンスクール等の開催が一般的ではなかった30年以上前の話ではありますが、今の時代においても、進学先の部活の活動状況を確認しておくことは重要です。
自分がやりたい部活について「部活の有無」を確認しておくことは大切ですが、それだけではなく、「実際の活動状況」について確認しておかないと、場合によっては「顧問の先生がいないので休部中」となっているようなこともあるので、実際に部活がやれるのか、きちんと確認しておくべきです。
高校進学においては、野球やサッカーなどの部活強豪校に進学する人も一定の割合でいます。
当教室の卒業生でも、県外のサッカー強豪校に進学した生徒がいて、長期休暇で帰省した時に教室を訪ねてきて、近況報告してくれたことがあります。
「俺、自分で『サッカー上手い』って思ってたけど、高校行ったら、もっと上手い奴がいっぱいいた。今はまだ二軍だけど、一軍に上がれるように頑張る。」と、彼は言っていました。
私からは「頑張れよ!」ということぐらいしか言ってあげることができませんが、実際に高校に進学して、いろいろな経験をしているんだなぁ、というふうに感じます。
そういったことも含めて、部活で進学といっても、進学後にまたいろいろなことがあるわけで、やはり、よく調べて、よく考えて、自分が納得できる進学先を選ぶことが大切なのではないでしょうか。
今日は、高校進学に向けて志望校選びを考えている中学生のみなさんに、高校選びの際に注意してほしいことについてお話をしたいと思います。
高校選びの際には、高校卒業時の大学進学や企業への就職の実績などを見て選んだり、学校の校風などを見て選んだりすることも多いと思いますが、「高校に入ったらこの部活で頑張りたい」と思って部活を基準に高校を選ぶ人も少なくないのではないかと思います。
「この部活で頑張りたい」という思いで高校選びをしている中学生のみなさんは、その高校の部活の状況をしっかり調べて志望校を決めるようにしてほしいと思います。
そのような下調べを怠って失敗した例をご紹介します。
参議院議員の山本太郎さんが24歳以下の若い人々からの人生相談に答えている動画がこれです。
【夏休み人生相談】「ヤマモトGPTを使ってみな」
山本太郎さんは、小学校を卒業する際に中高一貫校を受験したのですが、小学校の時にやっていた硬式テニスを中学・高校の部活でもやりたいと考えて、箕面自由学園中学校・高校の入学試験を受けて、合格し、進学したのだそうです。
箕面自由学園中学校・高校の「入学案内」のパンフレットの航空写真には、校舎とともに綺麗なハードコート(硬式テニス用のテニスコート)が写っていて、それを見て「自分の青春はテニス部に捧げる」という気持ちで箕面自由学園中学校に入学したところ、実は写真に写っていたハードコートは隣の団地のテニスコートで、箕面自由学園中学校には硬式テニス部はなく、あるのは軟式テニス部だけだったということが分かり、入学後にそのことを知った山本太郎さんは、愕然とします。
仕方なく山本太郎さんはサッカー部に入部したものの、次第に部活をサボるようになり、結局、サッカー部を退部することになります。
その後、山本太郎さんは箕面自由学園高校に進学し、高校1年生の時に「アジャコング&戸塚ヨットスクールズ」というダンスユニットを結成して『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』という人気テレビ番組の「高校生制服対抗ダンス甲子園」というコーナーに出演して、それがきっかけで芸能界デビュー(高校は中退)、さらに芸能人から政治家に転身して、現在は参議院議員として「れいわ新選組」という国政政党の代表を務めておられます。
山本太郎さんの話は、今と違ってオープンスクール等の開催が一般的ではなかった30年以上前の話ではありますが、今の時代においても、進学先の部活の活動状況を確認しておくことは重要です。
自分がやりたい部活について「部活の有無」を確認しておくことは大切ですが、それだけではなく、「実際の活動状況」について確認しておかないと、場合によっては「顧問の先生がいないので休部中」となっているようなこともあるので、実際に部活がやれるのか、きちんと確認しておくべきです。
高校進学においては、野球やサッカーなどの部活強豪校に進学する人も一定の割合でいます。
当教室の卒業生でも、県外のサッカー強豪校に進学した生徒がいて、長期休暇で帰省した時に教室を訪ねてきて、近況報告してくれたことがあります。
「俺、自分で『サッカー上手い』って思ってたけど、高校行ったら、もっと上手い奴がいっぱいいた。今はまだ二軍だけど、一軍に上がれるように頑張る。」と、彼は言っていました。
私からは「頑張れよ!」ということぐらいしか言ってあげることができませんが、実際に高校に進学して、いろいろな経験をしているんだなぁ、というふうに感じます。
そういったことも含めて、部活で進学といっても、進学後にまたいろいろなことがあるわけで、やはり、よく調べて、よく考えて、自分が納得できる進学先を選ぶことが大切なのではないでしょうか。