城南コベッツ反町教室

Tel:045-620-3912

  • 〒221-0841 神奈川県横浜市神奈川区松本町2丁目20-6 反町旭ビル 2階
  • 東急東横線/反町駅 徒歩4分 横浜市営地下鉄/三ッ沢下町駅 徒歩8分

受付時間:14:00~21:30/日祝休

  • 1対1個別指導
  • 1対2個別指導
  • オンライン個別指導
  • みんなの速読
  • 総合型・学校推薦型選抜対策
  • ジュニア個別指導
  • デキタス
  • プログラミング

反町教室のメッセージ

月食

2021.11.19

こんにちは。城南コベッツ反町教室・東前です。

今日は月食ですね。本当に欠けているのか、生徒さんと一緒に先ほど外で確認してきました。私が確認しなくても、欠けるんですけどね(笑)。

月食の仕組みはあちこちのウェブサイトにあがっているので、ここでは書きません。昔の人が月食をどのように見てたのかを書きたいと思います。

日本ではその昔、月食は忌み嫌われていました。日食も同じですね。天変地異の前触れともされていました。

例えば、天皇は日食・月食の日には御簾を下げて日食や月食の光を当ててはならないとされていたそうです。天皇だけでなく、普通の人も見てはいけないという風習があったりして、見て穢れてしまった場合は「日本酒や塩を入れたお風呂に入る」や「神社に参拝する」などの方法で穢れを祓ったそうです。

実際の記録としては「古事記」に以下のような記述があります。

「皇極天皇二年五月十六日 月蝕えたり」

現在の暦になおすと、西暦643年6月8日になるようです。また、中世になると、鎌倉時代の歴史書である「吾妻鏡」や九条兼実の日記の「玉葉」にも記述が出てきます。もちろん、月食は忌み嫌うべき対象となっていて、九条兼実の場合は、「一字金輪法」や「愛染王法」という禍除けの密教の修法を行い、月を絶対に見なかったそうです。

ちなみに、海外では、月食を王様への攻撃だと考えたり、月が病気になっていると考えたり、といったこともあったようです。

科学の進歩は、安心も与えているということですね。


-----------------------------------------------------------------------------------------------------
無料体験授業の申し込み、資料請求は045-620-3912までお電話ください。